アップグレード後にコンテンツまたはサイトを移行する (Windows SharePoint Services)
この記事の内容 :
インポート/エクスポートを使用してコンテンツを移行する
バックアップ/復元を使用してサイト コレクションを移行する
アップグレード プロセスの完了後は、必要に応じ、新しい環境に合わせてコンテンツまたはサイトを再配布できます。最も簡単なのは、ユーザーが何度もサービス停止を経験しなくても済むように、ユーザーにサイトを再公開する前にコンテンツまたはサイトを移動することです。
コンテンツ データベース間でサイトを再配布する場合は、以下のいずれかの方法を使用します。
インポート/エクスポート サブサイトを別のサイト コレクション内に移動したり、サイト コレクション全体を別のデータベースまたは Web アプリケーションに移動したりするには、この方法を使用します。インポート/エクスポートを使用すると、インポート時にセキュリティ設定を含めるかどうかを選択できます。この方法を使用してコンテンツを移行するには、Stsadm コマンドライン ツールでインポートおよびエクスポート操作を使用します。
注意
エクスポートしたサイトと同じ言語を使用しているサイト コレクションにのみ、サイトをインポートできます。
バックアップ/復元 サイト コレクション全体を別のデータベースまたは Web アプリケーションに移動するには、この方法を使用します。この方法を使用してコンテンツを移行するには、Stsadm コマンドライン ツールでバックアップおよび復元操作を使用します。
コンテンツ移行 API (アプリケーション プログラミング インターフェイス) サイト間でデータの小規模なセットを (リストまたはアイテム レベルに) 移動するには、この方法を使用します。コンテンツ移行 API の使用の詳細については、Windows SharePoint Services 3.0 SDK へようこそ (https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=76000&clcid=0x411) を参照してください。
インポート/エクスポートを使用してコンテンツを移行する
インポート/エクスポート機能は新しいコンテンツ移行 API に基づいています。インポート/エクスポートを使用すると、サブサイトまたはサイト コレクション全体を移行でき、既存のサイト コレクションにサブサイトをインポートできます。以前のバージョンの Smigrate.exe ユーティリティと同様に、インポート/エクスポートを使用するには、インポートするサイトが既に存在している必要があります。インポート/エクスポートでは、ごみ箱の状態、警告などの一部のサイト設定は対象とならない点に注意してください。
注意
エクスポートしたサイトと同じ言語を使用しているサイト コレクションにのみ、サイトをインポートできます。
インポート/エクスポートを使用してサイトまたはサイト コレクションを移行する方法については、「Stsadm のインポート操作およびエクスポート操作を使用してコンテンツをアーカイブおよび取得する (Windows SharePoint Server 3.0)」を参照してください。
インポートおよびエクスポートの使用方法の詳細については、「Stsadm コマンドライン ツール (Windows SharePoint Services)」を参照してください。
バックアップ/復元を使用してサイト コレクションを移行する
サイト コレクション全体を移行する場合は、Stsadm コマンドライン ツールでバックアップおよび復元操作を使用します。まず、移動するサイト コレクションをバックアップし、そのサイト コレクションを現在のデータベースから削除して、データベースをオフラインにします。次に、サイト コレクションを新しい URL に復元します。新しい場所にサイト コレクションが存在しないことを確認してください。サイト コレクションが既に存在する場合、復元操作は失敗します。
注意
目的の場所にサイト コレクションが存在し、それを上書きする場合は、復元操作で overwrite パラメータを使用します。
バックアップ/復元を使用してサイト コレクションを移行する方法については、「組み込みツールを使用してサイト コレクションをバックアップおよび復元する (Windows SharePoint Services 3.0)」を参照してください。
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使用できるすべてのブックの一覧については、「Windows SharePoint Services のダウンロード可能なブック」を参照してください。