データベースを接続して SharePoint Server 2010 へアップグレードする
適用先: SharePoint Foundation 2010
トピックの最終更新日: 2016-11-30
データベース接続アップグレード方法を使用して Microsoft Office SharePoint Server 2007 から Microsoft SharePoint Server 2010 にアップグレードする場合、環境用のコンテンツのみをアップグレードし、構成設定はアップグレードしません。アップグレードのためにデータベース接続アップグレード方法を使用することは、ハードウェアを変更する場合、またはアップグレード プロセスの一環としてサーバー ファーム トポロジを再構成する場合に有用です。アップグレード方法の選択方法の詳細については、「アップグレード方法を決定する (SharePoint Server 2010)」を参照してください。
このプロセスの最初の手順は、アップグレードしたコンテンツをホストする新しい環境をセットアップすることです。まだ新しい環境をセットアップおよび構成していない場合は、「データベース接続アップグレードのために新しい SharePoint Server 2010 環境を準備する」の手順に従って実行します。
新しい環境を設定し終えたら、この記事の手順を実行して、アップグレードするデータベースを切断してから再接続します。ここでは、標準的なデータベース接続アップグレードおよび読み取り専用データベースでのデータベース接続アップグレードを実行するために必要な手順を説明します。
この記事の内容
プロセスの概要
はじめに
前のバージョンのデータベースを読み取り専用に設定する (読み取り専用データベースでのデータベース接続)
SQL Server ツールを使用して前のバージョンのデータベースをバックアップする
データベースのバックアップ コピーを復元する (読み取り専用データベースでのデータベース接続)
コンテンツ データベースを Web アプリケーションに接続する
検証: 最初のデータベースのアップグレードを検証する
共有サービス データベースをアップグレードする
個人用サイトをアップグレードする
残りのデータベースを接続する
検証: 残りのデータベースのアップグレードを検証する
注意
アップグレード中に発生するエラーのよくある原因の 1 つは、カスタマイズされた機能、ソリューション、またはその他の要素が環境に不足していることです。アップグレード プロセスを開始する前に、必要なすべてのカスタム要素がフロントエンド Web サーバーにインストールされていることを確認してください。サイトで使用される可能性のあるすべてのカスタム要素を識別するには、アップグレード前チェック ツール、およびデータベース接続アップグレードの場合は test-spcontentdatabase という Windows PowerShell コマンドレットを使用できます。詳細については、「試用版のアップグレードを使用して潜在的な問題を発見する」の「カスタマイズを識別してインストールする」を参照してください。
データベース接続アップグレードの方法を使用したアップグレードの一般的なプロセスの詳細については、「アップグレード プロセスの概要 (SharePoint Server 2010)」を参照してください。
プロセスの概要
データベース接続アップグレードを使用してアップグレードを行う場合は、古いファームでデータベースを切断してから、新しいファームにそのデータベースを接続します。データベースを新しいファームに接続すると、アップグレード プロセスが実行してデータベース全体をアップグレードします。データベース接続アップグレードのプロセスは、一括アップグレード プロセスとほぼ同じです。異なるのは、データベース接続アップグレードのプロセスは手動で行い、異なる環境で実行されるという点です。
元のファームを残しておき、ユーザーがデータに引き続きアクセスできるようにする場合は、データベースを読み取り専用に設定してから、データベースのバックアップ コピーを接続する必要があります。
データベースの接続とアップグレードは、Microsoft Office SharePoint Server 2007 または Windows SharePoint Services 3.0 から新しい Microsoft SharePoint Server 2010 環境に対して行うことができます。どちらの環境から移行する場合も、データベースを設定して新しい環境に接続する手順は同じです。
注意
ここで説明しているプロセスの中で、Microsoft SQL Server が実行されているコンピューターから SQL Server が実行されている別のコンピューターへのデータベースの移動に特有の部分は、"計画に従った再配置" と呼ばれます。計画に従った再配置の詳細については、「ユーザー データベースの移動」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=148425&clcid=0x411) を参照してください。
アップグレード プロセスの全般的な概要については、「アップグレード プロセスの概要 (SharePoint Server 2010)」を参照してください。
はじめに
データベース接続アップグレードを開始する前に、必要な権限、ハードウェア要件、およびソフトウェア要件に関する以下の情報を確認してください。指定された手順に従って、前提条件となるソフトウェアをインストールして構成するか、設定を変更します。
ハードウェアとソフトウェアの要件をすべて満たしていることを確認します。 64 ビット版 Windows Server 2008 または Windows Server 2008 R2 が必要です。 サーバー ファーム用に、64 ビット版 SQL Server 2005 または SQL Server 2008 が必要です。 For more information about these requirements (such as specific updates that you must install), see Determine hardware and software requirements (SharePoint Server 2010).
