ワークフローを WSP ファイルとして展開する (SharePoint Foundation 2010)
適用先: SharePoint Foundation 2010
Microsoft SharePoint Designer 2010 を使用してワークフローを作成するときに、ワークフローをワークフロー テンプレート (.wsp ファイル) として保存できます。.wsp ファイルは、ワークフローを複数のサイトやサイト コレクションに展開するために使用できます。
ユーザー インターフェイスを使用してワークフローを WSP ファイルとして展開する方法を具体的に示すビデオを再生 (英語)します。
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ワークフローを .wsp ファイルとして展開するには、次の操作を行います。
WSP ファイルをダウンロードする
WSP ファイルをサイト コレクションにアップロードする
ワークフロー フィーチャーをサイトでアクティブ化する
WSP ファイルをダウンロードする
次の手順に従って、ワークフロー テンプレートの保存先のサイト コレクションでトップレベル サイトの [サイトのリソース ファイル] ドキュメント ライブラリを開き、Microsoft SharePoint Foundation 2010 を実行しているサーバーのローカル フォルダーまたはネットワーク共有にワークフロー テンプレートを .wsp ファイルとしてダウンロードします。ダウンロードしたファイルは、任意のサイト コレクションのソリューション ギャラリーにアップロードできます。
WSP ファイルをファイルの場所にダウンロードするには
トップレベルのサイトで、サイド リンク バーの [すべてのサイト コンテンツ] をクリックします。
[すべてのサイト コンテンツ] ページで、[ドキュメント ライブラリ] セクションの [サイトのリソース ファイル] をクリックします。
編集するワークフローの名前をポイントし、表示される矢印をクリックします。
[送信] をポイントし、[コピーのダウンロード] をクリックします。
[ファイルのダウンロード] ダイアログ ボックスで [保存] をクリックします。
[名前を付けて保存] ボックスにファイルの保存先を入力し、[保存] をクリックします。
[ダウンロード完了] ダイアログ ボックスで、[閉じる] をクリックします。
WSP ファイルをサイト コレクションにアップロードする
次のどちらかの手順に従って, .wsp ファイルをサイト コレクションのソリューション ギャラリーにアップロードします。これによりワークフロー テンプレートは、サイト コレクション上でアクティブ化されるフィーチャーとして使用可能になります。ワークフローは、サイト コレクションにあるすべてのサイトでフィーチャーとして使用可能になります。ただし、この手順を行ってもサイト コレクション内のサイトでこのフィーチャーはアクティブ化されません。
このセクションの内容
ユーザー インターフェイスを使用して WSP ファイルをサイト コレクションにアップロードするには
Windows PowerShell を使用して WSP ファイルをサイト コレクションにアップロードするには
ユーザー インターフェイスを使用して WSP ファイルをサイト コレクションにアップロードするには
サイト コレクションのトップレベル サイトで、[サイトの操作] メニューの [サイトの設定] をクリックします。
[サイトの設定] ページの [ギャラリー] セクションで、[ソリューション] をクリックします。
リボンの [ソリューション] タブの [新規] グループで、[ソリューションのアップロード] をクリックします。
[ソリューション ギャラリー - ソリューションのアップロード] ダイアログ ボックスの [参照] をクリックします。
[アップロードするファイルの選択] ダイアログ ボックスで、ファイル共有を選択し、WSP ファイルを選択して、[開く] をクリックします。
[ソリューション ギャラリー - ソリューションのアップロード] ダイアログ ボックスの [OK] をクリックします。
[ソリューション ギャラリー - ソリューションのアクティブ化] ダイアログ ボックスが表示されます。
[ソリューション ギャラリー - ソリューションのアクティブ化] ダイアログ ボックスで、[アクティブ化] をクリックします。
ワークフローは、このサイト コレクションにあるすべてのサイトでフィーチャーとして使用可能になります。ワークフローの名前がソリューション ギャラリーに表示され、[状態] が [アクティブ] に設定されます。
Windows PowerShell を使用して WSP ファイルをサイト コレクションにアップロードするには
次の最小要件を満たしていることを確認します。Add-SPShellAdmin を参照してください。また、コンテンツ データベースの SharePoint_Shell_Access ロールのメンバーでもある必要があります。詳細については、「Add-SPShellAdmin」および「Get-SPContentDatabase」を参照してください。
