Office Communications Server 2007 から Lync Server 2010 への移行
トピックの最終更新日: 2012-10-18
このセクションのトピックでは、Microsoft Office Communications Server 2007 を Microsoft Lync Server 2010 に移行する手順について説明します。Office Communications Server 2007 展開を Lync Server 2010 展開と共存させる場合、このガイドでは混在環境での運用に不可欠な情報も提供します。
重要: |
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このドキュメントでは、移行の各フェーズを実現するために一般的に必要となる手順について説明します。この手順は、考え得るすべての従来の展開トポロジやすべての移行シナリオに対応するものではありません。したがって、展開によっては、記載されているすべての手順を実行する必要がない場合や、追加の手順が必要になる場合があります。また、このドキュメントでは検証手順の例も示します。検証手順を見ることによって、移行の作業を進める過程で各フェーズが正常に完了したことを確認するために何を調べる必要があるかを理解できるようになります。各自の移行プロセスに合わせてこれらの検証手順を変更してください。 |
ヒント: |
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作業を始める前に、簡単なビデオ (https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=206447&clcid=0x411) をご覧ください。このビデオでは、Microsoft Office Communicator 2007 から Microsoft Lync Server 2010 へ移行するために必要な手順の概要を紹介します。 |
このガイドでは、既存の展開をアップグレードする方法についてのみ説明します。既存のトポロジを変更する方法については説明しません。また、このガイドでは新しい機能の実装については説明しません。詳細な手順が他のドキュメントに記載されている場合は、参照先のドキュメントまたはドキュメントのセクションを示します。
注: |
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このドキュメントは、エンタープライズ VoIP 固有の構成には対応していません。 |
このドキュメントで使用される用語の定義は次のとおりです。
- 移行
以前のバージョンの Office Communications Server から Lync Server 2010 に運用展開を移動すること。
- アップグレード
サーバーまたはクライアント コンピューターに、以前より新しいバージョンのソフトウェアをインストールすること。
- 共存
移行の過程で存在する一時的な環境。一部の機能は Lync Server 2010 に移行済みで、その他の機能はまだ以前のバージョンの Office Communications Server に残っている状態です。
- 相互運用性
共存の期間中に展開を正常に運用する能力。
このセクション中
フェーズ 3: Lync Server 2010 パイロット スタックを展開する (Office Communications Server 2007)
フェーズ 5: パイロット スタックを構成する (Office Communications Server 2007 の移行)
フェーズ 6: パイロット スタックの移行を確認する (Office Communications Server 2007 の移行)
フェーズ 7: パイロット スタック展開を運用に移動する (Office Communications Server 2007 の移行)
フェーズ 8: 移行後のタスクを完了する (Office Communications Server 2007 の移行)
Lync Server 管理シェルを使用した移行 (オプション) (Office Communications Server 2007 の移行)