監視データまたはアーカイブ データの復元
トピックの最終更新日: 2011-05-16
監視およびアーカーブ データを復元しなくても、障害発生後に Lync Server 2010 を起動して実行できます。ただし、監視データやアーカイブ データが組織にとって非常に重要な場合は、データベースの再作成後にそれらのデータを復元できます。監視サーバー、またはデータベースと併置されたアーカイブ サーバーを復元する場合は、これらのサーバーの役割を復元する手順を最初に実行します。詳細については、「データベースが併置されたアーカイブ サーバーまたは監視サーバーの復元」を参照してください。スタンドアロンの監視データベースまたはアーカイブ データベースを復元する場合は、データベースを再作成する手順を最初に実行します。詳細については、「スタンドアロンの監視またはアーカイブ データベースの復元」を参照してください。その後、以下の手順を実行して、データをバックアップ ファイルから復元します。
次の手順では、SQL Server Management Studio を使用してアーカイブ データまたは監視データを復元する方法を説明します。
監視データまたはアーカイブ データをバックアップ ファイルから復元するには
ローカル コンピューターの Administrators グループまたは同等のユーザー権限を持つグループのメンバーとして、復元するサーバーに ログオンします。
SQL Server Management Studio を開きます。そのためには、[スタート] ボタン、[すべてのプログラム] の順にクリックし、[Microsoft SQL Server 2008 R2]、[Microsoft SQL Server 2008]、または [Microsoft SQL Server 2005] をクリックしてから [SQL Server Management Studio] をクリックします。
[サーバーへの接続] で、少なくともサーバーの名前と認証情報を入力して SQL Server インスタンスに接続します。
[オブジェクト エクスプローラー] で、[データベース] を右クリックし、[データベースの復元] をクリックします。
[ページの選択] で [全般] をクリックし、[復元先データベース] でデータベース名を次のように選択します。
アーカイブ データベースの場合は、[LcsLog] を選択します。
通話詳細記録 (CDR) データベースの場合は、[LcsCDR] を選択します。
Quality of Experience (QoE) データベースの場合は、[QoEMetrics] を選択します。
[復元元デバイス] をクリックします。
[復元するバックアップ セットの選択] で、バックアップ ファイルをクリックし、[復元] をクリックします。
[ページの選択] で、[オプション] をクリックし、データ ファイルのパスとログのパスが適切なフォルダー内にあることを確認して、[OK] をクリックします。
アクセス制御リスト (ACL) が適切なことを確認するには
[データベース] を展開し、アーカイブ データベースまたは監視データベース、[セキュリティ]、[ユーザー] の順に展開します。
ドメイン グループ RTCComponentUniversalServices がユーザーとして存在することを確認します。
データベースがアーカイブ サーバーまたは監視サーバーに併置されている場合は、コンピューターのローカル グループである RTC Component Local Group もユーザーとして存在することを確認します。
RTCComponentUniversalServices または RTC Component Local Group が [ユーザー] の下に存在しない場合は、次の操作を実行します。
[ユーザー] を右クリックし、[新しいユーザー] をクリックします。
[ログイン名] に必要なグループ名 (RTCComponentUniversalServices または RTC Component Local Group) を入力します。
[データベース ロールのメンバーシップ] で、[ServerRole] アクセス許可を選択し、[OK] をクリックします。
注: アーカイブ サービスまたは監視サービスを再起動する必要はありません。