ワークフロー関連付けを追加する (SharePoint Foundation 2010)
適用先: SharePoint Foundation 2010
ワークフローの追加は、ワークフローをリスト、ドキュメント ライブラリ、サイト コンテンツ タイプ、またはサイトに関連付けることによって行います。
この記事の内容
ワークフローをリストまたはドキュメント ライブラリに関連付ける
ワークフローをリストまたはライブラリ コンテンツ タイプに関連付ける
ワークフローをサイト コンテンツ タイプに関連付ける
フィーチャー パッケージのワークフローをサイトに関連付ける
はじめに
ワークフロー関連付けを追加するときに、選択したワークフローで使用するタスク リストと履歴リストを割り当てます。既定のタスク リストを使用するか、別の既存のタスク リストを選択するか、または新しいタスク リストを作成できます。ワークフロー参加者は、サイト コレクションのサイド リンク バーにある [タスク] リストの [自分のタスク] ビューを使用して、自分のワークフローのタスクを簡単に検索して表示できます。
.gif "セキュリティ メモ") Security Note |
|---|
| このワークフローのタスクで、既定のタスク リストとは区別する必要がある機密データが表示される場合は、新しいタスク リストを作成してください。 |
SharePoint リストのサイズが大きくなると、サイトのパフォーマンスが悪影響を受ける可能性があります。多くのワークフローを必要とする組織では、パフォーマンスの問題を回避するために、ワークフローごとに個別のタスク リストと履歴リストを作成することを検討してください。
ワークフローをリストまたはドキュメント ライブラリに関連付ける
ワークフローをリストまたはドキュメント ライブラリに関連付けるには、以下の手順を使用します。ワークフローによっては、3 段階の状態管理ワークフローのように、状態を表示するための列をリスト内に作成する必要があるものがあります。たとえば、3 段階の状態管理ワークフローをリストに追加する前に、"選択肢" タイプの列を作成し、列に 3 つの選択肢を割り当てておくことをお勧めします。
ワークフローをリストまたはドキュメント ライブラリに関連付けるには
次の管理者の資格情報を持っていることを確認します。
- 構成するリストまたはライブラリに対するフル コントロールのアクセス許可レベルが付与されている必要があります。
ワークフローを追加するリストまたはライブラリに移動します。
次のどちらかの操作を行います。
リストの場合は、[リスト ツール] タブで [リスト] をクリックします。
[設定] グループの [ワークフロー設定] をクリックし、[ワークフローの追加] をクリックします。
ライブラリの場合は、[ライブラリ ツール] タブで [ライブラリ] をクリックします。
[設定] グループの [ワークフロー設定] をクリックし、[ワークフローの追加] をクリックします。
[ワークフローの追加] ページの [ワークフロー] セクションで、このリストまたはライブラリに関連付けるワークフロー テンプレートを選択します。
[名前] セクションで、このリストまたはライブラリのユーザーがこのワークフローを識別するための名前を入力します。
[タスク リスト] セクションで、このワークフローで使用するタスク リストを指定します。
[履歴リスト] セクションで、このワークフローで使用する履歴リストを選択します。
履歴リストには、ワークフローの個々のインスタンスの中で発生するイベントが表示されます。
重要
既定の履歴リストを使用するか、別の既存の履歴リストを選択するか、または新しい履歴リストを作成できます。SharePoint リストのサイズが大きくなると、サイトのパフォーマンスが影響を受けることがあります。多くのワークフローを必要とする組織では、パフォーマンスの問題を回避するために、ワークフロー関連付けごとに個別の履歴リストを作成することを検討してください。
[開始オプション] セクションで、ワークフローを開始する方法 (自動または手動)、時期 (アイテムの更新、作成、または両方)、担当者を指定します。
使用できる開始オプションは、ワークフロー テンプレートに基づいて決まるので、ワークフローごとに異なります。
注意
既定では、アイテムの編集権限を持つユーザーはワークフローを開始できます。[ワークフローの開始にリストの管理権限を要求する] を指定した場合は、リストの管理権限または Web デザイナー権限を持つユーザーだけがワークフローのインスタンスを開始できます。ほとんどのワークフローは、この制限を必要としません。ただし、ドキュメントの削除など、特定のユーザーのみに実行を許可する必要があるタスクを含んだワークフローについては、この設定を使用できます。
選択したワークフローに追加の構成オプションがある場合は、[次へ] をクリックして、ワークフロー固有の設定を必要に応じてカスタマイズします。それ以外の場合は、次の手順に進みます。
構成オプションの指定が終了したら、[OK] をクリックして、変更をワークフロー関連付けに適用します。
