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Set-CsAudioTestServiceApplication

 

トピックの最終更新日: 2012-03-27

組織で現在使用されている音声テスト サービス アプリケーションの任意の連絡先に関するプロパティ値を変更できます。UNRESOLVED_TOKEN_VAL(ps-intro-in-LS2010)

構文

Set-CsAudioTestServiceApplication -Identity <UserIdParameter> [-Confirm [<SwitchParameter>]] [-DisplayName <String>] [-DisplayNumber <String>] [-Enabled <$true | $false>] [-EnabledForFederation <$true | $false>] [-EnterpriseVoiceEnabled <$true | $false>] [-ExchangeArchivingPolicy <Uninitialized | UseLyncArchivingPolicy | NoArchiving | ArchivingToExchange>] [-LineURI <String>] [-PassThru <SwitchParameter>] [-PrimaryLanguage <String>] [-SecondaryLanguages <MultiValuedProperty>] [-SipAddress <String>] [-Type <String>] [-WhatIf [<SwitchParameter>]]

例

例 1

例 1 では、音声テスト サービスの連絡先 sip:RedmondAudioTest@litwareinc.com に関する主要言語は米国英語 (en-US) に設定されています。

Set-CsAudioTestServiceApplication -Identity "sip:RedmondAudioTest@litwareinc.com" -PrimaryLanguage "en-US"

例 2

例 2 では、音声テスト サービスの連絡先 sip:RedmondAudioTest@litwareinc.com に関する PrimaryLanguage プロパティの値をクリアしています。この処理を実行するには、PrimaryLanguage パラメーターを指定し、そのパラメーター値を $Null に設定します。

Set-CsAudioTestServiceApplication -Identity "sip:RedmondAudioTest@litwareinc.com" -PrimaryLanguage $Null

例 3

例 3 では、主要言語として米国英語を使用するように、組織で使用されているすべての音声テスト サービスを構成しています。これを実行するため、まずパラメーターなしの Get-CsAudioTestServiceApplication コマンドレットを呼び出して、音声テスト サービスの連絡先のコレクションを戻します。次に、このコレクションを Set-CsAudioTestServiceApplication にパイプ処理し、コレクション内の各連絡先の PrimaryLanguage プロパティに U.S. English (en-Us) を割り当てます。

Get-CsAudioTestServiceApplication | Set-CsAudioTestServiceApplication -PrimaryLanguage "en-US"

解説

音声テスト サービスを使用すると、Lync Server ユーザーは音声通話を開始する前に、音声接続をテストできます。これを実行するために、ユーザーは [Lync オプション] ダイアログ ボックスの [オーディオ デバイス] タブにある [通話品質を確認する] ボタンをクリックします。ユーザーがこのボタンをクリックすると、自動音声テスト サービスへの通話が開始されます。この通話への応答が行われ、導入の音声案内が再生された後、呼び出し側は短いメッセージ (最大 10 秒) を録音するように求められます。その後、この録音された音声が再生され、呼び出し側は音声が現在の接続を介してどのように聞こえるのかを確認できます。

音声テスト サービスは、一部で Active Directory 連絡先オブジェクトを使用しています。これらのオブジェクトは、音声ボット のインストール時に自動的に作成されます。これらの連絡先を手動で作成する方法はありません。ただし、管理者は Get-CsAudioTestServiceApplication コマンドレットを使用して、現在組織で使用中の各種テスト サービスの連絡先に関する情報を取得できます。管理者は Set-CsAudioTestServiceApplication コマンドレットを使用してこれらの連絡先のプロパティを変更することもできます。

このコマンドレットを実行できるメンバー。既定では、次のグループのメンバーが Set-CsAudioTestServiceApplication コマンドレットをローカルで実行することを承認されています。RTCUniversalServerAdmins。このコマンドレットが割り当てられているすべての役割ベースのアクセス制御 (RBAC) の役割の一覧 (自身が作成したカスタムの RBAC の役割を含む) を戻すには、Windows PowerShell プロンプトから次のコマンドを実行します。

