Information Rights Management を構成する (SharePoint Foundation 2010)
適用先: SharePoint Foundation 2010
Information Rights Management (IRM) を使用すると、コンテンツの作成者は、Microsoft SharePoint Foundation 2010 のドキュメント ライブラリからダウンロードされたドキュメントに対してユーザーが実行できるアクションを集中管理できます。IRM は、ダウンロードされたファイルを暗号化し、それらのファイルの暗号化を解除できる一連のユーザーおよびプログラムを制限します。また、IRM は、ファイルを読み取ることができるユーザーの権限を制限し、ファイルの印刷、ファイルからのテキストのコピーなど、そのユーザーがアクションを実行することを禁止することもできます。
Rights Management Services (RMS) によって実装される IRM の詳細については、「RMS FAQ : セキュリティ問題」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=230459&clcid=0x411) を参照してください。
重要
IRM を使用するには、接続先となる Windows Rights Management Services (RMS) サーバーが必要です。また、SharePoint Foundation 2010 を実行するファーム内のすべてのフロントエンド Web サーバーに Windows Rights Management Services Client Service Pack 2 がインストールされている必要があります。
Information Rights Management を構成するには
SharePoint サーバーの全体管理 Web サイトで、サイド リンク バーの [セキュリティ] をクリックします。
[セキュリティ] ページの [情報ポリシー] セクションで、[Information Rights Management の構成] をクリックします。
[Information Rights Management] ページの [Information Rights Management] セクションで、以下のオプションの 1 つを選択します。
このサーバーでは IRM を使用しない IRM を使用しない場合、このオプションを選択します。
Active Directory で指定した既定の RMS サーバーを使用する 組織が RMS サーバーを Active Directory ドメイン サービス (AD DS) に指定している場合、このオプションを選択します。
この RMS サーバーを使用する このオプションを選択する場合、プロトコルと RMS サーバー名が含まれる URL を、対応するボックスに入力します (例: http://rms_server)。
[OK] をクリックします。