併置またはスタンドアロン仲介サーバーからの移行
トピックの最終更新日: 2011-04-06
Microsoft Lync Server 2010 で、仲介サーバー と 音声ビデオ会議サーバー は、スタンドアロンのプールまたはサーバーとして展開でき、フロントエンド サーバーまたはフロントエンド プール上のサービスとしても展開できる点が他と異なります。次の手順では、併置されたサービスからスタンドアロンのプールまたはサーバーへ移行する方法を説明します。
併置された仲介サーバー サービスをサーバーへ移行するには
トポロジ ビルダーがインストールされているコンピューターに、Domain Admins グループおよび RTCUniversalServerAdmins グループのメンバーとしてログオンします。
トポロジ ビルダーを以下の手順で起動します。[スタート]、[すべてのプログラム]、[Microsoft Lync Server 2010]、[Lync Server トポロジ ビルダー] の順にクリックします。
併置された仲介サーバーが定義されている場所に応じて、[Standard Edition フロントエンド サーバー] または [Enterprise Edition フロントエンド サーバー] を展開します。
次のどちらかの操作を行います。
[Standard Edition フロントエンド サーバー] 構成の場合は、サーバー名を右クリックし、[プロパティの編集] をクリックします。
[Enterprise Edition フロントエンド サーバー] 構成の場合は、プール名を右クリックし、[プロパティの編集] をクリックします。
[プロパティの編集] で、左ナビゲーション ウィンドウの [仲介サーバー] をクリックし、PSTN ゲートウェイをクリックし、[削除] をクリックして既存の PSTN ゲートウェイとの関連付けを削除します。
PSTN ゲートウェイとの関連付けを削除したときは、[併置された仲介サーバーが有効] チェック ボックスをオフにし、[OK] をクリックします。
[仲介プール] を展開し、[仲介プール] を右クリックし、[新しい仲介サーバー] をクリックし、展開の状況に応じて [複数コンピューターのプール] または [単一コンピューターのプール] を選択します。
次のどちらかの操作を行います。
複数コンピューターのプールの場合は、プールの完全修飾ドメイン名 (FQDN) を [プールの FQDN] に入力し、[次へ] をクリックします。コンピューターの FQDN を [コンピューターの FQDN] に入力し、[追加] をクリックします。プールのコンピューターのコンピューターの FQDN をすべて入力したら、[次へ] をクリックします。
単一コンピューターのプールの場合は、[FQDN] にコンピューターの FQDN を入力し、[次へ] をクリックします。
使用可能なプールの一覧から [次ホップ プール] を選択し、[次へ] をクリックします。
エッジ サーバー プールまたはエッジ サーバーが定義してある場合は、そのエッジ サーバー プールまたはエッジ サーバーを選択し、[次へ] をクリックします。
次のようにして、新しい PSTN ゲートウェイの定義を作成するか、既存の PSTN ゲートウェイを仲介サーバーに関連付けます。
新しい PSTN ゲートウェイの定義を作成するには、[新規] をクリックし、[ゲートウェイ FQDN または IP アドレス] にゲートウェイの FQDN または IP アドレスを入力します。[IP/PSTN ゲートウェイのリッスン ポート] で、既定値をそのまま使用するか、変更します。[SIP 転送プロトコル] で、PSTN ゲートウェイの構成に基づいて [TCP] または [TLS] を選択し、[OK] をクリックします。次に、[完了] をクリックします。
既存の PSTN ゲートウェイの定義を関連付けるには、既存の PSTN ゲートウェイの定義を選択し、[追加] をクリックします。次に、[完了] をクリックします。
「サーバーの役割またはファイル共有を削除した後のトポロジの公開」に記載されている手順を実行します。
仲介サーバーを併置された仲介サーバー サービスへ移行するには
トポロジ ビルダーがインストールされているコンピューターに、Domain Admins グループおよび RTCUniversalServerAdmins グループのメンバーとしてログオンします。
トポロジ ビルダーを以下の手順で起動します。[スタート]、[すべてのプログラム]、[Microsoft Lync Server 2010]、[Lync Server トポロジ ビルダー] の順にクリックします。
[仲介プール] を展開し、[仲介プール] を右クリックし、[プロパティの編集] をクリックします。
PSTN ゲートウェイを選択し、[削除] をクリックして既存の PSTN ゲートウェイとの関連付けを削除します。
併置された仲介サーバーを定義する場所に応じて、[Standard Edition フロントエンド サーバー] または [Enterprise Edition フロントエンド サーバー] を展開します。
次のどちらかの操作を行います。
[Standard Edition フロントエンド サーバー] 構成の場合は、サーバー名を右クリックし、[プロパティの編集] をクリックします。
[Enterprise Edition フロントエンド サーバー] 構成の場合は、プール名を右クリックし、[プロパティの編集] をクリックします。
[プロパティの編集] で、左ナビゲーション ウィンドウの [仲介サーバー] をクリックし、[併置された仲介サーバーが有効] をオンにします。
次のようにして、新しい PSTN ゲートウェイの定義を作成するか、既存の PSTN ゲートウェイを仲介サーバーに関連付けます。
新しい PSTN ゲートウェイの定義を作成するには、[新規] をクリックし、[ゲートウェイ FQDN または IP アドレス] にゲートウェイの FQDN または IP アドレスを入力します。[IP/PSTN ゲートウェイのリッスン ポート] で、既定値をそのまま使用するか、変更します。[SIP 転送プロトコル] で、PSTN ゲートウェイの構成に基づいて [TCP] または [TLS] を選択し、[OK] をクリックします。次に、[完了] をクリックします。
既存の PSTN ゲートウェイの定義を関連付けるには、既存の PSTN ゲートウェイの定義を選択し、[追加] をクリックします。次に、[完了] をクリックします。
スタンドアロンの仲介サーバーまたはプールを右クリックし、[削除] をクリックして、仲介サーバーを削除します。
「サーバーの役割またはファイル共有を削除した後のトポロジの公開」に記載されている手順を実行します。