Set-SPEnterpriseSearchServiceApplication
適用先: SharePoint Server 2010
トピックの最終更新日: 2015-03-09
ファームの検索サービス アプリケーションのプロパティを設定します。
Syntax
Set-SPEnterpriseSearchServiceApplication [-Identity] <SearchServiceApplicationPipeBind> [-AdminApplicationPool <SPIisWebServiceApplicationPoolPipeBind>] [-ApplicationPool <SPIisWebServiceApplicationPoolPipeBind>] [-AssignmentCollection <SPAssignmentCollection>] [-Confirm [<SwitchParameter>]] [-DatabaseName <String>] [-DatabasePassword <SecureString>] [-DatabaseServer <String>] [-DatabaseUsername <String>] [-DefaultContentAccessAccountName <String>] [-DefaultContentAccessAccountPassword <SecureString>] [-DefaultSearchProvider <Nullable>] [-DiacriticSensitive <String>] [-FailoverDatabaseServer <String>] [-VerboseQueryMonitoring <String>] [-WhatIf [<SwitchParameter>]]
詳細説明
Set-SPEnterpriseSearchServiceApplication コマンドレットでは、検索サービス アプリケーションのプロパティを更新します。SPEnterpriseSearchServiceApplication は、検索用にインデックス付けされたコンテンツやプロパティの集合体で、グローバル検索のプロパティを設定する際のアンカー クラスになります。検索アプリケーションには、複数の検索サービス アプリケーションを含めることができます。
権限の詳細と、検索コマンドレットの最新情報については、https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=163185 にあるドキュメントを参照してください。
Parameters
パラメーター | 必須/省略可 | 型 | 説明 |
---|---|---|---|
Identity |
必須 |
Microsoft.Office.Server.Search.Cmdlet.SearchServiceApplicationPipeBind |
更新する検索サービス アプリケーションを指定します。 この型は、12345678-90ab-cdef-1234-567890bcdefgh という形式の有効な GUID であるか、検索アプリケーションの有効な名前 (SearchApp1 など) であるか、有効な SearchServiceApplication オブジェクト インスタンスであることが必要です。 |
AdminApplicationPool |
省略可 |
Microsoft.SharePoint.PowerShell.SPIisWebServiceApplicationPoolPipeBind |
検索サービス アプリケーションの管理 Web サービスのアプリケーション プールを指定します。 この型は、12345678-90ab-cdef-1234-567890bcdefgh という形式の有効な GUID であるか、アプリケーション プールの有効な名前 (AdminAppPool1 など) であるか、有効な IISWebServiceApplicationPool オブジェクト インスタンスであることが必要です。 |
ApplicationPool |
Microsoft.SharePoint.PowerShell.SPIisWebServiceApplicationPoolPipeBind |
検索サービス アプリケーションのアプリケーション プールを指定します。 この型は、12345678-90ab-cdef-1234-567890bcdefgh という形式の有効な GUID であるか、アプリケーション プールの有効な名前 (AppPool1 など) であるか、有効な IISWebServiceApplicationPool オブジェクト インスタンスであることが必要です。 |
|
AssignmentCollection |
省略可 |
Microsoft.SharePoint.PowerShell.SPAssignmentCollection |
適切な破棄を行うためにオブジェクトを管理します。SPWeb や SPSite などのオブジェクトの使用によって大量のメモリが使用される場合があるので、Windows PowerShell スクリプトでこれらのオブジェクトを使用するには適切なメモリ管理が必要です。メモリの解放が必要になった場合は、SPAssignment オブジェクトを使用して、変数へのオブジェクトの割り当てとオブジェクトの破棄を行うことができます。割り当てコレクションまたは Global パラメーターが使用されていない場合、SPWeb、SPSite、または SPSiteAdministration オブジェクトが使用されていると、オブジェクトは自動的に破棄されます。 注意 Global パラメーターが使用されている場合は、オブジェクトはすべてグローバル ストアに格納されます。Stop-SPAssignment コマンドを使用してオブジェクトの使用または破棄を直接行わないと、メモリ不足のシナリオになる場合があります。 |
Confirm |
省略可 |
System.Management.Automation.SwitchParameter |
コマンドを実行する前に、確認のメッセージを表示します。詳細を表示するには、「get-help about_commonparameters」と入力します。 |
DatabaseName |
省略可 |
System.String |
Web サービス管理データベースの名前を指定します。 この型は、SQL Server データベースの有効な名前 (WebAdminDB1 など) であることが必要です。 |
DatabasePassword |
省略可 |
System.String |
SQL Server 上の Web サービス管理データベースにアクセスするために使用するユーザー ID のパスワードを指定します。 この型は有効なパスワードであることが必要です。 |
DatabaseServer |
省略可 |
System.String |
Web サービス管理データベースのホスト サーバーの名前を指定します。 この型は、有効な SQL Server ホスト名 (SQLServerHost1 など) であることが必要です。 |
DatabaseUsername |
省略可 |
System.String |
Web サービス管理データベースにアクセスするために使用するユーザー ID を指定します。 この型は、有効なユーザー名 (WebAdminUserDB1 など) であることが必要です。 |
DefaultContentAccessAccountName |
省略可 |
System.String |
コンテンツにアクセスするために使用するアカウント ID を指定します。 この型は、有効なユーザー名 (ContentAccessUser1 など) であることが必要です。 |
DefaultContentAccessAccountPassword |
省略可 |
System.Security.SecureString |
コンテンツ アクセス アカウントのパスワードを指定します。 この型は有効なパスワードであることが必要です。 |
DefaultSearchProvider |
省略可 |
System.Nullable |
このアプリケーションで使用する検索アプリケーションの種類を指定します。 0: 既定値 1: SharePoint Search 2: 拡張検索 |
DiacriticSensitive |
省略可 |
System.String |
検索アプリケーションで分音記号 (ä など) が反映されるように指定します。 |
FailoverDatabaseServer |
省略可 |
System.String |
フェールオーバー データベース サーバーのホスト SQL インスタンスの名前を指定します。 この型は、有効な SQL Server インスタンスの名前 (SQLServerHost1 など) であることが必要です。 |
VerboseQueryMonitoring |
省略可 |
System.String |
詳細なクエリ監視を有効にします。既定値は False です。 この型は、True、False など、ブール値にキャストできる文字列であることが必要です。 |
WhatIf |
省略可 |
System.Management.Automation.SwitchParameter |
コマンドを実行する代わりに、コマンドの実行結果を説明するメッセージを表示します。詳細を表示するには、「get-help about_commonparameters」と入力します。 |
入力値の型
戻り値の型
Example
------------------ 例 ------------------
Set-SPEnterpriseSearchServiceApplication -Identity MySSA -VerboseQueryMonitoring True
この例では、MySSA
という検索サービス アプリケーションでクエリの詳細なログ記録を有効にします。