Lync Server 管理ツールをインストールする
トピックの最終更新日: 2011-05-11
このトピックでは、Microsoft Lync Server 2010 の展開および管理に使用する必要がある管理ツールをインストールする方法について説明します。既定では、管理ツールは、Lync Server 2010 を実行している各サーバーにインストールされます。また、専用の管理コンソールなど、他のコンピューター上に管理ツールをインストールすることもできます。管理ツールは、作成対象の Microsoft Lync Server 2010 展開と同じドメインまたはフォレスト内にあるコンピューター上にインストールすることを強くお勧めします。このようにインストールすることによって、Active Directory ドメイン サービス (AD DS) の準備が完了し、後でそのコンピューター上で管理ツールを使用することによってトポロジを公開できるようになります。
Lync Server 管理ツールをインストールまたは使用する前に、インフラストラクチャ、オペレーティング システム、ソフトゥエア、および管理者権限の各要件を必ず見直してください。インフラストラクチャの要件の詳細については、「管理ツールのインフラストラクチャ要件」を参照してください。Lync Server 2010 管理ツールをインストールするためのオペレーティング システムとソフトウェアの各要件の詳細については、「サーバーおよびツールのオペレーティング システムのサポート」、「追加のソフトウェア要件」、および「追加サーバー サポートおよび要件」を参照してください。ツールをインストールおよび使用するために必要なユーザー権限およびアクセス権の詳細については、「セットアップと管理に必要な管理者権限およびアクセス許可」を参照してください。
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組織でインターネット インフォメーション サービス (IIS) およびすべての Web サービスをシステム ドライブ以外のドライブに配置する必要がある場合は、[セットアップ] ダイアログ ボックスで Lync Server ファイルのインストール先パスを変更できます。OCSCore.msi など、セットアップ ファイルをこのパスにインストールすると、残りの Lync Server 2010 ファイルもこのドライブに展開されます。 |
Lync Server 2010 管理ツールをインストールするには
管理ツールのインストール先のコンピューターにローカル管理者 (最小要件) としてログオンします。Windows Vista または Windows 7 オペレーティング システムの標準ユーザーとしてログオンしており、ユーザー アカウント制御 (UAC) が有効になっている場合は、ローカル管理者または同等のドメイン ユーザーの名前とパスワードの入力を求められます。
コンピューターにインストール メディアを配置し、\Setup\amd64\Setup.exe をダブルクリックします。
Microsoft Visual C++ 2008 (再頒布可能) のインストールを指示されたら、[はい] をクリックします。
[Microsoft Lync Server 2010 のインストール先] ページで [OK] をクリックします。ファイルを他の場所にインストールする必要がある場合は、このパスを他の場所またはドライブに変更します。
重要: 組織でインターネット インフォメーション サービス (IIS) およびすべての Web サービスをシステム ドライブ以外のドライブに配置する必要がある場合は、[セットアップ] ダイアログ ボックスで Lync Server ファイルのインストール先パスを変更できます。このパスに OCSCore.msi など、セットアップ ファイルをインストールすると、残りの Lync Server 2010 ファイルもこのドライブに展開されます。 [使用許諾契約書] ページでライセンス条項を確認し、[同意する] をクリックしてから [OK] をクリックします。続行するにはこのステップが必要です。
[Microsoft Lync Server 2010 – 展開ウィザード] ページで、[トポロジ ビルダーのインストール] をクリックします。
インストールが正常に完了したら、[終了] をクリックします。