適切なアクセス許可を使用して必要なアカウントをセットアップする準備ができていることを確認します。 For detailed information, see Administrative and service accounts required for initial deployment (SharePoint Server 2010).
データベースの接続に使用するアカウントが、アップグレードするコンテンツ データベースで db_owner 固定データベース ロールのメンバーになっていることを確認します。
データベースに格納されているサイトでアップグレード前チェック ツールを実行してください。アップグレード前チェック ツールによって、環境内で発生する可能性のあるアップグレードの問題が特定され、アップグレードの前に対処できます。詳細については、「アップグレード前チェック ツールを実行する (SharePoint Server 2010)」を参照してください。
新しいサーバー ファーム環境を作成します。新しい環境の作成方法については、「データベース接続アップグレードのために新しい SharePoint Server 2010 環境を準備する」を参照してください。
データベース一貫性エラーの有無を確認し、エラーがあれば修復します。詳細については、「ホワイト ペーパー : Microsoft® SharePoint® 製品とテクノロジのデータベース メンテナンス」を参照してください。
前のバージョンのデータベースを読み取り専用に設定する (読み取り専用データベースでのデータベース接続)
読み取り専用データベースによる複合的な方法を使用してアップグレードする場合は、データベースをバックアップする前に、前のバージョンのデータベースを読み取り専用に設定します。どの種類のデータベース接続アップグレードを行う場合でも、データベースを一時的に読み取り専用に設定して、環境の現在の状態を復元してアップグレードできるようにバックアップにすべてのデータを確実に取り込むことができます。データベースを読み取り専用に設定すると、コンテンツは引き続き表示できますが、コンテンツの追加と変更はできなくなります。
重要
読み取り専用に設定されているデータベースはアップグレードできません。読み取り専用データベースでデータベース接続を使用する場合は、データベースのコピーを復元し、コピーでアップグレードを実行します。この方法を使用するのではなく、現在のデータをバックアップする間だけ一時的にコンテンツ データベースを読み取り専用に設定する場合は、データベースを接続してアップグレードする前に、必ずデータベースを読み取り/書き込み可能に設定してください。
重要
この手順を行う前に必ずアップグレード前チェック ツールを実行してください。詳細については、「アップグレード前チェック ツールを実行する (SharePoint Server 2010)」を参照してください。
SQL Server 2000 でデータベースを読み取り専用に設定するには
SQL Server Enterprise Manager で、読み取り専用に設定するデータベースの名前を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[プロパティ] ダイアログ ボックスの [オプション] タブをクリックします。
[アクセス] の [読み取り専用] チェック ボックスをオンにし、[OK] をクリックします。
SQL Server 2005 でデータベースを読み取り専用に設定するには
SQL Server Management Studio で、読み取り専用に設定するデータベースの名前を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[ページの選択] セクションで、[オプション] をクリックします。
右側のウィンドウの [その他のオプション] の [状態] セクションで、[読み取り専用データベース] の横の矢印をクリックし、[True] を選択します。
SQL Server 2008 でデータベースを読み取り専用に設定するには
SQL Server Management Studio の [オブジェクト エクスプローラー] で、データベース エンジンのインスタンスに接続し、サーバーを展開して、[データベース] を展開します。
読み取り専用に構成するデータベースを選択し、右クリックして、[プロパティ] をクリックします。
[データベースのプロパティ] ダイアログ ボックスの [ページの選択] セクションで、[オプション] をクリックします。
右側のウィンドウの [その他のオプション] の [状態] セクションで、[読み取り専用データベース] の横の矢印をクリックし、[True] を選択します。
Transact-SQL を使用して、データベースの可用性オプション READ_ONLY を構成できます。ALTER DATABASE ステートメントの SET 句の使用方法の詳細については、「データベース オプションの設定」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=148362&clcid=0x411) を参照してください。
SQL Server ツールを使用して前のバージョンのデータベースをバックアップする
正しい手順に従って、SQL Server 2000、SQL Server 2005、または SQL Server 2008 のデータベースをバックアップします。元のサーバー ファームの、次の各データベースについて、この手順を繰り返します。
コンテンツ
共有サービス
アップグレードおよび共有サービスの詳細については、「アップグレードによる他のサービスへの影響 (SharePoint Server 2010)」を参照してください。
構成データベースや管理コンテンツ データベースは、新しいサーバー ファームで再作成することになるので、バックアップは不要です。Office SharePoint Server 2007 サーバー ファームのデータベースの種類の詳細については、「データベースの種類と説明 (Office SharePoint Server)」を参照してください。
この手順を完了する間に、読み取り専用のコンテンツ データベースの複製が作成されます。
SQL Server 2000 のデータベースをバックアップするには
