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Hosted Exchange UM と Lync Server 2010 の統合のための展開プロセス

 

トピックの最終更新日: 2011-01-31

Lync Server 2010 と Hosted Exchange Unified Messaging (UM) の統合を効果的に計画するには、次のことを考慮する必要があります。

  • Lync Server 2010 と Hosted Exchange UM を統合するための前提条件

  • 統合プロセス中に必要なステップ

Hosted Exchange UM との統合のための展開に関する前提条件

統合プロセスを開始する前に、Lync Server (少なくともフロント エンド プールまたは Standard Edition サーバー)、エッジ サーバー、および Lync 2010 または Office Communicator 2007 R2 のクライアントを展開しておく必要があります。

統合プロセス

次の表では、Hosted Exchange UM 統合プロセスの概要を説明します。 展開ステップの詳細については、「展開」ドキュメントの「Hosted Exchange UM 上で Lync Server 2010 ユーザーにボイス メールを提供する」を参照してください。

フェーズ ステップ 権限とアクセス許可 展開のドキュメント

エッジ サーバーの構成。

  1. フェデレーションのためにエッジ サーバーを構成します。

  2. エッジ サーバーにデータを手動でレプリケートします。

  3. エッジ サーバーのホスティング プロバイダーを構成します。

RTCUniversalServerAdmins

Hosted Exchange UM との統合のためのエッジ サーバーの構成

ホスト ボイス メール ポリシーの構成。

  1. グローバル ホスト ボイス メール ポリシーを変更するか、サイト スコープまたはユーザー単位のスコープでホスト ボイス メール ポリシーを新規作成します。

  2. スコープがユーザー単位のポリシーの場合には、ポリシーをユーザーまたはグループに割り当てます。

RTCUniversalServerAdmins

ホスト ボイス メール ポリシーの管理

ホスト ボイス メールへのユーザー対応の有効化。

  • Hosted Exchange サービスのメールボックスを使用するユーザーのユーザー アカウントを構成します。

RTCUniversal-UserAdmins

ホスト ボイス メールに対するユーザーの有効化

ホスト連絡先オブジェクトの構成。

  1. Hosted Exchange UM の自動応答連絡先オブジェクトを作成します。

  2. Hosted Exchange UM のサブスクライバー アクセス連絡先オブジェクトを作成します。

RTCUniversal-UserAdmins

note注:
連絡先オブジェクトを作成、変更、または削除する場合、コマンドレット New-CsExUmContact、Set-CsExUmContact、または Remove-CsExUmContact を実行するユーザーには、新たな連絡先オブジェクトが格納されている Active Directory の組織単位への適切なアクセス許可が必要です。このアクセス許可は、Grant-CsOUPermission コマンドレットを実行することで付与されます。詳細については、Lync Server 管理シェルのドキュメントを参照してください。

Hosted Exchange UM の連絡先オブジェクトの作成