ディスカッション掲示板の電子メール設定を有効にして構成する
この手順を実行すると、Microsoft Office SharePoint Server 2007 ディスカッション掲示板で電子メール メッセージを受信できます。
リストまたはライブラリの受信メール サポートを有効にするか、または構成するには、そのリストまたはライブラリでのリストの管理権限が必要です。既定では、リストの管理権限は <サイト名> Owners SharePoint グループに付与されます。
重要
すべての送信者からの電子メール メッセージをアーカイブすると、認証されていないユーザーを含むすべてのユーザーがライブラリに書き込みを行うことができます。セキュリティ上に潜在的なリスクが発生するため、このオプションを構成する前に、慎重に検討する必要があります。
リストまたはライブラリでは、管理者の設定方法に応じて、電子メール アイテムを送信できるユーザーが制限される場合があります。たとえば、リストまたはライブラリでは、サイトのメンバであるユーザーからのアイテムだけを受け取ったり、追加の制限が設定されたりする場合があります。詳細については、サイトの所有者または管理者に確認してください。
この手順を実行する前に、次の点を確認してください。
- SharePoint サーバーの全体管理 Web サイトで受信メール サポートを有効にしていること。サーバーの全体管理で受信メール サポートが有効でない場合は、[受信メールの設定] リンクを使用できません。受信メール サポートを有効にするには、サーバーの全体管理 Web サイトの Administrators グループのメンバである必要があります。受信メール サポートを有効にするには、「受信メールの設定を構成する (Office SharePoint Server)」を参照してください。
この手順を完了するには、<サイト名> Owners SharePoint グループのメンバであることが最低限必要です。
ディスカッション掲示板の電子メール設定を有効にして構成する
ディスカッション掲示板に対して電子メールの設定を有効にして構成し、SharePoint ディスカッション掲示板で電子メール メッセージを受信するには、次の手順を使用します。
ディスカッション掲示板の電子メール設定を有効にして構成する
以下のどちらかの方法を使用して、電子メール メッセージを受信するサイトを開きます。
Internet Explorer で、サイトの URL を入力します。
サイト コレクションの表示ページで、表示するサイト コレクションをクリックします。
ホーム ページの左側のナビゲーション ウィンドウで、[すべてのサイト コンテンツの表示] をクリックします。
[ディスカッション掲示板] セクションで、作成したディスカッション掲示板の名前をクリックし、電子メールの設定を有効にして構成するディスカッション掲示板を開きます。
[設定] をクリックし、[リストの設定] をクリックします。
[通信] セクションで、[受信メールの設定] をクリックします。
[電子メール] セクションで [はい] を選択して、このリストでの電子メール メッセージの受信を有効にし、このサイトへの電子メール メッセージの送信に使用するエイリアスを入力します。
[電子メールの添付ファイル] セクションで、このリストで電子メールの添付ファイルをアーカイブするかどうかを選択します。
注意
[いいえ] を選択した場合は、電子メールの添付ファイルが破棄されます。
[電子メール メッセージ] セクションで、元の電子メール メッセージをこのリストに保存するかどうかを選択します。
注意
[はい] を選択した場合は、元の電子メール メッセージが添付ファイルとして保存されます。
[電子メールによる会議への招待] セクションで、電子メール メッセージとして送信された会議への招待をこのリストに保存するかどうかを選択します。
注意
[はい] を選択すると、会議への招待をディスカッション掲示板に保存できます。電子メール ハンドラは電子メール メッセージが送信された他のリストを認識しないので、予定表の電子メール アドレスとディスカッション掲示板の電子メール アドレスの両方に、会議への招待を送信できることに注意してください。このようにすると、予定表とディスカッション掲示板の両方に会議出席依頼が表示されます。
[電子メール セキュリティ] セクションで、リストに書き込み可能なサイトのメンバからの電子メール メッセージのみを保存するか、電子メール メッセージの送信者に関係なくすべての電子メール メッセージを受け入れるかを選択します。
重要
すべての送信者からの電子メール メッセージをアーカイブすると、認証されていないユーザーを含むすべてのユーザーがライブラリに書き込みを行うことができます。セキュリティ上に潜在的なリスクが発生するため、このオプションを構成する前に、慎重に検討する必要があります。
[OK] をクリックして、設定の変更を保存します。
関連項目
概念
ポータル サイトへの接続を構成する
サイト、リスト、またはライブラリの受信メールを構成する
マスタ サイト ディレクトリの設定を管理する (Office SharePoint Server)
その他のリソース
Introduction to incoming e-mail (英語)
Demo: Configure a SharePoint Server 2007 site to receive e-mail (英語)