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Test-CsLisCivicAddress

 

トピックの最終更新日: 2012-03-25

主要道路住所案内に対して、1 つまたは複数の正式な住所をテストします。

構文

Test-CsLisCivicAddress [-City <String>] [-Confirm [<SwitchParameter>]] [-Country <String>] [-HouseNumber <String>] [-HouseNumberSuffix <String>] [-PostalCode <String>] [-PostDirectional <String>] [-PreDirectional <String>] [-State <String>] [-StreetName <String>] [-StreetSuffix <String>] [-UpdateValidationStatus <SwitchParameter>] [-WhatIf [<SwitchParameter>]]

解説

拡張 9-1-1 (E9-1-1) を含むエンタープライズ VoIP 実装では、サブネット、ポート、スイッチ、またはワイヤレス アクセス ポイントを場所にマップする場所マップに基づいて、ユーザーの場所を判別します (マップされた場所への接続がない場合は、ユーザーは手動で場所を入力するよう求められる場合があります)。このような場所の住所は、E9-1-1 ネットワーク ルーティング プロバイダーが、主要道路住所案内 (MSAG) で確認する必要があります。このコマンドレットでは、プロバイダーの Web サービスを使用してマップされた住所を確認します。Set-CsLisServiceProvider コマンドレットを呼び出すことで、サービス プロバイダーを設定できます。

正式な住所の MSAGValid プロパティを更新する場合は、Test-CsLisCivicAddress を呼び出す際に必ず UpdateValidationStatus パラメーターを指定してください。正式な住所を取得するには、Get-CsLisCivicAddress コマンドレットを使用します。

このコマンドレットを実行できるユーザー: 既定では、次のグループのメンバーが、Test-CsLisCivicAddress コマンドレットのローカル実行を承認されています。RTCUniversalServerAdmins。このコマンドレットが割り当てられているすべての役割ベースのアクセス制御 (RBAC) の役割の一覧 (自身が作成したカスタムの RBAC の役割を含む) を戻すには、Windows PowerShell プロンプトから次のコマンドを実行します。

Get-CsAdminRole | Where-Object {$_.Cmdlets –match "Test-CsLisCivicAddress"}

パラメーター

パラメーター 必須かどうか 説明

City

省略可能

文字列

市区町村の場所。

最大長: 64 文字

Country

省略可能

文字列

この場所が所在する国/地域。

最大長: 2 文字

HouseNumber

省略可能

文字列

この場所の番地。会社の場合、会社が所在する番地。

最大長: 10 文字

HouseNumberSuffix

省略可能

文字列

1/2 または A などの、番地の追加情報です。たとえば、1234 1/2 オーク通りまたは 1234 A エルム通りなどです。

最大長: 5 文字

PostalCode

省略可能

文字列

この場所に関連付けられた郵便番号。

最大長: 10 文字

PostDirectional

省略可能

文字列

通りの名前の方向を示すもの。たとえば、Main Street NE の場合は NE、7th Avenue NW の場合は NW です。

最大長: 2 文字

PreDirectional

省略可能

文字列

通りの名前の直前に配置される、通りの名前の方向を示すもの。たとえば、NE Main Street の場合は NE、NW 7th Avenue の場合は NW です。

最大長: 2 文字

State

省略可能

文字列

この場所に関連付けられた都道府県。

最大長: 2 文字

StreetName

省略可能

文字列

この場所の通りの名前。

最大長: 60 文字

StreetSuffix

省略可能

文字列

通りの名前に指定されている通りの種類 (ストリート、アベニュー、コートなど)。

最大長: 10 文字

UpdateValidationStatus

省略可能

SwitchParameter

このパラメーターを追加すると、このコマンドレット経由で住所が確認されたかどうかによって、正式な住所の MSAGValid プロパティが変更されます。この住所が有効な場合は、MSAGValid が True に設定されます。このパラメーターを省略すると、MSAGValid 値は変更されないままとなります。

WhatIf

省略可能

SwitchParameter

実際にコマンドを実行せずに、コマンドの実行結果がわかります。

Confirm

省略可能

SwitchParameter

コマンドの実行前に確認メッセージを表示します。

入力の種類

場所情報サーバー (LIS) の正式な住所オブジェクトが含まれるパイプライン入力を受け入れます。

戻り値の種類

このコマンドレットには戻り値はありません。

-------------------------- 例 1 --------------------------

Test-CsLisCivicAddress -HouseNumber 1234 -HouseNumberSuffix "" -PreDirectional "" -StreetName Main -StreetSuffix St -PostDirectional "" -City Redmond -State WA -PostalCode 99999 -Country US -UpdateValidationStatus

このコマンドで、これらのパラメーターで指定した値を主要道路住所案内と照合し、そのプロパティを持つ住所を確認します。末尾に UdateValidationStatus パラメーターが含まれていることに注意してください。このパラメーターにより、住所の MSAGValid プロパティを更新します。

-------------------------- 例 2 --------------------------

Get-CsLisCivicAddress | Test-CsLisCivicAddress -UpdateValidationStatus

この例では、LIS の正式な住所をすべてテストする方法を示します。この例では、まず Get-CsLisCivicAddress を呼び出して、場所データベースに定義されているすべての正式な住所を取得します。取得した住所を Test-CsLisCivicAddress にパイプ処理し、E9-1-1 ネットワーク ルーティング プロバイダーの Web サービスを使用してそれぞれの住所を確認します。

関連項目

その他のリソース

Get-CsLisCivicAddress