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イベント ID 7035 (Windows SharePoint Services 正常モデル)

エラー

Web サイトをバックアップすると、サイトのコンテンツ データベース (サイト内の全ページ、ドキュメント ライブラリ内のファイル、リストに添付されているファイル、セキュリティと権限の設定、機能の設定など) がバックアップされます。 バックアップ処理を実行すると、これらのデータすべてを含む 1 つのファイルが作成されます。 復元処理では、このファイルを使用してサイトのコンテンツ データベースが復元されます。バックアップと復元の詳細については、TechNet の「Windows SharePoint Services 3.0 テクノロジのバックアップと復旧を管理する」(https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc288019.aspx) を参照してください。

イベントの詳細

製品 :

Windows SharePoint Services

ID:

7035

ソース :

Windows SharePoint Services 3

バージョン :

12.0

シンボリック名 :

ULSEvtTag_7035

メッセージ :

同じアイテムが既にバックアップまたは復元の処理中です。この処理の状況を確認するには、管理サイトの [バックアップと復元のジョブ状態] ページに移動します。

解決

前のバックアップ タイマ ジョブを削除し、バックアップを再開

前のバックアップ、または復元ジョブを実行中のため、Windows SharePoint Services 3.0 はバックアップを完了できませんでした。

前のジョブをチェックし、中断されたか、または実行中でない場合は削除し、バックアップ操作を再試行します。

これらのタスクを実行するには、SharePoint Administrators グループのメンバである必要があります。

アイテムに対して、前のバックアップ タイマ ジョブが実行されているかをチェックするには次のようにします。

  1. サーバーの全体管理の左側のナビゲーション ウィンドウで、[サーバー構成の管理] をクリックします。

  2. [サーバー構成の管理] ページの [バックアップと復元] セクションで、[バックアップと復元のジョブ状態] をクリックします。

  3. [バックアップと復元のジョブ状態] ページで、表示するバックアップの名前をクリックします。

  4. そのジョブが現在、実行中の場合、ジョブを削除するか、完了するまで待つ必要があります。

前のバックアップ タイマ ジョブを削除するには、次のようにします。

  1. サーバーの全体管理で、左のサイド メニューにある [サーバー構成の管理] をクリックします。

  2. [サーバー構成の管理] ページの [グローバル構成] で、[タイマ ジョブの定義] をクリックします。

  3. [タイマ ジョブの定義] ページで、削除するバックアップ、または復元ジョブの名前をクリックします。

  4. [タイマ ジョブの編集] ページで、[削除] をクリックします。

確認

バックアップが正常に完了できることを確認します。このタスクを実行するには、SharePoint Administrators グループのメンバである必要があります。

バックアップが正常に完了できるかどうかを確認するには

  1. 重要 : 対象の場所のドライブに、バックアップのための空き容量が十分にあることを確認してください。

  2. サーバーの全体管理の左側のナビゲーション ウィンドウで、[サーバー構成の管理] をクリックします。

  3. [サーバー構成の管理] ページの [バックアップと復元] セクションで、[バックアップの実行] をクリックします。

  4. [バックアップするコンポーネントの選択] ページで、ファームや個別のサイトなど、バックアップするコンポーネントを選択します。バックアップ ジョブをテストするには、サイトまたはより小さいコンポーネントを選択します。

  5. バックアップするコンポーネントをすべて選択したら、[バックアップ オプション] をクリックします。

  6. [バックアップの開始] ページの [バックアップ ファイルの場所] セクションで、バックアップ フォルダの UNC パスを入力します。

  7. [OK] をクリックします。

  8. [更新] をクリックすると、バックアップの状態を示すページでバックアップ ジョブの状態を確認できます。 ページは 30 秒ごとに自動的に更新されます。 バックアップと復元は Timer Service ジョブなので、バックアップが開始されるまでに数秒かかる場合があります。

  9. エラーが表示された場合は、前に指定した UNC パスにある spbackup.log ファイルを表示すると、詳細情報を確認できます。

ログ ファイル フォルダの場所を検出するには

  1. サーバーの全体管理の左側のナビゲーション ウィンドウで、[サーバー構成の管理] をクリックします。

  2. [ログおよびレポートの作成] セクションで、[診断ログ] をクリックします。

  3. [診断ログ] ページの [トレース ログ] セクションで、[パス] ボックスにログ ファイルのパスが表示されます。

関連する管理情報

バックアップと復元 (正常性モデル)

Windows SharePoint Services 3.0 正常性モデル