信頼済みアプリケーションの定義を削除する
トピックの最終更新日: 2011-04-11
通常、信頼済みアプリケーションの管理は、Lync Server 管理シェルで Windows PowerShell コマンドライン インターフェイスのコマンドレットを実行して行います。コマンドレットでプールの削除を準備することもできます。プールを削除する前に、プールからアプリケーション登録情報を削除しなければなりません。
重要: |
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この手順でアプリケーションは削除されません。アプリケーションを削除する場合は、そのアプリケーションのドキュメントを参照してください。 |
信頼済みアプリケーションの定義を削除するには
トポロジ ビルダーがインストールされているコンピューターに、Domain Admins グループおよび RTCUniversalServerAdmins グループのメンバーとしてログオンします。
重要: この手順で、これはフロントエンド サーバーまたはプールであるものとします。 Lync Server 管理シェルを以下の手順で起動します。[スタート]、[すべてのプログラム]、[Microsoft Lync Server 2010]、[Lync Server 管理シェル] の順にクリックします。
Lync Server 管理シェルで、次のいずれかを入力します。
Get-CsTrustedApplication
登録されているすべての信頼済みアプリケーションの ID、コンピューター、サービス、プロトコル、およびアプリケーション ID 情報を表示します。
Get-CsTrustedApplication -Identity <ExternalApplicationIdentity>
信頼済みアプリケーション サーバーのプロパティを表示します。たとえば、
Get-CsTrustedApplication -Identity appsrv.contoso.net/tapp1
は、appsrv.contoso.net および アプリケーション tapp1 のプロパティを返します。Get-CsTrustedApplication | Where-Object {$_.TrustedApplicationPoolFqdn -eq "<TrustedApplicationPoolFqdn>"}
信頼済みアプリケーション サーバーに登録されている信頼済みアプリケーションおよびプロパティのみを表示します。たとえば、
Get-CsTrustedApplication | Where-Object {$_.TrustedApplicationPoolFqdn -eq "apppool.contoso.net"}
は、信頼済みアプリケーション サーバー プール apppool.contoso.net の信頼済みアプリケーションおよびプロパティを返します。
Remove-CsTrustedApplication コマンドレットで使用する –Identity パラメーター文字列は、Get-CsTrustedApplication の出力に表示されるアプリケーション ID です。信頼済みアプリケーション サーバーの完全修飾ドメイン名 (FQDN) の後ろにスラッシュ (/) で区切ってアプリケーション ID を指定します。
ヒント: どの信頼済みアプリケーション サーバーを削除すべきかはわかっているが、信頼済みアプリケーション サーバーの削除によってトポロジ内のどのアプリケーションが影響を受けるか不確かな状況では、最初の 2 つのコマンドレット文字列を使用してください。最初のコマンドレット文字列では、アプリケーションの一覧が表示されます。次のコマンドレットでは、信頼済みアプリケーション サーバーおよびアプリケーションに関する詳細な情報が表示されます。3 番目のコマンドレットでは、信頼済みアプリケーション サーバーに展開されているすべのアプリケーションの詳細が返されます。 Lync Server 管理シェルで、「
Remove-CsTrustedApplication -Identity <ExternalApplicationIdentity>
」と入力します。注: このコマンドレットでは処理の成功を示す確認メッセージは返されません。Get-CsTrustedApplication を再度実行して、アプリケーション登録情報がもう登録されていないことを確認してください。 Lync Server 管理シェルで、「
Get-CsTrustedApplication
」と入力し、出力をよく調べてアプリケーションがもう登録されていないことを確認します。トポロジ ビルダーを以下の手順で起動します。[スタート]、[すべてのプログラム]、[Microsoft Lync Server 2010]、[Lync Server トポロジ ビルダー] の順にクリックします。
トポロジ ビルダーから、Lync Server 2010 トポロジ ドキュメントのソースを選択するように指示するメッセージが表示されたら、「既存の展開からトポロジをダウンロードする」を選択し、[OK] をクリックします。
[トポロジに名前を付けて保存] で、[ファイル名] にトポロジ ドキュメントの名前を入力し、[保存] をクリックします。
トポロジ ビルダーで、[信頼済みアプリケーション サーバー] を展開し、信頼済みアプリケーション サーバーまたはプールを右クリックし、[削除] をクリックし、[OK] をクリックします。
警告: 誤って別のオブジェクトを削除してまだトポロジを公開していない場合は、[Lync Server 2010] ノードを右クリックし、[トポロジのダウンロード] をクリックして、[トポロジのダウンロードの確認] で [はい] をクリックします。 トポロジを公開し、レプリケーションの状態を確認し、必要に応じて Lync Server 展開ウィザードを実行します。
注: 詳細については、「Lync Server および Lync Server コンポーネントを実行するサーバーを削除するための共通の手順」を参照してください。