データベース サーバーで、[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をポイントします。次に、[Microsoft SQL Server] をポイントし、[Enterprise Manager] をクリックします。
SQL Server Enterprise Manager で、[Microsoft SQL Servers] を展開します。
[SQL Server グループ] を展開します。
[(local) (Windows NT)] を展開します。
[データベース] を展開します。
バックアップするデータベースを右クリックして [すべてのタスク] をポイントし、[データベースのバックアップ] をクリックします。
[SQL Server バックアップ] ダイアログ ボックスの [名前] ボックスでバックアップ名を指定し、[バックアップ] 領域で [データベース - 完全] を選択します。
[バックアップ先] 領域で既存のバックアップ先を選択します。または、次の手順を実行します。
[追加] をクリックします。
[バックアップ先の選択] ボックスで、[ファイル名] を選択し、[ファイル名] ボックスの隣の [参照] をクリックします。
[バックアップ デバイスの場所 - (ローカル)] ダイアログ ボックスで、[ファイル名] ボックスにファイル名を入力し、[OK] をクリックします。
もう一度 [OK] をクリックして [バックアップ先の選択] ダイアログ ボックスを閉じます。
[OK] をクリックして、バックアップ処理を開始します。
[OK] をクリックして、バックアップ処理の完了を確認します。
これらの手順を繰り返し、環境内の Office SharePoint Server 2007 で使用されているデータベースをバックアップします。
SQL Server 2005 のデータベースをバックアップするには
データベース サーバーで、[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をポイントします。次に、[Microsoft SQL Server 2005] をポイントし、[SQL Server Management Studio] をクリックします。
[サーバーに接続] ボックスに接続情報を入力し、[接続] をクリックします。
SQL Server 2005 データベース エンジンの該当するインスタンスに接続した後、[オブジェクト エクスプローラー] でサーバー名をクリックし、サーバー ツリーを展開します。
[データベース] を展開し、バックアップするデータベースを右クリックして [タスク] をポイントし、[バックアップ] をクリックします。[データベースのバックアップ] ダイアログ ボックスが表示されます。
[ソース] 領域の [データベース] ボックスでデータベース名を確認します。
[バックアップの種類] ボックスで [完全] を選択します。
[バックアップ コンポーネント] で [データベース] を選択します。
[バックアップ セット] 領域の [名前] ボックスで、既定のバックアップ セット名を使用するか、別のバックアップ セット名を入力します。
[バックアップ先] 領域で、[ディスク] または [テープ] を選択してバックアップ先の種類を指定し、バックアップ先を指定します。別のバックアップ先を作成するには、[追加] をクリックします。
[OK] をクリックして、バックアップ処理を開始します。
これらの手順を繰り返し、環境内の Office SharePoint Server 2007 で使用されているデータベースをバックアップします。
SQL Server 2008 のデータベースをバックアップするには
データベース サーバーで、[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をポイントします。次に、[Microsoft SQL Server 2008] をポイントし、[SQL Server Management Studio] をクリックします。
[サーバーへの接続] ボックスに接続情報を入力し、[接続] をクリックします。
SQL Server 2008 データベース エンジンの該当するインスタンスに接続した後、[オブジェクト エクスプローラー] でサーバー名を展開します。
[データベース] を展開し、バックアップするデータベースを右クリックして [タスク] をポイントし、[バックアップ] をクリックします。[データベースのバックアップ] ダイアログ ボックスが表示されます。
[ソース] 領域の [データベース] ボックスでデータベース名を確認します。
[バックアップの種類] ボックスで [完全] をクリックします。
[バックアップ コンポーネント] で [データベース] をクリックします。
[バックアップ セット] 領域の [名前] ボックスで、既定のバックアップ セット名を使用するか、新しい名前を入力します。
[バックアップ先] 領域で、[ディスク] または [テープ] を選択してバックアップ先の種類を指定し、バックアップ先を指定します。別のバックアップ先を作成するには、[追加] をクリックします。
[OK] をクリックして、バックアップ処理を開始します。
これらの手順を繰り返し、環境内の Office SharePoint Server 2007 で使用されているデータベースをバックアップします。
前のバージョンのデータベースを切断する (標準データベース接続)
データベースを新しい環境に接続してデータをアップグレードする前に、データベースを現在の環境から切断する必要があります。データベースを切断した後は、データベースを新しいデータベース サーバーに移動することも、既存のデータベース サーバーに置いたまま Web アプリケーションに接続することもできます。
重要
読み取り専用データベースでデータベース接続アップグレードを実行する場合は、以下の手順を使用しないでください。ユーザーが引き続きコンテンツにアクセスできるようにするには、データベースを接続したまま、後の「データベースのバックアップ コピーを復元する (読み取り専用データベースでのデータベース接続)」の手順に従って、データベースのコピーを作成する必要があります。
コンテンツ データベースを Web アプリケーションから切断するには