ワークフローをリストまたはライブラリ コンテンツ タイプに関連付ける
ワークフローをリストまたはライブラリ コンテンツ タイプに関連付けるには、以下の手順を使用します。
以下の手順を実行する前に、構成するリストまたはライブラリでコンテンツ タイプの管理を許可するように構成しておく必要があります。
ワークフローをリストまたはライブラリ コンテンツ タイプに関連付けるには
次の管理者の資格情報を持っていることを確認します。
- 構成する SharePoint サイトのサイトの所有者グループのメンバーである必要があります。
ワークフローを関連付けるコンテンツ タイプを含むリストまたはライブラリを開きます。
次のどちらかの操作を行います。
リストの場合は、[リスト ツール] タブで [リスト] をクリックします。
リボンの [設定] グループで、[リストの設定] をクリックします。
ライブラリの場合は、[ライブラリ ツール] タブで [ライブラリ] をクリックします。
リボンの [設定] グループで、[ライブラリの設定] をクリックします。
[コンテンツ タイプ] セクションの [コンテンツ タイプ] 列で、ワークフローを関連付けるコンテンツ タイプの名前をクリックします。
注意
リストまたはライブラリが複数のコンテンツ タイプの管理を許可するように設定されていない場合、[コンテンツ タイプ] セクションは表示されません。詳細については、「Use content types to manage content on a SharePoint site (英語)」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=184651&clcid=0x411) (英語) を参照してください。
[リストの設定] または [ドキュメント ライブラリの設定] ページの [設定] セクションで、[ワークフロー設定] をクリックします。
[ワークフロー設定] ページで、[ワークフローの追加] をクリックします。
[ワークフローの追加] ページの [ワークフロー] セクションで、このコンテンツ タイプに関連付けるワークフロー テンプレートを選択します。
[名前] セクションで、サイト ユーザーがこのワークフローを識別するための名前を入力します。
[タスク リスト] セクションで、このワークフローで使用するタスク リストを指定します。
[履歴リスト] セクションで、このワークフローで使用する履歴リストを選択します。
履歴リストには、ワークフローの個々のインスタンスの中で発生するすべてのイベントが表示されます。
重要
既定の履歴リストを使用するか、新しい履歴リストを作成できます。SharePoint リストのサイズが大きくなると、サイトのパフォーマンスが影響を受けることがあります。多くのワークフローを必要とする組織では、パフォーマンスの問題を回避するために、ワークフローごとに個別の履歴リストを作成することを検討してください。
[開始オプション] セクションで、ワークフローを開始する方法 (自動または手動)、時期 (アイテムの更新、作成、または両方)、担当者を指定します。
使用できる開始オプションは、ワークフロー テンプレートに基づいて決まるので、ワークフローごとに異なります。
注意
既定では、アイテムの編集権限を持つユーザーはワークフローを開始できます。[ワークフローの開始にリストの管理権限を要求する] を指定した場合は、リストの管理権限または Web デザイナー権限を持つユーザーだけがワークフローのインスタンスを開始できます。ほとんどのワークフローは、この制限を必要としません。ただし、ドキュメントの削除など、特定のユーザーのみに実行を許可する必要があるタスクを含んだワークフローについては、この設定を使用できます。
選択したワークフローに追加の構成オプションがある場合は、[次へ] をクリックして、ワークフロー固有の設定を必要に応じてカスタマイズします。それ以外の場合は、次の手順に進みます。
構成オプションの指定が終了したら、ワークフローに応じて [OK] または [保存] をクリックして、変更をワークフロー関連付けに適用します。
ワークフローをサイト コンテンツ タイプに関連付ける
ワークフローをサイト コンテンツ タイプに関連付けるには、以下の手順を使用します。
ワークフローをサイト コンテンツ タイプに関連付けるには
次の管理者の資格情報を持っていることを確認します。
- この手順を実行するサイトのサイトの所有者グループのメンバーである必要があります。
ワークフローをサイト コンテンツ タイプに関連付けるサイトに移動します。
注意
別のサイト (たとえば、サイト コレクションのトップ レベル サイト) から継承されたサイト コンテンツ タイプは、継承元のサイトから関連付ける必要があります。この場合は、サイト コンテンツ タイプの継承元であるサイトに移動し、ワークフロー関連付けを追加します。
サイトのホーム ページで、[サイトの操作] メニューの [サイトの設定] をクリックします。
[サイトの設定] ページの [ギャラリー] セクションで、[サイト コンテンツ タイプ] をクリックします。
