サイト、リスト、またはドキュメント ライブラリをインポートする (Search Server 2010)
適用先: Search Server 2010
トピックの最終更新日: 2010-02-18
項目を復元する方法、または項目を 1 つのファームから別のファームに移動またはコピーする方法としてインポートを使用できます。検索センター サイトなどのサイトは、現在のファームのバックアップ、別のファームのバックアップ、または読み取り専用のコンテンツ データベースからインポートできます。読み取り専用のコンテンツ データベースからインポートするには、まずその読み取り専用データベースを接続する必要があります。詳細については、「読み取り専用のコンテンツ データベースを接続および復元する (Search Server 2010)」を参照してください。
サイト、リスト、またはドキュメント ライブラリのエクスポートには、Windows PowerShell またはサーバーの全体管理を使用できますが、サイト、リスト、またはドキュメント ライブラリのインポートには、Windows PowerShell のみを使用できます。サイト、リスト、またはライブラリのエクスポート方法については、「サイト、リスト、またはドキュメント ライブラリをエクスポートする (Search Server 2010)」を参照してください。
重要
Microsoft Search Server の 1 つのバージョンから Search Server の別のバージョンにエクスポートされたサイト、リスト、またはドキュメント ライブラリはインポートできません。
サイト、リスト、またはドキュメント ライブラリをインポートする
Windows PowerShell を使用して、サイト、リスト、またはドキュメント ライブラリを手動でインポートしたり、スクリプトの一部に組み込んで定期的に実行したりできます。
Windows PowerShell を使用してサイト、リスト、またはドキュメント ライブラリをインポートするには
次の最小要件を満たしていることを確認します。Add-SPShellAdmin を参照してください。
SharePoint 2010 管理シェルで、Windows PowerShell コマンド プロンプトに次のコマンドを入力します。
Import-SPWeb -Identity <ID> -Path <FileName> -Verbose -Force -NoFileCompression
ここで、
<ID> は、サイト、リスト、またはライブラリの URL または GUID です。
<FileName> は、サイトのインポート元のファイルの汎用名前付け規則 (UNC) パスと名前です。
このコマンドでは、Force パラメーターを使用しているため、指定したサイトが上書きされます。NoFileCompression パラメーターを使用すると、エクスポートおよびインポート プロセス中のリソースの使用率を最大で 30% 削減できます。サーバーの全体管理からエクスポートしたサイト、リスト、またはドキュメント ライブラリをインポートする場合や、Windows PowerShell を使用してサイト、リスト、またはドキュメント ライブラリをエクスポートし、NoFileCompression パラメーターを Export-SPWeb コマンドレットで使用しなかった場合は、このパラメーターを Import-SPWeb コマンドレットで使用できません。
注意
Import-SPWeb コマンドレットに、エクスポート ファイル内の項目のサブセットをインポートする機能はありません。したがって、インポート操作では、ファイルからすべてがインポートされます。
詳細については、「Import-SPWeb」を参照してください。
Verbose パラメーターを使用していない場合、操作が正常に終了したときには、コマンド プロンプト ウィンドウにメッセージは表示されません。ジョブが正常に終了しなかったときには、コマンド プロンプト ウィンドウに次のようなエラー メッセージが表示されます。
Import-SPWeb: <エラー メッセージ>. 行: <行> 桁:<桁> + import-spweb <<<< < パラメーター>
エラーや警告が出力された場合、または操作が正常に完了しなかった場合は、<ファイル名>.import.log ファイルを確認します。