サーバーの全体管理の [アプリケーション構成の管理] ページにある [SharePoint Web アプリケーション構成の管理] セクションで、[コンテンツ データベース] をクリックします。
[コンテンツ データベースの管理] ページで、切断するコンテンツ データベースをクリックします。
注意
コンテンツ データベースが表示されない場合、別の Web アプリケーションに関連付けられている可能性があります。別の Web アプリケーションを選択するには、[Web アプリケーション] メニューの [Web アプリケーションの変更] をクリックします。
[コンテンツ データベース設定の管理] ページの [コンテンツ データベースの削除] セクションで、[コンテンツ データベースの削除] チェック ボックスをオンにし、[OK] をクリックします。
注意
コンテンツ データベースを削除してもデータベースは削除されません。データベースと Web アプリケーションの関連付けのみが削除されます。
切断するコンテンツ データベースごとに、手順 2. ～ 3. を繰り返します。
Stsadm 操作の deletecontentdb を使用して、コンテンツ データベースを Web アプリケーションから切断することもできます。詳細については、「Deletecontentdb : Stsadm 操作 (Office SharePoint Server)」を参照してください。
データベースを別のデータベース サーバーに移動する場合は、まず SQL Server のインスタンスからデータベースを切断する必要もあります。その後で、データベースを移動し、SQL Server の新しいインスタンスにデータベースを接続します。
重要
データベースを SQL Server の別のインスタンスに移動する場合は、セキュリティが正しく構成されていることを確認してください。データベースに対する適切な固定ロールと権限が使用するアカウントにあること、およびドメイン間を移動する場合はアカウントがまだ有効であることを確認します。
SQL Server のインスタンスからデータベースを切断し、SQL Server の別のインスタンスにデータベースを移動するには
SQL Server 2005 Management Studio で、移行元の SQL Server のインスタンスを開いてから、[データベース] ノードを展開します。
コンテンツ データベースを右クリックして、[タスク] をポイントし、[デタッチ] をクリックします。切断して移動するコンテンツ データベースごとに、この操作を繰り返します。
注意
この手順は、コンテンツ データベースのみを移動するときに使用します。その他のデータベースを切断しないでください。
エクスプローラーで、コンテンツ データベースの .mdf ファイルと .ldf ファイルの場所を参照します。
移動するデータベースの .mdf ファイルおよび .ldf ファイルを選択して、移動先のディレクトリにそれらのファイルをコピーまたは移動します。
SQL Server 2005 Management Studio で、移行元の SQL Server のインスタンスを開きます。
[データベース] ノードを右クリックし、[タスク] をポイントして、[アタッチ] をクリックします。
[データベースのアタッチ] ダイアログ ボックスで, .mdf ファイルと .ldf ファイルの転送先を参照し、接続するデータベースの .mdf ファイルを選択して、[OK] をクリックします。
移動するコンテンツ データベースごとに、手順 6. ～ 7. を繰り返します。
データベースのバックアップ コピーを復元する (読み取り専用データベースでのデータベース接続)
新しいサーバー ファームを構成した後で、Microsoft SQL Server 2008 R2、SQL Server 2008 Service Pack 1 (SP1) (累積的な更新プログラム 2 の適用済み)、および SQL Server 2005 SP3 (累積的な更新プログラム 3 の適用済み) のうち 1 つのデータベースのバックアップ コピーを復元できます。64 ビット版の SQL Server 2008 R2、SQL Server 2008 SP1 (累積的な更新プログラム 2 の適用済み)、および SQL Server 2005 SP3 (累積的な更新プログラム 3 の適用済み) に復元する必要があります。最初にデータベースを 1 つだけ復元し、正しく復元されたことを確認できたら、次のデータベースを復元します。
次のセクションで、バックアップの復元の手順を説明します。
SQL Server 2005 Enterprise Edition でデータベースのバックアップ コピーを復元するには
SQL Server Management Studio で、[データベース] を右クリックし、[データベースの復元] をクリックします。[データベースの復元] ダイアログ ボックスが表示されます。
[データベースの復元] ダイアログ ボックスで、[全般] ページの [復元先データベース] ボックスに、復元するデータベースの名前を入力します。
[復元する特定の時点] ボックスで、既定の [最新の候補] をそのまま選択します。
復元するバックアップ セットの復元元と場所を指定するには、[デバイスから] をクリックし、[参照] をクリックしてバックアップ ファイルを選択します。
[バックアップの指定] ダイアログ ボックスの [バックアップ メディア] ボックスで、[ファイル] が選択されていることを確認します。
[バックアップの場所] 領域で、[追加] をクリックします。
[バックアップ ファイルの検索] ダイアログ ボックスで、復元するファイルを選択し、[OK] をクリックします。
[復元するバックアップ セットの選択] グリッドで、最新の完全バックアップの隣にある [復元] チェック ボックスをオンにします。
[データベースの復元] ダイアログ ボックスの [オプション] ページで、[復元オプション] の [既存のデータベースを上書きする] チェック ボックスをオンにします。
[OK] をクリックして、復元処理を開始します。
SQL Server 2008 Enterprise Edition でデータベースのバックアップ コピーを復元するには