[サイト コンテンツ タイプ] ページの [サイト コンテンツ タイプ] 列で、ワークフロー関連付けを追加するコンテンツ タイプをクリックします。
[サイト コンテンツ タイプ] ページの [設定] セクションで、[ワークフロー設定] をクリックします。
[ワークフロー設定] ページで、[ワークフローの追加] をクリックします。
[ワークフローの追加] ページの [ワークフロー] セクションで、追加するワークフローを選択します。
[名前] セクションで、サイト ユーザーがこのワークフローを識別するための名前を入力します。
[タスク リスト] セクションで、このワークフローで使用するタスク リストを指定します。
[履歴リスト] セクションで、このワークフローで使用する履歴リストを選択します。
履歴リストには、ワークフローの個々のインスタンスの中で発生するすべてのイベントが表示されます。
注意
既定の履歴リストを使用するか、新しい履歴リストを作成できます。SharePoint リストのサイズが大きくなると、サイトのパフォーマンスが影響を受けることがあります。多くのワークフローを必要とする組織では、パフォーマンスの問題を回避するために、ワークフローごとに個別の履歴リストを作成することを検討してください。
[開始オプション] セクションで、ワークフローを開始する方法 (自動または手動)、時期 (アイテムの更新、作成、または両方)、担当者を指定します。
使用できる開始オプションは、ワークフロー テンプレートに基づいて決まるので、ワークフローごとに異なります。
注意
既定では、アイテムの編集権限を持つユーザーはワークフローを開始できます。[ワークフローの開始にリストの管理権限を要求する] を指定した場合は、リストの管理権限または Web デザイナー権限を持つユーザーだけがワークフローのインスタンスを開始できます。ほとんどのワークフローは、この制限を必要としません。ただし、ドキュメントの削除など、特定のユーザーのみに実行を許可する必要があるタスクを含んだワークフローについては、この設定を使用できます。
選択したワークフローに追加の構成オプションがある場合は、[次へ] をクリックして、ワークフロー固有の設定を必要に応じてカスタマイズします。それ以外の場合は、次の手順に進みます。
構成オプションの指定が終了したら、[OK] をクリックして、変更をワークフロー関連付けに適用します。
フィーチャー パッケージのワークフローをサイトに関連付ける
フィーチャー パッケージの一部であるワークフローをサイトに関連付けるには、以下の手順を使用します。
ワークフローをサイトに関連付けるには
次の管理者の資格情報を持っていることを確認します。
- この手順を実行するサイトのサイトの所有者グループのメンバーである必要があります。
ワークフロー関連付けを追加するサイトに移動します。
[サイトの操作] メニューで、[サイトの設定] をクリックします。
[サイトの設定] ページの [サイトの管理] セクションで、[ワークフロー設定] をクリックします。
[ワークフロー設定] ページで、[ワークフローの追加] をクリックします。
[ワークフローの追加] ページの [ワークフロー] セクションで、このサイトに関連付けるワークフロー テンプレートを選択します。
[名前] セクションで、サイト ユーザーがこのワークフローを識別するための名前を入力します。
[タスク リスト] セクションで、このワークフローで使用するタスク リストを指定します。
[履歴リスト] セクションで、このワークフローで使用する履歴リストを選択します。
履歴リストには、ワークフローの個々のインスタンスの中で発生するすべてのイベントが表示されます。
注意
既定の履歴リストを使用するか、新しい履歴リストを作成できます。SharePoint リストのサイズが大きくなると、サイトのパフォーマンスが影響を受けることがあります。多くのワークフローを必要とする組織では、パフォーマンスの問題を回避するために、ワークフローごとに個別の履歴リストを作成することを検討してください。
[開始オプション] セクションで、参加権限を持つ認証済みユーザーがワークフローを手動で開始できるようにするかどうか、およびワークフローの開始に管理権限も要求するかどうかを指定します。
使用できる開始オプションは、ワークフロー テンプレートに基づいて決まるので、ワークフローごとに異なります。
注意
既定では、アイテムの編集権限を持つユーザーはワークフローを開始できます。ワークフローの開始に管理権限を要求することを指定した場合は、デザイナー レベル以上の権限を付与されたユーザーだけがワークフローのインスタンスを開始できます。ほとんどのワークフローは、この制限を必要としません。ただし、ドキュメントの削除など、特定のユーザーのみに実行を許可する必要があるタスクを含んだワークフローについては、この設定を使用できます。
選択したワークフローに追加の構成オプションがある場合は、[次へ] をクリックして、ワークフロー固有の設定を必要に応じてカスタマイズします。それ以外の場合は、次の手順に進みます。
構成オプションの指定が終了したら、[OK] をクリックして、変更をワークフロー関連付けに適用します。