共有範囲の範囲ルールを追加する (Office SharePoint Server 2007)
この手順を使用して、既存の共有範囲に範囲ルールを追加します。共有範囲に含まれるコンテンツを定義するには、少なくとも 1 つの範囲ルールを追加する必要があります。
重要
以下の手順を実行するには、関連する共有サービス プロバイダ (SSP) (たとえば、SharedServices1) の Search サービス管理者である必要があります。詳細については、「セキュリティ ロールを計画する (Office SharePoint Server)」を参照してください。
さらに、サーバーの全体管理サイトの管理権限を持っている場合は、手順 1. 以降の説明に従って操作します。サーバーの全体管理サイトの管理権限がない場合は、共有サービス管理サイト (http://<ホスト:ポート>**/ssp/admin/default.asp) に移動し、手順 2. 以降の説明に従って操作します。
範囲ルールを共有範囲に追加するには
範囲ルールを共有範囲に追加する
SharePoint サーバーの全体管理サイトのサイド リンク バーにある [共有サービス管理] グループで、SSP (SharedServices1 など) をクリックします。共有サービス管理者のユーザー名およびパスワードの入力を求めるメッセージが表示されたら、ユーザー名とパスワードを入力します。
[共有サービス管理] ページの [検索] セクションで、[検索の設定] をクリックします。[検索設定の構成] ページの [範囲] セクションで、[範囲の表示] をクリックします。
[範囲の表示] ページに、SSP の既存の共有範囲およびローカルの範囲が表示されます。
[範囲の表示] ページで、範囲ルールを追加する共有範囲をポイントし、表示される矢印をクリックします。表示されたメニューから [プロパティとルールの編集] を選択します。
[範囲のプロパティとルール] ページの [ルール] セクションで、[新しいルール] をクリックします。
注意
共有範囲に範囲ルールがない場合、[更新状態] は、[なし - ルールの追加] として表示されます。[ルールの追加] をクリックすると、最初の範囲ルールを追加できます。
[範囲ルールの追加] ページの [範囲ルールの種類] セクションで、以下のいずれかの範囲ルールの種類を選択し、この検索範囲に含める必要なコンテンツのサブセットを検索インデックスから特定します。
[Web アドレス (http://<サーバー>/<サイト>)]。[Web アドレス] セクションで、以下のいずれかを選択します。
[フォルダ] - 関連するテキスト ボックスにフォルダの URL を入力します (http://<サイト>/<サブサイト>/<フォルダ> など)。範囲ルールはフォルダとそのサブフォルダ内のアイテムに適用されます。
[ホスト名] - 関連するテキスト ボックスにホスト名を入力します。範囲ルールは、ホスト内のどのアイテムにも適用されます。
[ドメインまたはサブドメイン] - 関連するテキスト ボックスにドメインまたはサブドメインを入力します (widgets.msn.com など)。範囲ルールは、ドメインまたはサブドメインのどのアイテムにも適用されます。
[プロパティ クエリ (作成者 = John Doe)]。[プロパティ クエリ] セクションの [プロパティ制限の追加] ボックスの一覧で使用可能なプロパティのいずれかを選択し、その下のボックスに選択したプロパティの値を入力します。複数のプロパティまたは値を適用するには、プロパティまたは値の設定ごとに個別の範囲ルールを定義します。
注意
追加の管理プロパティを範囲で使用できるようにするには、この SSP の [検索管理] ページに移動し、[クエリと結果] で [メタデータのプロパティ] をクリックします。次に、メタデータのマッピング ページで必要なプロパティをクリックします。そして、[管理プロパティの編集] ページの [範囲で使用] セクションで、[範囲内でこのプロパティを使用できるようにする] を選択します。
[コンテンツ ソース]。[コンテンツ ソース] セクションで、使用可能なソースのいずれかを一覧から選択します。
[すべてのコンテンツ]。インデックス内のすべてのコンテンツがこの種類の範囲ルールに含められます。
[すべてのコンテンツ] を選択しなかった場合は、特定したコンテンツ サブセットを、選択した範囲ルールの種類に対してどのように動作させるかを指定する必要があります。[動作] セクションで、以下のいずれかを選択します。
[包含]。この範囲ルールに一致する項目は、他の ([必須] または [除外]) 範囲ルールの種類によって除外されない限り、検索範囲に含められます。既定では、[包含] が選択されています。
[必須]。他の範囲ルールの項目が検索結果に含まれるようにするには、その項目が、この範囲ルールの項目と一致する必要があります。
[除外]。この範囲ルールに一致する項目は、他の範囲ルールと一致する場合でも、常に検索範囲から除外されます。
注意
範囲に範囲ルールが 1 つしか含まれていない場合、動作として設定できるのは [包含] だけです。[必須] および [除外] は、範囲に複数の範囲ルールがある場合にのみ適用できます。
[OK] をクリックして変更を保存します。
注意
範囲の [更新状態] が [新しい範囲] に設定されます。予定されている次の更新が完了すると、[更新状態] は [準備完了] に変更されます。[検索管理] サイトで強制的に更新を行うには、[今すぐ更新を開始] をクリックします。
関連項目
概念
共有範囲を管理する (Office SharePoint Server 2007)
検索範囲を定義する (Office SharePoint Server)
共有範囲を作成する (Office SharePoint Server 2007)
共有範囲の範囲ルールを編集する (Office SharePoint Server 2007)
共有範囲を削除する (Office SharePoint Server 2007)