サポートされる IM サービス プロバイダーの指定
トピックの最終更新日: 2012-10-14
次の一部または全部を含むパブリック インスタント メッセージング (IM) サービスのユーザー: Windows Live、AOL、Yahoo!、および XMPP ゲートウェイを使用する XMPP (Extensible Messaging and Presence Protocol) プロバイダーおよびサーバー (Google Talk、Jabber など)。パブリック IM サービス プロバイダーは特定の種類のフェデレーション パートナーです。パブリック IM ユーザーのサポートには、他のフェデレーション パートナーの要件とは異なる特定の要件があります。Lync Server 2010 のボリューム ライセンスを持たない顧客が Windows Live、AOL、および Yahoo! とのパブリック IM 接続を構成する場合は、別のライセンスが必要です。詳細については、「Changes in Office Communications Server Public IM Federation」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=197275&clcid=0x411) および「Microsoft Lync: ライセンスと対応する機能」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=202848&clcid=0x411) を参照してください。
注: |
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XMPP を使用するには、XMPP ゲートウェイをインストールする必要があります。XMPP ゲートウェイは、Microsoft ダウンロード センター (https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=204552&clcid=0x411) を参照してください。XMPP ゲートウェイをインストールした後、修正プログラムをインストールする必要があります。この修正プログラムは、https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=204561&clcid=0x411 からダウンロードできます。 |
IM サービス プロバイダーの追加や削除、および IM サービス プロバイダーのその他の設定の変更 (IM サービス プロバイダーの一時的な禁止など) を行うことができます。 各 IM サービス プロバイダーで指定できる設定には、次のようなものがあります。
IM サービス プロバイダーがホストであるかパブリックであるか。 ホスト IM サービス プロバイダーは組織内部のもので、ホスティング型サービスとして実行されます。 組織によっては、外部ユーザーがホスティング プロバイダーとして機能する内部サーバーとフェデレーションを確立することを許可しています。これは、MSN などのパブリック プロバイダーとフェデレーションを確立するのと同様です。
IM サービス プロバイダーに対して、組織とのフェデレーションを許可するかどうか。
IM サービス プロバイダーのアクセス エッジのネットワーク アドレスです。これは、アクセス エッジ サービスを実行するサーバーの完全修飾ドメイン名 (FQDN) を使用して指定します。
受信通信のフィルター オプションは次のとおりです。
[このプロバイダーによって確認されたユーザーとの通信のみを許可] これは既定の設定です。 この設定は、IM サービス プロバイダーの確認レベルを信頼し、それに応じて受信メッセージを処理することを表します。 未確認としてマークされた要求は、[受信者の連絡先リストにあるユーザーとの通信のみを許可] オプションの説明どおりに処理されます。 確認済みとしてマークされた要求は、[このプロバイダーとのすべての通信を許可] オプションの説明どおりに処理されます。
[受信者の連絡先リストにあるユーザーとの通信のみを許可] この設定は、IM サービス プロバイダーがアサートする確認レベルを信頼しないことを表します。 このオプションを選択した場合、アクセス エッジ サービスを実行するサーバーは、すべての受信プレゼンス サブスクリプション要求を未確認としてマークします。 送信者が既に受信者の許可リストに含まれている場合、内部サーバーはこの要求に応答します。 それ以外の場合は、要求が拒否されます。 同様に、未確認としてマークされた IM セッションについての要求はクライアントによって拒否されます。
[このプロバイダーとのすべての通信を許可] この設定は、確認済みかどうかに関係なくすべてのメッセージを受け入れることを表します。 このオプションを選択した場合、アクセス エッジ サービスを実行するサーバーはすべてのメッセージを確認済みとしてマークします。 受信者のホーム プールまたはホーム サーバーがクライアントに通知し、すべてのメッセージがクライアント上の設定に応じて処理されます。 プレゼンス サブスクリプション要求の場合は、クライアントの設定によってメッセージの処理方法が決まります。
