Workflow-eventdelivery-batchsize : Stsadm プロパティ (Office SharePoint Server)

説明

1 つのワークフロー インスタンスに送信されるイベントのページング サイズを指定します。1 回の要求ごとに、一度に 100 個のイベントが送出されます。

バッチ サイズは、1 つのワークフロー インスタンスで処理するイベント数です。同時に多数のイベントをキューに入れておくことができます。絞り込み設定は、バッチ サイズよりも優先されます。また、すべてのフロントエンド Web サーバーで実行されているインスタンスが多すぎてワークフロー インスタンスを開始または再開できない場合は、バッチ サイズに関係なく、イベントは 1 つもフェッチされません。

構文

stsadm -o setproperty

-propertyname workflow-eventdelivery-batchsize

-propertyvalue <有効な整数>

[-url] <https://server_name>

getproperty 操作の構文は次のとおりです。

stsadm -o getproperty

**   propertyname workflow-eventdelivery-batchsize**

[-url] <https://server_name>

注意

-propertyname の代わりに -pn を、-propertyvalue の代わりに -pv を使用できます。

以下の表に使用できる値を示します。

名前

propertyname

プロパティの名前を取得または設定します。

propertyvalue

有効な整数。たとえば、キューに 200 個のジョブがあり、この値が 100 に設定されている場合、先頭から 100 個のジョブのみがタイマ サービスによって実行されます。

既定値は 100 です。

注意

workflow-eventdelivery-throttle の数に到達すると、絞り込みの対象となったアイテムはすべてキューに戻されます。

url

通常は、Web アプリケーションの URL のパス (形式は http://*server_name*)。

タイマ サービスによって処理されるワークフロー ジョブの数を 125 に設定するには、次の構文を使用します。

stsadm -o setproperty -pn workflow-eventdelivery-batchsize -pv "125"

workflow-eventdelivery-batchsize プロパティの現在の設定を表示するには、次の構文を使用します。

stsadm -o getproperty -pn workflow-eventdelivery-batchsize