検索データベースの空き領域が不足しています - イベント 52
適用先: SharePoint Server 2010
トピックの最終更新日: 2009-08-13
アラート名: 検索データベースの空き領域が不足しています
イベント ID: 52
概要: 各検索アプリケーションは、特定の種類のコンテンツを保存する、次の一連のデータベースに依存しています。
1 つ以上の検索プロパティ データベースに、クロールされたアイテムについてのメタデータが保存されます。
1 つ以上の検索クロール データベースに、アイテムがクロールされた日時と場所についての情報が保存されます。
検索管理データベースに、検索アプリケーションの管理についての固有情報が保存されます。
現象: 多数のアイテムがクロールされるにつれて、プロパティ データベースとクロール データベースのサイズが次第に増加します。ある時点で、Microsoft SharePoint Server 2010 に、次の現象が発生する可能性があります。
クロールの処理が進行せず、停止しているように見えます。
クロールのログに、クロールされた新しいドキュメントが表示されません。
このイベントが、次のようにイベント ログに表示されます。イベント ID: 52 説明: データベースの空き領域が不足しています。ソース:<データ> コード:<データ> が <データ> 回発生しました。説明: <データ>
原因: 1 つ以上の検索データベースで、ディスクの空き領域が不足しています。
解決策: 記憶域を調べます。
詳細なエラー メッセージからデータベースの場所と名前を調べます。Microsoft SQL Server のインスタンスが実行されているサーバー上で次の手順を実行して、検索データベースに十分な記憶域があるかどうかを確認します。
SQL Server Management Studio を起動します。
ログオンして、[データベース] コンテナーを展開します。
問題が発生しているデータベースの名前を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[全般] タブで、[サイズ] をクリックして現在のファイル サイズを調べます。
解決策: 検索データベースを移動します。
- 現在のサイズよりも大きな記憶域を作成したら、SQL Server の切断および接続機能を使用して、検索データベースを新しい場所に移動します (KB 220071 を参照してください)。