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トップ エラー レポート

 

トピックの最終更新日: 2011-02-03

トップ エラー レポートは、最も発生頻度が高いエラーの一覧と、それらのエラーの推移を示します。

フィルター

フィルターは、必要なデータのみに絞り込んだデータ セットを取得したり、取得したデータを別の方法で表示したりする方法として利用できます。たとえば、トップ エラー レポートを使用すると、取得したデータに動作状況の種類 (ピアツーピア セッションまたは電話会議セッション) などに基づいてフィルターを適用できます。また、エラーが発生したセッションに付属する SIP 応答コードによってフィルターを適用することもできます。データをグループ化する方法を選択することもできます。この場合、使用状況は、時間単位、日単位、週単位、または月単位でグループ化されます。

次の表に、トップ エラー レポートで使用できるフィルターを示します。

トップ エラー レポートのフィルター

名前 説明

[開始]

時間範囲の開始日と開始時刻。データを時間単位で表示するには、次のように開始日と開始時刻の両方を入力します。

2011/1/1 13:00

開始時刻を入力しないと、レポートは自動的に指定日の午前 12:00 に開始します。データを日単位で表示するには、次のように日付のみを入力します。

2011/1/1

週単位または月単位で表示するには、表示する週または月の任意の日付を入力します (その週または月の最初の日である必要はありません)。

2011/1/3

一週間は、日曜日から始まり、土曜日で終わるものとします。

[終了]

時間範囲の終了日と終了時刻。データを時間単位で表示するには、次のように終了日と終了時刻の両方を入力します。

2011/1/1 13:00

終了時刻を入力しないと、レポートは自動的に指定日の午前 12:00 に終了します。データを日単位で表示するには、次のように日付のみを入力します。

2011/1/1

週単位または月単位で表示するには、表示する週または月の任意の日付を入力します (その週または月の最初の日である必要はありません)。

2011/1/3

一週間は、日曜日から始まり、土曜日で終わるものとします。

[動作状況の種類]

動作状況の種類。次のいずれかを選択します。

  • [すべて]

  • [ピアツーピア]

  • [電話会議]

[モダリティ]

この場合、唯一使用できるオプションは [すべて] です。

[プール]

レジストラー プールまたはエッジ サーバーの完全修飾ドメイン名 (FQDN)。個別のプールを選択するか、[すべて] をクリックしてすべてのプールのデータを表示できます。このドロップダウン リストは、データベース内のレコードに基づいて自動的に設定されます。

[カテゴリ]

発生したエラーの種類。次のどちらかを選択します。

  • [予期されたエラーと予期しないエラーの両方]

  • [予期しないエラー]

"予期されたエラー" は、発生が予期されるエラーです。たとえば、ユーザーが応答不可のステータスを設定した場合、そのユーザーへの呼び出しはエラーとなることが予期されます。"予期しないエラー" は、それ以外の正常なシステムだと思われる状況で発生するエラーです。たとえば、発信者が保留にされたときに、通話が終了してはなりません。そのような状態が発生する場合は、予期しないエラーとしてフラグが設定されます。

[応答コード]

会議が失敗したときに送信された SIP 応答コードです。次の例のように、応答コード全体を入力します。

400

[診断 ID]

SIP メッセージに添付される一意の識別子 (ms-diagnostics ヘッダー形式)。その情報は、多くの場合、エラーのトラブルシューティングに役立ちます。診断ヘッダーはオプションで (このヘッダーを含まない SIP セッションがある可能性もあります)、診断 ID は、何らかの問題が生じたセッションについてのみ報告されます。

指標

次の表に、トップ エラー レポートで提供される情報を示します。

トップ エラー レポートの指標

名前 この項目での並べ替え 説明

[ランク]

はい

報告されたセッションの数に基づく相対的なランク。

[報告されたセッション]

はい

診断 ID と SIP 応答コードに基づく、失敗したセッションの総数。

[影響を受けたユーザー]

はい

失敗したセッションの影響を受けたユーザーの総数。

[エラー情報]

いいえ

診断 ID、SIP 応答コード、セッションの失敗理由など、失敗の詳細情報。

[過去の傾向]

いいえ

失敗したセッションの推移をグラフで示します。