SQL Server 2008 データベース エンジンの該当するインスタンスに接続した後、[オブジェクト エクスプローラー] でサーバー名を展開します。
[データベース] を右クリックし、[データベースの復元] をクリックします。[データベースの復元] ダイアログ ボックスが表示されます。
[データベースの復元] ダイアログ ボックスの [全般] ページで、[復元先データベース] リストに、復元されるデータベースの名前を入力します。
[復元する特定の時点] ボックスで、既定の [最新の候補] をそのまま選択します。
復元するバックアップ セットの復元元と場所を指定するには、[デバイスから] をクリックし、[参照] をクリックしてバックアップ ファイルを選択します。
[バックアップの指定] ダイアログ ボックスの [バックアップ メディア] ボックスで、[ファイル] が選択されていることを確認します。
[バックアップの場所] 領域で、[追加] をクリックします。
[バックアップ ファイルの検索] ダイアログ ボックスで、復元するファイルを選択し、[OK] をクリックします。次に、[バックアップの指定] ダイアログ ボックスで、[OK] をクリックします。
[データベースの復元] ダイアログ ボックスの [復元するバックアップ セットの選択] グリッドで、最新の完全バックアップの隣にある [復元] チェック ボックスをオンにします。
[データベースの復元] ダイアログ ボックスの [オプション] ページで、[復元オプション] の [既存のデータベースを上書きする] チェック ボックスをオンにします。
[OK] をクリックして、復元処理を開始します。
カスタム コンポーネントを確認する
コンテンツ データベースを Web アプリケーションに接続する前に、Windows PowerShell の Test-SPContentDatabase コマンドレットを使用して、そのデータベースに必要なすべてのカスタム コンポーネントがあることを確認します。
Windows PowerShell を使用して、カスタム コンポーネントがあることを確認するには
次の最小要件を満たしていることを確認します。Add-SPShellAdmin を参照してください。
[スタート] メニューの [すべてのプログラム] をクリックします。
[Microsoft SharePoint 2010 製品] をクリックします。
[SharePoint 2010 管理シェル] をクリックします。
Windows PowerShell コマンド プロンプトで、次のコマンドを入力します。
Test-SPContentDatabase -Name <DatabaseName> -WebApplication <URL>ここで、
<DatabaseName> は、テストするデータベースの名前です。
<URL> は、サイトをホストする Web アプリケーションの URL です。
詳細については、「Test-SPContentDatabase」を参照してください。
コンテンツ データベースを Web アプリケーションに接続する
コンテンツ データベースを接続するときは、接続する最初のコンテンツ データベースに Web アプリケーションのルート サイトが含まれていることを確認してください。つまり、続行する前に、元のサーバー ファーム内の Web アプリケーションのルートを確認して、最初のサイト コレクションを決定してください。ルート サイトを含むデータベースを接続した後は、その Web アプリケーション用のその他のコンテンツ データベースを任意の順番で接続できます。データベースを接続する前にコンテンツを格納するサイト コレクションを作成する必要はありません。このプロセスによってサイト コレクションが作成されます。すべてのコンテンツ データベースを復元するまでは、新しいサイト コレクションの追加は行わないようにしてください。
重要
コンテンツ データベースの移動をドメイン間やフォレスト間で、またはサービス アカウントが異なる別の環境に対して行う場合は、データベースを接続する前に、サービス アカウントのアクセス許可がまだ正しいことを確認してください。
コンテンツ データベースを Web アプリケーションに接続するには、Windows PowerShell の Mount-SPContentDatabase コマンドレットまたは Stsadm の addcontentdb コマンドを使用できます。SharePoint サーバーの全体管理ページを使用してコンテンツ データベースに接続する方法は、アップグレードではサポートされていません。
データベースの接続に使用するアカウントが、アップグレードするコンテンツ データベースで db_owner 固定データベース ロールのメンバーになっていることを確認します。
重要
フォームベースの認証を使用している場合は、データベースを接続する前に、クレームベースの認証を Web アプリケーションに対して構成する必要があります。また、データベース接続アップグレードを実行するユーザー アカウントに Web アプリケーションに対するフル コントロールを許可するポリシーを、作成する必要もあります。
詳細については、「クレーム ベースの Web アプリケーション用にフォームベースの認証を構成する (SharePoint Server 2010)」を参照してください。
ヒント
異なる Web アプリケーションに対してであっても、同じコンテンツ データベースを複数回ファームに接続することはできません。コンテンツ データベース内の各サイト コレクションは、それに関連付けられた GUID を持っており、構成データベースに登録されています。このため、たとえ別々の Web アプリケーション内に追加する場合であっても、同じサイト コレクションを同じファームに 2 度追加することはできません。この状態でもデータベースに接続できますが、サイト コレクションを開始することはできません。
同じファーム内に 1 つのサイト コレクションのコピーを重複して持つ必要がある場合は、まずそのサイト コレクションを含むデータベースを別のファームに適用し、次に Stsadm のバックアップ操作と復元操作を使用して、他のファームを経由してサイト コレクションをコピーします。バックアップと復元プロセスにより、サイト コレクションに新しい GUID が作成されます。
