監視サーバー レポートの展開
トピックの最終更新日: 2012-10-16
監視サーバーには、Microsoft SQL Server Reporting Services によって公開された一連の標準レポートが格納されています。 これらのレポートを使用するには、SQL Server Reporting Services のインスタンスに監視サーバー レポートをインストールする必要があります。 レポート マネージャーがレポートを Web サイトに公開します。
次の手順では、Lync Server 展開ウィザードを使用して監視サーバー レポートを展開する方法について説明します。このウィザードを実行する前に、次の操作に必要なユーザー権限とアクセス許可が付与されていることを確認してください。
監視サーバー データベースへの SQL Server sysadmin アクセス権があるユーザー アカウントの作成。
SQL Server Reporting Services へのレポートの展開。これを行うには、SQL Server Reporting Services のコンテンツ マネージャーの役割とシステム管理者の役割の両方が必要です。詳細については、「定義済みロールの使用」 (https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=187491&clcid=0x411) を参照してください。
最低限必要な一連のユーザー権限およびアクセス許可として、ローカル サーバー管理者、ドメイン ユーザー、RtcUniversalServerAdmins、監視データベース (SQL Server Reporting Services) の読み取り/書き込みアクセス許可が含まれている必要があります。
監視サーバー レポートを展開するには
DomainAdmins グループのメンバーとしてドメイン内のサーバーにログオンします。
Lync Server 2010 のインストール フォルダーまたはメディアから、Setup.exe を実行して Lync Server 展開ウィザードを起動します。
Lync Server 展開ウィザードで、[監視サーバー レポートの展開] をクリックします。
[監視サーバーの指定] ページで、通話詳細記録 (CDR) および Quality of Experience (QoE) データを収集して格納する監視サーバーを指定します。
[監視サーバーの指定] ページで、レポートを公開する SQL Server Reporting Services のインスタンスを指定します。
注: レポートを公開するには、Reporting Services サーバーの Federal Information Processing Standard (FIPS) 準拠アルゴリズム ポリシーを無効にするか、マイクロソフト サポート技術情報の記事 911722「ASP.NET 1.1 から ASP.NET 2.0 にアップグレードした後に有効に ViewState を含む ASP.NET Web ページにアクセスすると、エラー メッセージが表示されます。」(https://support.microsoft.com/kb/911722/ja-jp) の解決方法を適用する必要があります。 [資格情報の指定] ページで、監視サーバー データベース (QoEMetrics および LcsCDR) にアクセスするために使用するユーザー資格情報を指定します。
注: 詳細については、「レポート データ ソースに関する資格情報と接続情報の指定」 (https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=203152&clcid=0x411) を参照してください。 (オプション) [読み取り専用グループの指定] ページで、監視レポートへの読み取り専用アクセスを付与するドメイン グループを指定します。
注: SQL Server Reporting Services で読み取り専用グループを直接構成することもできます。
ローカル グループは、SQL Server Reporting Services を実行しているコンピューターのローカル グループです。 これは、リモートで展開を実行する場合にも該当します。 ローカル グループを指定するときにコンピューター名を含めないでください。
このグループにユーザーを追加して、レポートへのアクセスを付与できます。 コマンドを正常に実行するには、読み取り専用グループが存在している必要があります。