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Standard Edition サーバーの DNS 要件

 

トピックの最終更新日: 2010-12-12

ここでは、Standard Edition サーバーの展開に必要なドメイン ネーム システム (DNS) レコードについて説明します。

Standard Edition サーバーの DNS レコード

次の表に、Microsoft Lync Server 2010 Standard Edition サーバーの展開のための DNS 要件を示します。

Standard Edition サーバーの DNS 要件

展開シナリオ DNS 要件

Standard Edition サーバー

サーバーの完全修飾ドメイン名 (FQDN) を、そのサーバーの IP アドレスに解決する内部 A レコード。

自動クライアント サインイン

サポートされている SIP ドメインごとの _sipinternaltls._tcp.<ドメイン> の SRV レコード (ポート 5061 経由)。このレコードは、サインインのクライアント要求を認証およびリダイレクトする Standard Edition サーバーの FQDN にマップされます。詳細については、「自動クライアント サインインの DNS 要件」を参照してください。

統合コミュニケーション (UC) デバイスによるデバイス更新 Web サービスの検出

デバイス更新 Web サービスをホストする Standard Edition サーバーの IP アドレスに解決する、名前が ucupdates-r2.<SIP ドメイン> の内部 A レコード。 UC デバイスが有効でもユーザーがデバイスにログインしていない場合、A レコードを使用して、デバイスでデバイス更新 Web サービスをホストするサーバーを検出し、更新プログラムを取得できます。 この方法を使用しない場合、デバイスはユーザーが最初にログインしたときにインバンド プロビジョニングを通じてサーバー情報を取得します。詳細については、「計画」のドキュメントの「デバイスの更新」を参照してください。

important重要:
Office Communications Server 2007 にデバイス更新 Web サービスの既存の展開がある場合は、ucupdates.<SIP ドメイン> という名前の内部 A レコードが既に作成されています。 Office Communications Server 2007 R2 の場合は、名前がucupdates-r2.<SIP ドメイン> の追加の DNS A レコードを作成する必要があります。

HTTP トラフィックをサポートするためのリバース プロキシ

Web ファームの外部 FQDN を、リバース プロキシの外部 IP アドレスに解決する外部 A レコード。クライアントと UC デバイスは、このレコードを使用してリバース プロキシに接続します。 詳細については、「計画」のドキュメントの「DNS 要件の確認」を参照してください。