既定では、この一覧の Windows Live、AOL、および Yahoo! は選択できますが、有効になっていません。パブリック IM サービス プロバイダーの場合、パブリック IM 接続には、追加サービス ライセンスの購入と接続のプロビジョニングが必要になる可能性があります。詳細については、Lync Server 2010 のライセンス情報 (https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=202848&clcid=0x411) を参照してください。パブリック IM 接続の価格とライセンスに関する情報は、Microsoft ボリューム ライセンス プログラムから入手できます。詳細については、Microsoft ボリューム ライセンスのページ (https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=144874&clcid=0x411) を参照してください。パブリック IM サービス プロバイダー固有の要件の詳細については、「Public IM Connectivity Provisioning Guide for Microsoft Lync Server, Office Communications Server, and Live Communications Server」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=155970&clcid=0x411) を参照してください。
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組織でフェデレーションを有効にしていなくても、パブリック IM プロバイダーのサポートを構成できます。 ただし、構成するプロバイダー サポートは、組織でフェデレーションが有効な場合にのみ有効となります。 フェデレーションを有効にする方法の詳細については、「展開」または「操作」のドキュメントの「組織でフェデレーションを有効または無効にする」を参照してください。 また、IM サービス プロバイダーのサポートには、ユーザー アクセスをサポートするポリシーの構成が必要です。 IM サービス プロバイダーのユーザー アクセスをサポートするポリシーの構成の詳細については、「IM サービス プロバイダーのユーザー別のアクセス制御ポリシーの構成」を参照してください。 |
次の手順を使用して、1 つ以上のホスト IM サービス プロバイダーまたはパブリック IM サービス プロバイダーの IM プロバイダー サポートを構成します。
IM サービス プロバイダーのサポートを構成するには
RTCUniversalServerAdmins グループ (または同等のユーザー権限を持つグループ) のメンバーであるユーザー アカウントまたは CsAdministrator の役割に割り当てられているユーザー アカウントから、内部展開の任意のコンピューターにログオンします。
ブラウザー ウィンドウを開いて管理 URL を入力し、Lync Server コントロール パネルを開きます。Lync Server コントロール パネルを開くために使用できる他の方法の詳細については、「Lync Server 管理ツールを開く」を参照してください。
左側のナビゲーション バーで [外部ユーザー アクセス] をクリックし、[プロバイダー] をクリックした後、次のいずれかの操作を行います。
新しいプロバイダーを作成するには、[新規作成] をクリックし、[パブリック] または [ホスト] をクリックします。
注: IM サービス プロバイダーが、組織内部のものであり、ホスティング型サービスとして実行される場合は、[ホスト] を選択します。 組織によっては、外部ユーザーがホスティング プロバイダーとして機能する内部サーバーとフェデレーションを確立することを許可しています。これは、MSN などのパブリック プロバイダーとフェデレーションを確立するのと同様です。 [プロバイダー名] に一意の名前を作成します。
[アクセス エッジ (または FQDN)] に、アクセス エッジ サービスを実行する各サーバーの名前を個別に入力します。
次のどちらかの操作を行います。
このプロバイダーを有効にするには、[このプロバイダーとの通信を有効にする] チェック ボックスをオンにし、次のいずれかの操作を行います。
[このプロバイダーによって確認されたユーザーとの通信のみを許可] をクリックします。
[受信者の連絡先リストにあるユーザーとの通信のみを許可] チェック ボックスをオンにします。
[このプロバイダーとのすべての通信を許可] チェック ボックスをオンにします。
このプロバイダーとの通信を禁止するには、[このプロバイダーとの通信を有効にする] チェック ボックスをオフにします。
既存のプロバイダーを変更するには、表に表示されている適切なプロバイダーをクリックし、[編集] に続いて [詳細の表示] をクリックします。 次に、以下のどちらかの操作を行います。
このプロバイダーを有効にするには、[このプロバイダーとの通信を有効にする] チェック ボックスをオンにし、次のいずれかの操作を行います。
[このプロバイダーによって確認されたユーザーとの通信のみを許可] をクリックします。
[受信者の連絡先リストにあるユーザーとの通信のみを許可] チェック ボックスをオンにします。
[このプロバイダーとのすべての通信を許可] チェック ボックスをオンにします。
このプロバイダーとの通信を禁止するには、[このプロバイダーとの通信を有効にする] チェック ボックスをオフにします。
[確定] をクリックします。
パブリック ユーザー アクセスを有効にするには、組織でフェデレーションのサポートも有効にする必要があります。 詳細については、「展開」または「操作」のドキュメントの「組織でフェデレーションを有効または無効にする」を参照してください。
IM サービス プロバイダーのサポートには、ユーザー アクセスをサポートするポリシーの構成も必要です。 IM サービス プロバイダーのユーザー アクセスをサポートするポリシーの構成の詳細については、「IM サービス プロバイダーのユーザー別のアクセス制御ポリシーの構成」を参照してください。