Get-CsServerVersion

 

トピックの最終更新日: 2012-03-23

Microsoft Lync Server 2010 を実行しているコンピューターのサーバー ライセンス情報を戻します。

構文

Get-CsServerVersion 

解説

Lync Server 2010 には、評価版 (有効期限あり) とライセンスが供与されたフル ライセンス版の 2 つのバージョンがあります。Get-CsServerVersion コマンドレットを使用することにより、管理者は、コンピューターで実行されている Lync Server のバージョンを判別することができます。Get-CsServerVersion は、ローカル コンピューターでのみ実行するように設計され、追加パラメーターを使用しないコマンドレットで、レジストリ値 HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Real-Time Communications\{A593FD00-64F1-4288-A6F4-E699ED9DCA35}\Type を読み取ります。コマンドレットは、そのレジストリ値に基づいて、ソフトウェアのバージョン番号と Lync Server のライセンス情報を報告します。ライセンス情報により、以下のいずれかがわかります。

評価版のライセンス キーがインストールされているかどうか。

ボリューム ライセンス キーがインストールされているかどうか。

ローカル コンピューターにインストールされているコンポーネントでは、ライセンス キーが不要かどうか (ライセンス供与が必要なのは、フロントエンド サーバー、ディレクター、またはエッジ サーバーとして機能しているコンピューターの場合だけです)。

エラーが発生した場合、Get-CsServerVersion は、ライセンスのタイプとバージョン情報を取得できなかったことを報告し、Lync Server コンポーネントの再インストールを勧めるメッセージを表示します。

パラメーター

パラメーター	必須かどうか	型	説明
			Get-CsServerVersion では、パラメーターを指定しません。

入力の種類

なし。Get-CsServerVersion は、パイプライン処理された入力をサポートしません。

戻り値の種類

Get-CsServerVersion は、文字列値を戻します。

例

-------------------------- 例 1 ------------------------

Get-CsServerVersion

例 1 に示すコマンドは、ローカル コンピューターのライセンス情報を戻します。Get-CsServerVersion は、この目的でのみ使用できます。