Windows PowerShell を使用してコンテンツ データベースを Web アプリケーションに接続するには
次の最小要件を満たしていることを確認します。Add-SPShellAdmin を参照してください。
[スタート] メニューの [すべてのプログラム] をクリックします。
[Microsoft SharePoint 2010 製品] をクリックします。
[SharePoint 2010 管理シェル] をクリックします。
Windows PowerShell コマンド プロンプトで、次のコマンドを入力します。
Mount-SPContentDatabase -Name <DatabaseName> -DatabaseServer <ServerName> -WebApplication <URL> [-Updateuserexperience]ここで、
<DatabaseName> は、アップグレードするデータベースの名前です。
<ServerName> は、データベースを格納するサーバーです。
<URL> は、サイトをホストする Web アプリケーションの URL です。
Updateuserexperience では、新しいユーザー エクスペリエンスに更新するか、または古いユーザー エクスペリエンス (ビジュアル アップグレードの一部) のままにするかを指定します。このパラメーターを含めると、サイトは新しいユーザー エクスペリエンスをプレビューするように設定されます。アップグレード後もサイトを古いユーザー エクスペリエンスにしておく場合は、このパラメーターを省略します。詳細については、「ビジュアル アップグレードを計画する (SharePoint Server 2010)」を参照してください。
詳細については、「Mount-SPContentDatabase」を参照してください。
注意
コマンドライン管理タスクを実行するときには Windows PowerShell を使用することが推奨されています。Stsadm コマンドライン ツールは推奨されていませんが、製品の以前のバージョンとの互換性をサポートするために含まれています。
Stsadm コマンド ライン ツールを使用して、コンテンツ データベースを Web アプリケーションに接続するには
SharePoint 製品とテクノロジがインストールされたドライブで、%COMMONPROGRAMFILES%\Microsoft shared\Web server extensions\12\Bin に移動します。
次のコマンドを入力し、Enter キーを押します。
stsadm -o addcontentdb -url <URL> -databasename <データベース名>
[-databaseserver <サーバー名>] [-databaseuser <ユーザー名>]
[-databasepassword <パスワード>] [-sitewarning <サイトの警告数>]
[-preserveolduserexperience true/false ]
[-sitemax <最大サイト数>]
[-assignnewdatabaseid] [-clearchangelog]
注意
preserveolduserexperience パラメーターを true に設定すると、コンテンツ データベース内のサイトはアップグレード後も前のバージョンの外観を保持します。このパラメーターを false に設定すると、サイトは新しい外観にアップグレードされます。このパラメーターの既定値は true で、古い外観が保持されます。
このパラメーターはビジュアルのアップグレード機能の一部です。詳細については、「ビジュアル アップグレードを計画する (SharePoint Server 2010)」を参照してください。詳細については、「Addcontentdb : Stsadm 操作 (Office SharePoint Server)」を参照してください。
検証: 最初のデータベースのアップグレードを検証する
データベースを接続したら、[サーバーの全体管理] の [アップグレードの状態] ページを使用して、サイト コレクションのアップグレードの状態を確認できます。アップグレード プロセスが完了したら、アップグレード時に問題が発生しなかったかどうかをアップグレード ログ ファイルで確認できます。また、アップグレードされたサイトをそれぞれ確認し、コンテンツの表示状態に関する問題を見つけて解決できます。詳細については、「アップグレードの状態とアップグレードされたサイトを確認する (SharePoint Server 2010)」を参照してください。
[アップグレードの状態] ページを表示するには
- [サーバーの全体管理] で [アップグレードと移行] をクリックし、[アップグレード状態の確認] をクリックします。
アップグレード ログ ファイルを開くには
アップグレード エラー ログ ファイルとアップグレード ログ ファイルの場所は、%COMMONPROGRAMFILES%\Microsoft Shared\web server extensions\14\LOGS です。ログには、Upgrade-YYYYMMDD-HHMMSS-SSS-error.log および Upgrade-YYYYMMDD-HHMMSS-SSS.log という形式の名前が付けられます。YYYYMMDD は日付、HHMMSS-SSS は時刻 (24 時間形式の時、分、秒、ミリ秒) です。たとえば、アップグレード エラー ログは Upgrade-20090415-132126-374-error.log、アップグレード ログは Upgrade-20090415-132126-374.log のようになります。
注意
アップグレード ログ ファイルには、アップグレード対象のコンテンツ データベースの名前が含まれます。
共有サービス データベースをアップグレードする
環境内の個人用サイトをアップグレードする前に、User Profile Service と Managed Metadata Service を構成し、共有サービス プロバイダー (SSP) データベースをアップグレードする必要があります。そのためには、以下の作業を実行する必要があります。
User Profile Service 用のアプリケーション プールを作成します。
