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定期的なプロファイルの同期のスケジュールを設定する (SharePoint Server 2010)

 

適用先: SharePoint Server 2010

トピックの最終更新日: 2011-11-10

ここでは、ディレクトリ サービスと Microsoft SharePoint Server 2010 の間でのユーザー プロファイル情報の定期的な同期のスケジュールを設定する方法を説明します。プロファイルの定期的な同期のスケジュールは、ユーザーのみのプロファイル情報について定期的ではない完全同期を完了した後で、ユーザーおよびグループのプロファイル情報を増分的に同期する場合などに設定します。

注意

プロファイル スキーマを変更したときは、常に、定期的なプロファイルの同期のスケジュールを設定する前に、臨時の完全同期を実行する必要があります。臨時のプロファイルの同期の詳細については、「定期的ではないプロファイルの同期を実行する (SharePoint Server 2010)」を参照してください。

この記事の内容

  • 定期的なプロファイルの同期のスケジュールを設定する

タスクの要件

定期的なプロファイルの同期のスケジュールを設定する

定期的なプロファイルの同期のスケジュールを設定するには、次の手順を実行します。

プロファイルの同期のスケジュールを設定するには

  1. 次の管理者の資格情報を持つことを確認します。

    • SharePoint ファームのセットアップ時に作成されるサーバー ファーム アカウントが、User Profile Synchronization Service の展開先サーバーの Administrators グループのメンバーでもある必要があります。詳細については、「アカウントの権限とセキュリティ設定 (SharePoint Server 2010)」を参照してください。

    • サーバー ファーム アカウントが、プロファイルの同期を展開するサーバーにローカルでログインできる必要があります。

    • AD DS を使用してプロファイル情報を同期する場合は、AD DS への接続で使用するアカウントに、AD DS のディレクトリの変更のレプリケート アクセス許可が必要です。さらに、アカウントは、Farm Administrators グループのメンバーであるか、User Profile Service 管理者として指定されているアカウントである必要があります。AD DS でディレクトリの変更のレプリケートを設定する方法の詳細については、「Microsoft メタディレクトリ サービス ADMA サービス アカウントのディレクトリの変更の複製を許可する方法」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=47854&clcid=0x411) を参照してください。

    • NETBIOS 名がドメイン名と異なる場合は、cn=configuration コンテナーに少なくともディレクトリの変更のレプリケート アクセス許可も必要です。User Profile Service アプリケーションで NETBIOS を有効にする方法の詳細については、「Get-SPServiceApplication」を参照してください。

    • プロファイル画像などのプロパティを SharePoint Server 2010 から AD DS にエクスポートするには、SharePoint Server 2010 からデータをエクスポートする AD DS ドメインのオブジェクトおよびすべての子オブジェクトに対し、少なくともディレクトリの変更のレプリケート アクセス許可が必要です。また、ThumbnailPhoto などのユーザー画像属性を格納するコンテナーに対する読み取り/書き込みアクセス許可も必要です。

  2. サーバーの全体管理 Web サイトの [アプリケーション構成の管理] セクションで、[サービス アプリケーションの管理] をクリックします。

  3. [サービス アプリケーションの管理] ページで、[User Profile Service アプリケーション] 行の [タイトル] 列をクリックしてこの列を選択します。

  4. リボンの [操作] グループで、[管理] をクリックします。

  5. [プロファイル サービスの管理] ページの [同期] セクションで、[同期タイマー ジョブの構成] をクリックします。

  6. [タイマー ジョブの編集] ページの [定期的なスケジュール] セクションで、プロファイルの同期を定期的に実行するスケジュールを選択し、[OK] をクリックします。

    警告

    定期的なスケジュールは [日単位] に設定することをお勧めします。

    注意

    [User Profile Service アプリケーション] ページでは、プロファイル同期ジョブの状態を確認できます。この状態には、ユーザー プロファイル、組織プロファイル、および対象ユーザーの情報が示されます。また、User Profile Service のそのインスタンスに対するプロファイルの同期の設定も表示されます。これらのメンバーには、個別の各コンテナーの進行状況、およびコンテナーで同期が開始するたびにリセットされる数が表示されます。すべてのコンテナーが同期された後は、SharePoint Server 2010 プロファイル ストアにインポートされたユーザー プロファイルと組織プロファイルの合計数が表示されます。このセクションのリンクをクリックして、完了したプロファイル同期ジョブの詳細なデータを見ることもできます。

See Also

Concepts

プロファイルの同期を構成する (SharePoint Server 2010)
定期的ではないプロファイルの同期を実行する (SharePoint Server 2010)