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ボイス メール再ルーティング設定の構成

 

トピックの最終更新日: 2012-01-24

Exchange ユニファイド メッセージング (UM) が中央サイトにインストールされており、Exchange UM メッセージ自動応答 (AA) が展開されている場合、存続可能ブランチ アプライアンスおよび存続可能ブランチ サーバーにより、WAN の停止時にブランチ ユーザーにボイス メールの存続性を提供できます。 Exchange 管理者がメッセージのみを受け入れるように AA を構成することをお勧めします。この構成により、ユーザーへの転送やオペレーターへの転送などの他の汎用的な機能は無効になります。 また、汎用的な AA またはカスタマイズした AA を使用して通話をルーティングすることもできます。

詳細については、「計画」のドキュメントの「ブランチ サイトの復元要件」の「ボイス メールの存続性の準備」を参照してください。

ボイス メールの存続性を構成するには

  1. Exchange 管理者に対して、メッセージのみを受け入れるように AA を構成するよう依頼します (Exchange シェルで、次のコマンドレットを使用します: Set-UMAutoAttendant <AA 名> -CallSomeoneEnabled$false)。 メッセージを残すことを許可するかどうかを指定するパラメーター (SendVoiceMsgEnabled) は、既定では true になっています。

  2. Lync Server 管理シェルで、New-CSVoiceMailReroutingConfiguration コマンドレットを使用して、存続可能ブランチ アプライアンスまたは存続可能ブランチ サーバーのボイス メール再ルーティング構成に AA の電話番号を Exchange UM 自動応答の電話番号として設定します。

    note注:
    ボイス メール再ルーティング設定を後で変更する必要がある場合は、Set-CsVoiceMailReRoutingConfiguration コマンドレットを使用して変更します。 New- および Set-CSVoiceMailReroutingConfiguration の詳細については、シェル ヘルプ トピックを参照してください。
  3. ブランチ ユーザーの Exchange UM ダイヤル プランに対応する Exchange UM サブスクライバー アクセス番号を、存続可能ブランチ アプライアンスまたは存続可能ブランチ サーバーのボイス メール再ルーティング構成に Exchange UM サブスクライバー アクセス番号として設定します。

    note注:
    WAN の停止時にボイス メール取得機能にアクセスする必要があるすべてのブランチ ユーザーに関連付けられたダイヤル プランが 1 つのみになるように、Exchange UM ユーザーのダイヤル プランを構成します。

存続可能ブランチ アプライアンスまたは存続可能ブランチ サーバーの次のステップについては、「存続可能ブランチ アプライアンスまたはサーバーのホーム ユーザー」を参照してください。