Managed Metadata Service が有効であることを確認します。
User Profile Service を有効にして、SSP データベースをアップグレードします。
注意
SSP データベースをアップグレードすると、対象ユーザー情報もアップグレードされます。
User Profile Service アプリケーション用の新しいプロキシを作成し、既定のプロキシ グループと関連付けます。
以下ではこれらの作業の手順について説明します。
重要
以下の手順では、User Profile Service アプリケーションまたは User Profile Synchronization Service をまだ有効にしていないものとします。これらのサービスを既に有効にしている場合は、手順に従って User Profile Service アプリケーションの新しいインスタンスを作成してください。既存の User Profile Synchronization Service と新しい User Profile Service アプリケーションを関連付けることができます。
Windows PowerShell を使用して User Profile Service のアプリケーション プールを作成するには
次の最小要件を満たしていることを確認します。Add-SPShellAdmin を参照してください。
[スタート] メニューの [すべてのプログラム] をクリックします。
[Microsoft SharePoint 2010 製品] をクリックします。
[SharePoint 2010 管理シェル] をクリックします。
アプリケーション プールを作成するには、Windows PowerShell のコマンド プロンプトで次のコマンドを入力します。
New-SPServiceApplicationPool -Name <ApplicationPoolName> -Account <DOMAIN\username>ここで、
<ApplicationPoolName> は、アプリケーション プールに使用する名前です。
<DOMAIN\username> は、有効なアカウントです。ドメイン アカウントを使用することも、ファーム内の管理アカウントの名前を使用することもできます。ファームの既存の管理アカウントを表示するには、Get-SPManagedAccount コマンドレットを使用します。
詳細については、「New-SPServiceApplicationPool」を参照してください。
Managed Metadata Service が有効であることを確認するには
SharePoint サーバーの全体管理の [アプリケーション構成の管理] ページで、[サービス アプリケーションの管理] をクリックします。
Managed Metadata Service が開始されていることを確認します。
このサービスを有効にして管理する方法の詳細については、「管理されたメタデータの管理 (SharePoint Server 2010)」を参照してください。
Windows PowerShell を使用して User Profile Service を有効にし、SSP データベースをアップグレードするには
次の最小要件を満たしていることを確認します。Add-SPShellAdmin を参照してください。
[スタート] メニューの [すべてのプログラム] をクリックします。
[Microsoft SharePoint 2010 製品] をクリックします。
[SharePoint 2010 管理シェル] をクリックします。
User Profile Service を有効にして SSP データベースをアップグレードするには、Windows PowerShell コマンド プロンプトで次のコマンドを入力します。
New-SPProfileServiceApplication -applicationpool <ApplicationPoolName> -Name <ServiceApplicationName> -Profiledbname <DatabaseName> [-Profiledbserver <ServerName>]ここで、
<ApplicationPoolName> は、前の手順で作成したアプリケーション プールの名前です。
<ServiceApplicationName> は、使用するサービス アプリケーションの名前です。
<DatabaseName> は、プロファイル情報が格納されているデータベースの名前です。
<ServerName> は、データベースを接続するサーバーの名前です。
詳細については、「New-SPProfileServiceApplication」を参照してください。
Windows PowerShell を使用して、User Profile Service 用のプロキシを作成し、既定のプロキシ グループと関連付けるには
次の最小要件を満たしていることを確認します。Add-SPShellAdmin を参照してください。
[スタート] メニューの [すべてのプログラム] をクリックします。
[Microsoft SharePoint 2010 製品] をクリックします。
[SharePoint 2010 管理シェル] をクリックします。
User Profile Service 用のプロキシを構成するには、Windows PowerShell コマンド プロンプトで次のコマンドを入力します。
New-SPProfileServiceApplicationProxy -ServiceApplication <ProfileServiceApplicationID> -Name <ProxyName> -DefaultProxyGroupここで、
<ProfileServiceApplicationID> は、前の手順で作成したサービス アプリケーションの GUID です。
<ProxyName> は、使用するプロキシ名です。
DefaultProxyGroup は、User Profile Service アプリケーション プロキシをローカル ファームの既定のプロキシ グループに追加することを指定します。
詳細については、「New-SPProfileServiceApplicationProxy」を参照してください。
