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手動で場所を取得する際のユーザー エクスペリエンスの定義

 

トピックの最終更新日: 2012-06-04

クライアントがネットワークの外部にいる場合、または定義されていないサブネットにいる場合は、ユーザーは場所を手入力できますが、この場所は、呼び出しが緊急情報受信センター (PSAP) にルーティングされる前に、国の E9-1-1 Emergency Call Response Center (ECRC) のディスパッチャーによって検証されます。ユーザーが場所を入力しない場合、または場所が主要道路住所案内 (MSAG) と一致しない場合は、緊急サービス サービス プロバイダーが音声で発信者に場所を問い合わせた後、提供された情報に基づいて、呼び出しは適切な PSAP に転送されます。

  • 場所情報サービスによって自動的に入力されない場合は、ユーザーに場所の入力を求める必要があるか。
    たとえば、クライアントが未定義のサブネット、自宅、ホテル、またはどこであれネットワークの外部に存在する場合は、ユーザーに場所の入力を求める必要があるでしょうか。

    クライアントの動作を定義するように、場所ポリシーの [場所] 設定を構成できます。この値を [いいえ] に設定すると、ユーザーは場所の入力を求められません。この値を [はい] に設定すると、ユーザーは場所の入力を求められますが、入力せずにプロンプトを閉じることもできます。この値を [免責事項] に設定すると、ユーザーは場所の入力を求められ、入力せずにプロンプトを閉じた場合の免責事項が表示されます。すべての場合において、ユーザーは通常どおりクライアントを使用し続けることができます。

ユーザーが場所を手入力すると、クライアントのネットワークでの既定のゲートウェイの MAC アドレスに場所がマップされ、クライアントにあるユーザーごとのテーブルに保存されます。ユーザーが以前に保存されたいずれかの場所を返すと、Lync クライアントは自動的にその場所を設定します。

note注:
変更できるのはクライアントの現在の場所だけですが、ローカル ユーザー テーブルに格納されているすべての場所を削除することもできます。