Setup の使用によるスキーマの準備の実行
トピックの最終更新日: 2011-03-25
Lync Server 展開ウィザードの [ステップ 1: スキーマの準備] の完了後、スキーマ パーティションがレプリケートされていることを手動で確認してから、フォレストの準備に進んでください。
セットアップを使用して、現在のフォレストのスキーマを準備するには
Schema Admins グループのメンバーとして、さらに、スキーマ マスターにおける管理者権限を使用して、フォレスト内のサーバーにログオンします。
Lync Server 2010 のインストール フォルダーまたはメディアから、Setup.exe を実行して展開ウィザードを起動します。
Microsoft Visual C++ (再頒布可能) のインストールを要求するメッセージが表示されたら、[はい] をクリックします。
Microsoft Lync Server 2010 セットアップ ダイアログ ボックスが、Lync Server 2010 ファイルをインストールする場所を求めるメッセージを表示します。既定の場所を選択するか、または好みの場所を [参照] で選択し、[インストール] をクリックします。
[使用許諾契約書] ページで [使用許諾契約書に同意します] チェック ボックスをオンにし、[OK] をクリックします。
インストーラーが Lync Server 2010 コア コンポーネントをインストールします。
展開ウィザードの準備ができたら、[Active Directory の準備] をクリックし、展開状態が判別されるまで待機します。
[ステップ 1: スキーマの準備] で、[実行] をクリックします。
[スキーマの準備] ページで、[次へ] をクリックします。
[コマンドの実行] ページで [タスク状態: 完了] を見つけて、[ログの表示] をクリックします。
[アクション] 列で [スキーマの準備] を展開します。各タスクの末尾に [<成功>] の実行結果が表示されているかどうかを調べ、スキーマの準備が正常に完了したことを確認します。その後、ログを閉じて [完了] をクリックします。
Active Directory レプリケーションが完了するのを待機するか、レプリケーションを強制的に実行します。
次の手順に従って、スキーマの変更が他のすべてのドメイン コントローラーにレプリケートされたことを手動で確認します。
スキーマのレプリケーションを手動で確認するには
Enterprise Admins グループのメンバーとしてドメイン コントローラーにログオンします。
[スタート] をクリックして [管理ツール] をクリックし、[ADSI エディター] をクリックして ADSI エディターを開きます。
ヒント:
または、コマンド ラインから adsiedit.msc を実行することもできます。 Microsoft 管理コンソール (MMC) ツリーで、まだ選択されていない場合には [ADSI エディター] をクリックします。
[アクション] メニューで、[接続] をクリックします。
[接続の設定] ダイアログ ボックスの [既知の名前付けコンテキストを選択する] で、[スキーマ] を選択して [OK] をクリックします。
スキーマ コンテナーで、CN=ms-RTC-SIP-SchemaVersion を検索します。 このオブジェクトが存在し、rangeUpper 属性の値が 1100 で、rangeLower 属性の値が 14 の場合、スキーマは正しく更新され、レプリケートされています。 このオブジェクトが存在しないか、rangeUpper および rangeLower 属性の値が指定された値と異なる場合、スキーマは変更されていないか、レプリケートされていません。