Get-CsAdminRole | Where-Object {$_.Cmdlets –match "Set-CsAudioTestServiceApplication"}

パラメーター

パラメーター 必須 型 説明

Identity

必須

Microsoft.Rtc.Management.AD.UserIdParameter

変更しようとする音声テスト サービスの連絡先の SIP アドレス。

Confirm

省略可能

System.Management.Automation.SwitchParameter

コマンドの実行前に確認メッセージを表示します。

DisplayName

省略可能

System.String

連絡先オブジェクトの Active Directory 表示名です。

DisplayNumber

省略可能

System.String

DisplayNumber は有効なプロパティですが、音声テスト サービスでは実際には使用されていません。

Enabled

省略可能

System.Boolean

連絡先オブジェクトが Lync Server で有効になっているかどうかを指定します。この値を False ($False) に設定すると、連絡先は Lync Server にログオンできなくなり、True ($True) に設定すると、連絡先のログオン特権が再び有効になります。

EnabledForFederation

省略可能

System.Boolean

フェデレーション ドメインからのユーザーがこの連絡先を使用できるかどうかを示します。False に設定した場合は、組織内のユーザーのみがこの連絡先にアクセスできます。

EnterpriseVoiceEnabled

省略可能

System.Boolean

連絡先オブジェクトで、エンタープライズ VoIP、つまり Microsoft のボイス オーバー IP (VoIP) の実装が有効になっているかどうかを指定します。エンタープライズ VoIP を使用すると、標準の電話ネットワークではなくインターネットを使用して電話をかけることができます。

ExchangeArchivingPolicy

省略可能

Microsoft.Rtc.Management.ADConnect.Core.ExchangeArchivingPolicyOptionsEnum

連絡先のインスタント メッセージング セッションのアーカイブ先を指定します。有効な値は次のとおりです。

* Uninitialized

* UseLyncArchivingPolicy

* ArchivingToExchange

* NoArchiving

LineURI

省略可能

System.String

LineUri は有効なプロパティですが、音声テスト サービスでは実際には使用されていません。

PassThru

省略可能

System.Management.Automation.SwitchParameter

ポリシーの割り当て先ユーザーを表すユーザー オブジェクトを、パイプラインを介して渡せるようにします。既定では、Set-CsAudioTestServiceApplication コマンドレットはパイプラインを介してオブジェクトを渡しません。

PrimaryLanguage

省略可能

System.String

音声テスト サービスで使用する第 1 言語。この言語は、使用可能な言語コードのいずれかを使用して構成する必要があります。たとえば、英語 (米国) に対応する en-US、フランス語に対応する fr-FR などです。使用可能な言語コードの一覧を戻すには、Windows PowerShell プロンプトに次のコマンドを入力します。

Get-CsDialInConferencingLanguageList | Select-Object -ExpandProperty Languages。

SecondaryLanguages

省略可能

Microsoft.Rtc.Management.ADConnect.Core.MultiValuedProperty

SecondaryLanguages は有効なプロパティですが、音声テスト サービスでは実際には使用されていません。

SipAddress

省略可能

System.String

このパラメーターは、今は無効になっています。Set-CsAudioTestServiceApplication を使用して SIP アドレスを変更することはできません。

Type

省略可能

System.String

展開されているテスト連絡先の種類を示します。既定では、連絡先はオートマトンとして一覧表示されます。これは呼び出し側と対話できることを意味します。

WhatIf

省略可能

System.Management.Automation.SwitchParameter

実際にコマンドを実行せずに、コマンドの実行結果がわかります。

入力の種類

Set-CsAudioTestServiceApplication コマンドレットは、Microsoft.Rtc.Management.ADConnect.Schema.OCSADApplicationContact オブジェクトに関する、パイプ処理されたインスタンスを受け入れます。

戻り値の種類

Set-CsAudioTestServiceApplication コマンドレットは、オブジェクトや値を返しません。

関連項目

その他のリソース

Get-CsAudioTestServiceApplication