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応答グループの設定の復元

 

トピックの最終更新日: 2012-10-18

応答グループ アプリケーションを展開済みで、バック エンド サーバーまたは Standard Edition サーバーを復元する必要がある場合は、応答グループ構成設定も復元する必要があります。

応答グループ構成設定を復元するには、RgsImportExport.ps1 スクリプトを実行します。ただし、応答グループの連絡先オブジェクトが Active Directory ドメイン サービス (AD DS) 内にあるので、最初に AD DS から連絡先オブジェクトを削除しておかないとスクリプトが正常に実行されません。RgsImportExport.ps1 を実行して設定を復元する前に、別のスクリプトを実行して AD DS 内にある 応答グループの連絡先オブジェクトのリストを取得し、オブジェクトを削除する必要があります。次の手順は、スクリプトを入手して実行した後、応答グループの設定を復元する方法を示しています。

応答グループ構成設定を復元するには

  1. RTCUniversalServerAdmins グループのメンバーであるユーザー アカウントから、復元するサーバーにログオンします。

  2. Lync Server Windows PowerShell のブログ (https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=210869&clcid=0x411) にある Get-CsApplicationContact.ps1 スクリプトをコピーして、メモ帳や Windows PowerShell エディターなどのテキスト エディターに貼り付けます。スクリプトを Get-CsApplicationContact.ps1 という名前でサーバーに保存します。

    note注:
    このスクリプトはローカルで実行する必要があります。
  3. Lync Server 管理シェルを以下の手順で起動します。[スタート]、[すべてのプログラム]、[Microsoft Lync Server 2010]、[Lync Server 管理シェル] の順にクリックします。

  4. スクリプトを保存したフォルダーに移動し、コマンド ラインで次のように入力します。

    Import-Module .\Get-CsApplicationContact.ps1
    
  5. プールに関連付けられた応答グループの連絡先オブジェクトのリストを取得するには、コマンド ラインで次のように入力します。

    Get-CsApplicationContact -OwnerUrn "urn:application:Rgs" -Filter "(MSRTCSIP-ApplicationOptions=1)" -RegistrarPool <pool FQDN>
    

    例:

    Get-CsApplicationContact -OwnerUrn "urn:application:Rgs" -Filter "(MSRTCSIP-ApplicationOptions=1)" -RegistrarPool "pool01.contoso.com"
    
  6. Get-CsApplicationContact スクリプトの出力を調べて、削除する連絡先オブジェクトのリストが表示されていることを確認します。連絡先オブジェクトを削除するには、コマンド ラインで次のように入力します。

    Get-CsApplicationContact -OwnerUrn "urn:application:Rgs" -Filter "(MSRTCSIP-ApplicationOptions=1)" -RegistrarPool <pool FQDN> -Delete
    
    note注:
    連絡先オブジェクトごとに、削除してよいかどうかを確認するメッセージが表示されます。削除しない連絡先オブジェクトがある場合はスキップできます。
  7. 構成設定を復元するには、次の操作を行います。

    1. Lync Server 2010 リソース キット ツールをまだインストールしていない場合は、インストールして RgsImportExport.ps1 スクリプトをコンピューターに保存します。詳細については、「バックアップと復元の要件: ツールとアクセス許可」を参照してください。

    2. コマンド ラインで、スクリプトを保存したフォルダーに移動し、次のように入力します。

      Import-Module .\RgsImportExport.ps1
      Import-CsRgsConfiguration <service:poolFQDN> -FileName <path and file name of the backed up file at $Backup>
      

      例:

      Import-Module .\RgsImportExport.ps1
      Import-CsRgsConfiguration ApplicationServer:pool01.contoso.com -FileName D:\RgsConfig.zip -Verbose