サーバー ハードウェア プラットフォーム
トピックの最終更新日: 2013-05-23
Lync Server 管理ツールを実行する Microsoft Lync Server 2010通信ソフトウェア サーバー役割およびコンピューターでは、64 ビットのハードウェアが必要です。
Lync Server 2010 の展開で使用する具体的なハードウェアは、サイズおよび使用法の要件によってさまざまです。 ここでは、推奨ハードウェアについて説明します。 これらは推奨値であり、要件ではありませんが、推奨値を満たさないハードウェアを使用すると、パフォーマンスに著しい影響を与え、他の問題が発生する可能性があります。
Lync Server 2010 を実行するサーバーのハードウェア サポート
次の表に、ディレクター サーバー役割以外の、Lync Server 2010 をインストールする予定のすべてのサーバーに推奨されるハードウェアを示します。 これらの値は、8 つのフロント エンド サーバーと 1 つのバック エンド サーバーを使用する 80,000 ユーザーのユーザー プールを基準とした場合の推奨値です。
Lync Server 2010 を実行するサーバーのハードウェア推奨値
ハードウェア コンポーネント | 推奨値 |
---|---|
CPU |
次のいずれかの要件:
Intel Itanium プロセッサは、Lync Server 2010 サーバー役割用としてはサポートされていません。 |
メモリ |
16 GB |
ディスク |
10,000 RPM のディスク ドライブで 72 GB 以上の空きディスク領域を持つローカル ストレージ |
ネットワーク |
ネットワーク アダプター 1 つ (推奨 2 つ)、それぞれ 1 Gbps 以上。エッジ サーバーではネットワーク インターフェイスが 2 つ必要。 |
ディレクター サーバー役割を実行するサーバーのハードウェア要件は、表の推奨値未満です。 これらの値は、フロント エンド プールあたりの最大外部ユーザー数を 39,000 とした場合の推奨値です (フロント エンド プールあたりのユーザー数が 80,000 で、ユーザーの 30% が外部接続し、MPOP (Multiple Points of Presense) が 1.5 のユーザー モデルに従います)。
ディレクターのハードウェア推奨事項
ハードウェア コンポーネント | 推奨値 |
---|---|
CPU |
次のいずれかの要件:
Intel Itanium プロセッサは、Lync Server 2010 サーバー役割用としてはサポートされていません。 |
メモリ |
4 GB |
ディスク |
10,000 RPM のディスク ドライブで 72 GB 以上の空きディスク領域を持つローカル ストレージ |
ネットワーク |
ネットワーク アダプター 1 つ (推奨 2 つ)、それぞれ 1 Gbps 以上 |
バック エンド サーバーと他のデータベース サーバーのハードウェア サポート
バック エンド サーバーの要件と他のデータベース サーバーの要件は、バック エンド サーバーでの必要メモリが多い点を除いて、Lync Server 2010 を実行するサーバーの要件と似ています。 次の表に、バック エンド サーバーと他のデータベース サーバーで推奨されるハードウェアを示します。これらは、8 つのフロント エンド サーバーと 1 つのバック エンド サーバーを使用するユーザー数 80,000 のユーザー プールを基準とした場合の値で、Lync Server の展開で必要なすべてのデータベースが 1 つのデータベース サーバーで稼働しているものとします。
バック エンド サーバーと他のデータベース サーバーのハードウェア推奨値
ハードウェア コンポーネント | 推奨値 |
---|---|
CPU |
次のいずれかの要件:
|
メモリ |
バック エンド サーバー (アーカイブ データベースと監視データベースの併置あり/なし) の推奨値 32 GB、アーカイブ データベースと監視データベース (バック エンド サーバーとの併置なし) の推奨値は 16 GB。 |
ディスク |
10,000 RPM のディスク ドライブで 72 GB 以上の空きディスク領域を持つローカル ストレージ |
ネットワーク |
ネットワーク アダプター 1 つ (推奨 2 つ)、それぞれ 1 Gbps 以上 |