ファーム管理アカウントに Use Profile Service のフル コントロールがあることを確認します。ファーム管理アカウントにフル コントロールを許可するには、次の手順を使用します。
User Profile Service に対する権限を更新する
SharePoint サーバーの全体管理の [アプリケーション構成の管理] ページで、[サービス アプリケーションの管理] をクリックします。
User Profile Service アプリケーションの (リンクではなく) 行をクリックし、リボンの [管理者] をクリックします。
[User Profile Service アプリケーションの管理者] ダイアログ ボックスの [アカウントまたはグループを追加するには、以下に入力するか選択して [追加] をクリックします] ボックスで、ファーム管理者アカウントおよび User Profile Service の実行に使用しているアカウントを入力し、[追加] をクリックします。
[<アカウント名> の権限] ボックスで [フル コントロール] チェック ボックスをオンにして、[OK] をクリックします。
User Profile Synchronization Service を開始する
SharePoint サーバーの全体管理の [システム設定] ページで、[サーバーのサービスの管理] をクリックします。
User Profile Synchronization Service の横にある [開始] をクリックします。
[ユーザー プロファイル アプリケーションを選択します] ダイアログ ボックスで、作成したアプリケーションを選択します。
[サービス アカウント名とパスワード] セクションで、サービス アカウントのパスワードを入力して確認します。
[OK] をクリックします。
重要
User Profile Synchronization Service を有効にした後、新しい環境の Office SharePoint Server 2007 環境から User Profile Synchronization に対して使用した設定を再適用できます。接続、プロパティのマッピング、フィルターなどの設定を再適用します。このサービスの構成方法の詳細については、「プロファイルの同期を構成する (SharePoint Server 2010)」を参照してください。
スタンドアロン環境では User Profile Synchronization Service を使用できないことに注意してください。このサービスを使用するには、サーバー ファームがインストールされている必要があります。
これで個人用サイトをアップグレードする準備ができました。
個人用サイトをアップグレードする
環境に個人用サイトがある場合は、共有サービス プロバイダー (SSP) データベースをアップグレードした後でアップグレードできます。新しい環境を作成するときに、個人用サイトのホスト Web アプリケーションを作成しておく必要があります。個人用サイトをアップグレードするには、個人用サイトのホスト URL を構成した後、個人用サイトを格納しているコンテンツ データベースをアップグレードします。
個人用サイトのホスト URL を構成するには
サーバーの全体管理の [サービス アプリケーションの管理] ページで、個人用サイトに関連付ける User Profile Service アプリケーションをクリックします。
[プロファイル サービスの管理] の [User Profile Services] ページで、[個人用サイトのセットアップ] をクリックします。
個人用サイトをセットアップするための情報 (新しい個人用サイトのホストの場所、個人用サイトの場所など) を入力します。
個人用サイトのホストはコンテンツ データベース上のサイト コレクションであり、http:// Fabrikam/my のような URL を持っています。個人用のサイトのパスは、すべての個人用サイトが作成される管理パスです。[場所] ボックスに「personal」と入力すると、個人用サイトは http:// Fabrikam/personal/username に作成されます。
個人用サイトをセットアップした後、[コマンド プロンプト] ウィンドウを開き、コマンド プロンプトで「iisreset /noforce」と入力して、インターネット インフォメーション サービス (IIS) をリセットする必要があります。
個人用サイトのホスト URL を作成したので、個人用サイトをアップグレードできます。この記事の後半にある「コンテンツ データベースを Web アプリケーションに接続する」の手順に従って、個人用サイトが格納されているデータベースを接続し、アップグレードします。SSP データベースをアップグレードし、個人用サイトのホスト URL を構成した後であれば、いつでも個人用サイトをアップグレードできます。
残りのデータベースを接続する
コンテンツ データベースを復元し、アップグレード ログ ファイルを確認してアップグレード内容を検証したら、続けて次のデータベースの復元とアップグレードを行うことができます。別々のコマンド プロンプト ウィンドウで同時に複数のデータベースを接続して、一度に複数のアップグレードを実行できます。すべてのサイト、コンテンツ データベース、および SSP データベースの復元とアップグレードが正常に終了すると、サイトが正しくアップグレードされたことを確認できます。
検証: 残りのデータベースのアップグレードを検証する
残りのデータベースをアップグレードしたら、[アップグレードの状態] ページで、進行状態を表示してアップグレード処理が完了したことを確認できます。ログ ファイルを表示してその他の問題がないかを確認し、アップグレードされたサイトをそれぞれ確認して、コンテンツの表示状態に関する問題を見つけて解決します。詳細については、「アップグレードの状態とアップグレードされたサイトを確認する (SharePoint Server 2010)」および「ビジュアル アップグレードを管理する (SharePoint Server 2010)」を参照してください。
追加の手順
アップグレードの完了後、アップグレードしたファームに対していくつかの構成手順を行う必要があります。詳細については、「データベース接続アップグレードのアップグレード後の手順を実行する (SharePoint Server 2010)」を参照してください。