Lync Server 2010 のパイロット プールのアーキテクチャ
トピックの最終更新日: 2011-04-04
次の図に、このドキュメントで使用するパイロット プール関連トポロジを示します。Lync Server 2010 は、既存の Office Communications Server 2007 R2 インストールと並列にインストールされています。トポロジのマージ後、数人のテスト ユーザーが Lync Server 2010 に所属することになり、Office Communications Server 2007 R2 サーバーに所属するユーザーと通信します。これは、別々のプールに所属するユーザー間の相互運用性により、通信を続行できること、また既存ワークロードと境界ネットワーク インフラストラクチャを引き続き使用できることを示します。
最初、Lync Server 2010 プールは Office Communications Server 2007 R2 と並列に展開されています。外部のトラフィックとフェデレーションは、従来のエッジ サーバー環境によって行われます。「フェーズ 7: Lync Server 2010 エッジ サーバーおよびディレクターをパイロット プールに追加する」では、ディレクターとエッジ サーバーが展開に追加されます。
次の表では、このトポロジで使用されるさまざまなサーバーの役割の完全修飾ドメイン名 (FQDN) の一覧を示します。この表は参照のみを目的としたものです。
サーバーの役割 | Office Communications Server 2007 R2 の FQDN | Lync Server 2010 の FQDN |
---|---|---|
Standard Edition サーバー |
SE-R2.CONTOSO.NET |
LYNC-SE.CONTOSO.NET |
エッジ サーバー |
EDGE-R2.CONTOSO.NET |
LYNC-EDGE.CONTOSO.NET |
ディレクター |
DIR-R2.CONTOSO.NET |
LYNC-DIR.CONTOSO.NET |
仲介サーバー |
MEDSVR01.CONTOSO.NET |
LYNC-SE.CONTOSO.NET に併置 |
重要: |
---|
展開で真の高可用性ソリューションが必要な場合は、Lync Server 2010 Enterprise Edition を展開することをお勧めします。 |
重要: |
---|
Office Communications Server 2007 R2 のスタンドアロン仲介サーバーをマージする際には、Lync Server の仲介サーバーを Lync Server のフロントエンド プールまたは Standard Edition サーバーと併置することをお勧めします。 |