サーバー上のサービスを管理する (SharePoint Foundation 2010)
適用先: SharePoint Foundation 2010
Microsoft SharePoint Foundation 2010 には、ファーム内の個々のサーバーに配置されるサービスがあります。一部の状況においては、サービスのグローバル設定を構成したり、サービスを開始または停止したりできます。サービスは、個別の管理サイトではなくサーバーの全体管理から直接管理できます。サービスをリモートで監視および管理することもできます。また、Windows PowerShell 2.0 を使用してサービスを管理することもできます。
サービスとサービス アプリケーションの詳細については、「サービス アプリケーションとサービスについて (SharePoint Foundation 2010)」および「サービス アーキテクチャの計画 (SharePoint Foundation 2010)」を参照してください。
この記事の内容
サービスを開始または停止する
グローバル設定を構成する
一部のサービスには、グローバルに構成できる設定があります。このような設定を構成する方法については、次の表に示す記事を参照してください。
サービス | 記事 |
---|---|
Microsoft SharePoint Foundation Workflow Timer Service |
サービスを開始または停止する
サービスの管理は、サーバーの全体管理 Web サイトまたは Windows PowerShell 2.0 を使用して行うことができます。
サーバーの全体管理を使用してサービスを開始または停止するには
この手順を実行するユーザー アカウントが Farm Administrators SharePoint グループのメンバーであることを確認します。
SharePoint サーバーの全体管理 Web サイトで、[システム設定] をクリックします。
[システム設定] ページで、[サーバー] セクションの [サーバーのサービスの管理] をクリックします。
サービスを開始または停止するサーバーを変更するには、[サーバー] メニューの [サーバーの変更] をクリックし、目的のサーバー名をクリックします。
既定では、構成可能なサービスのみが表示されます。すべてのサービスを表示するには、[表示] メニューの [すべて] をクリックします。
サービスを開始または停止するには、該当するサービスの [操作] 列で [開始] または [停止] をクリックします。
[OK] をクリックしてサービスを開始または停止します。
Windows PowerShell を使用してサービスを開始するには
次の最小要件を満たしていることを確認します。Add-SPShellAdmin を参照してください。
[スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をクリックします。
[SharePoint 2010 管理シェル] をクリックします。
Windows PowerShell コマンド プロンプトで、次のコマンドを入力します。
Start-SPServiceInstance -Identity <ServiceGUID>
<ServiceGUID> は、サービスの GUID です。サービスの GUID が不明な場合は、Get-SPServiceInstance コマンドレットを使用して、ファーム内のすべてのサービスの一覧をそれらの GUID を含めて取得できます。
詳細については、「Start-SPServiceInstance」を参照してください。
Windows PowerShell を使用してサービスを停止するには
次の最小要件を満たしていることを確認します。Add-SPShellAdmin を参照してください。
[スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をクリックします。
[SharePoint 2010 管理シェル] をクリックします。
Windows PowerShell コマンド プロンプトで、次のコマンドを入力します。
Stop-SPServiceInstance -Identity <ServiceGUID>
<ServiceGUID> は、サービスの GUID です。サービスの GUID が不明な場合は、Get-SPServiceInstance コマンドレットを使用して、ファーム内のすべてのサービスの一覧をそれらの GUID を含めて取得できます。
詳細については、「Stop-SPServiceInstance」を参照してください。
注意
コマンドライン管理タスクを実行するときには Windows PowerShell を使用することが推奨されています。Stsadm コマンドライン ツールは推奨されていませんが、製品の以前のバージョンとの互換性をサポートするために含まれています。