章の概要 : エンドツーエンドの展開シナリオ (Windows SharePoint Services)
この章では、1 台のコンピュータまたは単純なサーバー ファームを対象に、Windows SharePoint Services 3.0 をエンドツーエンドのソリューションとして展開するための情報を提供し、その手順を示します。この章では、より複雑な展開については説明しません。大規模なサーバー ファーム内で Windows SharePoint Services 3.0 を展開することの詳細については、「サーバー ファーム環境に Windows SharePoint Services 3.0 を展開する」を参照してください。
この章には次の記事が含まれます。
「スタンドアロン コンピュータに Windows SharePoint Services 3.0 をインストールする」では、1 台のサーバー コンピュータに Windows SharePoint Services 3.0 をインストールする方法について説明します。グループ作業、ドキュメント管理、検索などの Windows SharePoint Services 3.0 の機能を評価する場合は、スタンドアロン構成が便利です。小数の Web サイトを展開する予定で、管理のオーバーヘッドを最小限したい場合にも、スタンドアロン構成が役立ちます。
「単純なサーバー ファームに展開する (Windows SharePoint Services)」では、サーバー ファーム環境で Windows SharePoint Services 3.0 のクリーン インストールを行う方法について説明します。多数のサイトをホストする場合、最大限のパフォーマンスを必要とする場合、または多階層のトポロジの拡張性を必要とする場合は、サーバー ファーム環境で展開できます。サーバー ファームは、Windows SharePoint Services 3.0 アプリケーションの実行専用の 1 台以上のサーバーから構成されます。
「DBA が作成するデータベースを使用して展開する (Windows SharePoint Services)」では、データベース管理者がデータベースを作成して管理する環境で Windows SharePoint Services 3.0 を展開する方法について説明します。この記事では、データベース管理者 (DBA) がこれらのデータベースを作成できる方法と、ファーム管理者がそれらのデータベースを構成する方法について説明します。展開には、必要なすべてのデータベースと 1 つのポータル サイトが含まれます。
Windows Server 2008 オペレーティング システムに単純なファームを展開するでは、新しい Windows Server 2008 オペレーティング システム上で Service Pack 1 (SP1) とともに Windows SharePoint Services 3.0 を展開する方法を説明します。SP1 またはそれ以降の Windows SharePoint Services 3.0 だけが Windows Server 2008 にインストールできます。多数のサイトをホストする場合、最大限のパフォーマンスを必要とする場合、または多階層のトポロジの拡張性を必要とする場合は、サーバー ファーム環境で展開できます。サーバー ファームは、Windows SharePoint Services 3.0 アプリケーション実行専用の 1 台以上のサーバーで構成されます。
Windows Server 2008 にスタンドアロン サーバーをインストールする (Windows SharePoint Services)では、Windows SharePoint Services 3.0 の Service Pack 1 (SP1) を新しい Windows Server 2008 オペレーティング システムにインストールする方法を説明します。SP1 またはそれ以降の Windows SharePoint Services 3.0 だけが Windows Server 2008 にインストールできます。グループ作業、ドキュメント管理、検索などの Windows SharePoint Services 3.0 の機能を評価する場合は、スタンドアロン構成が便利です。少数の Web サイトを展開する予定で、管理のオーバーヘッドを最小限したい場合にも、スタンドアロン構成が役立ちます。
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入手可能なブックの一覧については、「Windows SharePoint Services のダウンロード可能なブック」を参照してください。