[スタート] メニューの [すべてのプログラム] をクリックします。
[Microsoft SharePoint 2010 Products] をクリックします。
[SharePoint 2010 管理シェル] をクリックします。
Windows PowerShell コマンド プロンプトで、次のコマンドを入力します。
Add-SPUserSolution -LiteralPath <LiteralPath> -Site <SiteURL>
ここで、
<LiteralPath> は、WSP ファイルの名前を含む完全パスです。
<SiteURL> は、サイト コレクションの URL です。
これで、ワークフローがフィーチャーとして展開されます。ただし、このワークフローを使用するには、サイト コレクションでアクティブ化する必要があります。
Windows PowerShell コマンド プロンプトで、次のコマンドを入力します。
Install-SPUserSolution -Identity <Solution> -Site <SiteURL>
ここで、
<Solution> は、アクティブ化するソリューションの名前です。
<SiteURL> は、サイト コレクションの URL です。
Add-SPUserSolution コマンドレットと Install-SPUserSolution コマンドレットの詳細については、「Install-SPUserSolution」および「Add-SPUserSolution」を参照してください。
注意
コマンドライン管理タスクを実行するときには Windows PowerShell を使用することが推奨されています。Stsadm コマンドライン ツールは推奨されていませんが、製品の以前のバージョンとの互換性をサポートするために含まれています。
ワークフロー フィーチャーをサイトでアクティブ化する
次のどちらかの手順を使用して、ワークフローを使用するサイトでフィーチャーをアクティブ化します。
このセクションの内容
ユーザー インターフェイスを使用してワークフロー フィーチャーをサイトでアクティブ化するには
Windows PowerShell を使用してフィーチャーをサイトでアクティブ化するには
ユーザー インターフェイスを使用してワークフロー フィーチャーをサイトでアクティブ化するには
フィーチャーをアクティブ化するサイトに移動し、[サイトの操作] メニューの [サイトの設定] をクリックします。
[サイトの設定] ページの [サイトの操作] セクションで、[サイト機能の管理] をクリックします。
サイトの [機能] ページに、ワークフロー テンプレートは使用可能および非アクティブとして表示されます。
[アクティブ化] をクリックします。
[機能] ページで、ワークフロー テンプレートの [状態] が [アクティブ] として表示されます。
Windows PowerShell を使用してフィーチャーをサイトでアクティブ化するには
次の最小要件を満たしていることを確認します。Add-SPShellAdmin を参照してください。また、コンテンツ データベースの SharePoint_Shell_Access ロールのメンバーでもある必要があります。詳細については、「Add-SPShellAdmin」および「Get-SPContentDatabase」を参照してください。
[スタート] メニューの [すべてのプログラム] をクリックします。
[Microsoft SharePoint 2010 Products] をクリックします。
[SharePoint 2010 管理シェル] をクリックします。
Windows PowerShell コマンド プロンプトで、次のコマンドを入力します。
Enable-SPFeature -Identity <Feature> -Url <URL>
ここで、
<Feature> は、アクティブ化するフィーチャーの名前です。
注意
フィーチャー名は、ワークフローに付けた名前とは異なります。通常、フィーチャー名は、ワークフロー名に "ListInstances" を付加した名前です。
アクティブ化するフィーチャーの名前が不明な場合は、次の手順を行ってフィーチャー名を確認できます。-
.wsp ファイルのコピーを作成し、コピーしたファイルのファイル名拡張子を .cab に変更します。
-
エクスプローラーで .cab ファイルを右クリックし、[開く] をクリックします。
-
feature.xml を選択します。
フィーチャー名が [パス] 列に表示されます。
-
<URL> は、サイトの URL です。
Enable-SPFeature コマンドレットの詳細については、「Enable-SPFeature」を参照してください。
注意
コマンドライン管理タスクを実行するときには Windows PowerShell を使用することが推奨されています。Stsadm コマンドライン ツールは推奨されていませんが、製品の以前のバージョンとの互換性をサポートするために含まれています。