New-CsQoEConfiguration
トピックの最終更新日: 2012-03-25
QoE (Quality of Experience) 設定の新しいコレクションを作成します。
構文
New-CsQoEConfiguration -Identity <XdsIdentity> [-Confirm [<SwitchParameter>]] [-EnableExternalConsumer <$true | $false>] [-EnablePurging <$true | $false>] [-EnableQoE <$true | $false>] [-ExternalConsumerIssuedCertId <IssuedCertId>] [-ExternalConsumerName <String>] [-ExternalConsumerURL <String>] [-Force <SwitchParameter>] [-InMemory <SwitchParameter>] [-KeepQoEDataForDays <UInt32>] [-PurgeHourOfDay <UInt32>] [-WhatIf [<SwitchParameter>]]
解説
QoE 指標は、損失ネットワーク パケット数、背景ノイズ、および "ジッター" の大きさ (パケット遅延の差) など、組織で行われる音声通話やビデオ通話の品質を追跡します。これらの指標は、他のデータ (詳細な通話の記録など) とは別にデータベースに格納されます。このため、QoE は他のデータ記録と関係なく有効および無効にすることができます。このコマンドレットを使用して、サイト レベルで QoE を構成する設定を作成します (グローバル レベルでの設定は既定で存在し、削除することはできません)。
QoE は監視サーバー の役割の一部です。したがって、QoE 記録を有効にする前または QoE データを収集する前に、Microsoft Lync Server 2010 インストールに監視サーバーを展開する必要があります。
このコマンドレットを実行できるユーザー:既定では、次のグループのメンバーが New-CsQoEConfiguration コマンドレットをローカルで実行することを承認されています。RTCUniversalServerAdmins。このコマンドレットが割り当てられているすべての役割ベースのアクセス制御 (RBAC) の役割の一覧 (自身が作成したカスタムの RBAC の役割を含む) を戻すには、Windows PowerShell プロンプトから次のコマンドを実行します。
Get-CsAdminRole | Where-Object {$_.Cmdlets –match "New-CsQoEConfiguration"}
パラメーター
パラメーター | 必須かどうか | 型 | 説明 |
---|---|---|---|
Identity |
必須 |
XdsIdentity |
新しい設定を適用するサイトです。これは、site:<サイト名> の形式で入力する必要があります。<サイト名> は、Lync Server 2010 展開内のサイトの名前です。 |
EnableExternalConsumer |
省略可能 |
ブール値 |
外部コンシューマーが QoE レポートを受信できるかどうかを指定します。 既定値は次のとおりです。False |
EnablePurging |
省略可能 |
ブール値 |
KeepQoEDataForDays プロパティで定義されている期間が経過した後で、レコードを削除するかどうかを指定します。 既定値は次のとおりです。True |
EnableQoE |
省略可能 |
ブール値 |
QoE レコードを収集して、監視データベースに保存するかどうかを指定します。 EnableQoE が True に設定されている場合でも、監視サーバーが展開され、レジストラー プールに関連付けられていない限り、QoE データは収集されません。 既定値は次のとおりです。True |
ExternalConsumerIssuedCertId |
省略可能 |
IssuedCertId |
外部コンシューマー Web サービスへのアクセスを許可する証明書の証明書 ID。 |
ExternalConsumerName |
省略可能 |
文字列 |
QoE レポートの外部コンシューマーのフレンドリ名。 |
ExternalConsumerURL |
省略可能 |
文字列 |
QoE レポートを公開する外部コンシューマーの URL。 |
KeepQoEDataForDays |
省略可能 |
UInt32 |
データベースから削除するまで QoE データを保存する日数。EnablePurging を False に設定している場合、この値は無視されます。 1 ~ 2562 の値を指定します。 既定値は次のとおりです。60 |
PurgeHourOfDay |
省略可能 |
UInt32 |
KeepQoEDataForDays プロパティに指定されている日数を超えた QoE レコードを削除する時刻です。 時刻を表す 0 ~ 23 の値を指定します。たとえば、0 は午前 0 時、13 は午後 1 時です。既定値は次のとおりです。1 |
Force |
省略可能 |
SwitchParameter |
変更を行う前に表示されるように設定されているすべての確認メッセージを表示しないようにします。 |
InMemory |
省略可能 |
SwitchParameter |
永続的な変更としてオブジェクトをコミットせずに、オブジェクト参照を作成します。このパラメーターを指定して呼び出したコマンドレットの出力を変数に割り当てる場合、オブジェクト参照のプロパティを変更し、コマンドレットに対応する Set- コマンドレットを呼び出してそれらの変更をコミットできます。 |
WhatIf |
省略可能 |
SwitchParameter |
実際にコマンドを実行せずに、コマンドの実行結果がわかります。 |
Confirm |
省略可能 |
SwitchParameter |
コマンドの実行前に確認メッセージを表示します。 |
入力の種類
なし。
戻り値の種類
Microsoft.Rtc.Management.WritableConfig.Settings.QoE.QoESettings 型のオブジェクトを作成します。
例
-------------------------- 例 1 --------------------------
New-CsQoEConfiguration -Identity site:Redmond -EnableQoE $False
例 1 のコマンドでは、New-CsQoEConfiguration コマンドレットを使用して、ID が site:Redmond の QoE 設定の新しいセットを作成します。site:Redmond という ID に加え、新しい設定は、EnableQoE プロパティを False に設定することも行います。サイト設定はグローバル設定よりも優先されるため、この操作では、QoE がグローバル スコープで有効であるかどうかに関係なく、QoE を Redmond サイトに対して無効にします。
-------------------------- 例 2 --------------------------
New-CsQoEConfiguration -Identity site:Dublin -KeepQoEDataForDays 30 -PurgeHourOfDay 4
このコマンドでは、Dublin サイトに適用する新しい QoE 設定を作成しています。この例では、KeepQoEDataForDays パラメーターを 30 に設定しているため、QoE データは、既定の 60 日ではなく、30 日後にデータベースから削除されます。さらに、PurgeHourOfDay パラメーターを 4 に設定して、先ほど設定した 30 日よりも古いデータが午前 4 時にすべて削除されるようにしています。
注: QoE および詳細な通話の記録 (CDR) を有効にしている場合は、パフォーマンス上の理由から、QoE と CDR で PurgeHourOfDay を異なる設定にすることをお勧めします。