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ディレクターの技術要件

 

トピックの最終更新日: 2011-06-27

このセクションでは、ディレクターのハードウェアとソフトウェア要件、およびサポートされるディレクターの併置シナリオについて説明します。

ディレクターのハードウェア要件

次の表にディレクターのハードウェア要件を示しますが、Microsoft Lync Server 2010 のその他の大部分のサーバー役割の要件と同じです。

ディレクターのハードウェア要件

ハードウェア コンポーネント 最小要件

CPU

  • 2.0 GHz またはそれ以上の 64 ビット プロセッサ、クアッド コア

  • 2.0 GHz またはそれ以上の 64 ビット デュアル プロセッサ、デュアル コア

メモリ

4 ギガバイト (GB)

ディスク

  • 10K RPM ハード ディスク ドライブ (HDD)

  • 10K RPM HDD 以上のパフォーマンスを持つハイパフォーマンス ソリッド ステート ドライブ (SSD)

  • データベース データ ファイル用として 2 x RAID 10 (ストライプおよびミラー)、15K RPM ディスク

ネットワーク

  • 1 Gbps (ギガビット/秒) のデュアル ネットワーク アダプター (推奨)

  • 1 Gbps の単一ネットワーク アダプター (サポート)

ディレクターのソフトウェア要件

ディレクター サーバーの役割は、Lync Server 2010 Enterprise Edition を実行しているサーバーでのみ展開することができます。

フロント エンド サーバー、音声ビデオ会議サーバー、ディレクター、仲介サーバー、エッジ サーバー、アーカイブ サーバー、および監視サーバーを含む、Lync Server 2010 Enterprise Edition の全役割には、次のいずれかの 64 ビットオペレーティング システムが必要です。

  • Windows Server 2008 R2 Standard オペレーティング システム

  • Windows Server 2008 R2 Enterprise オペレーティング システム

  • Windows Server 2008 R2 Datacenter オペレーティング システム

  • Windows Server 2008 Standard オペレーティング システム Service Pack 2 (SP2)

  • Windows Server 2008 Enterprise オペレーティング システム SP2

  • Windows Server 2008 Datacenter オペレーティング システム SP2

note注:
Windows Server 2008 R2 Datacenter オペレーティング システムまたは Windows Server 2008 Datacenter オペレーティング システムと Service Pack 2 (SP2) を実行していて、複数のプロセッサ グループ (動的なハードウェア パーティショニング) が構成されているコンピューターに Lync Server 2010 を展開するには、Lync Server 2010 をインストールするときに既定でインストールされる Microsoft SQL Server 2008 Express データベース ソフトウェアを Microsoft SQL Server 2008 R2 Express にアップグレードする必要があります。Standard Edition サーバーのバックエンド データベースの SQL インスタンス名は RTC、(サーバー ロールごとの) ローカル構成ストアの SQL インスタンス名は RTCLocal です。Lync Server 2010 Standard Edition を実行しているサーバーには、両方の SQL インスタンスがあり、それぞれ個別にアップグレードする必要があります。

サポートされる配置

ディレクターは、Lync Server 2010 では他のサーバーの役割と併置することはできません。