メッセージ マップ マクロ (MFC)

メッセージ マップをサポートするために、MFC では次のマクロを指定する:

メッセージ マップの宣言と区切りマクロ

DECLARE_MESSAGE_MAP	関数にメッセージをマップするためにメッセージ マップをクラスで使用することを宣言します。クラスの宣言の中で使用する必要があります。
BEGIN_MESSAGE_MAP	メッセージ マップの定義を開始します。クラスの実装の中で使用する必要があります。
END_MESSAGE_MAP	メッセージ マップの定義を終了します。クラスの実装の中で使用する必要があります。

メッセージ マップ マクロ

ON_COMMAND	どの関数で指定されたコマンド メッセージを処理するかを示します。
ON_CONTROL	どの関数で指定コントロール通知メッセージを処理するかを示します。
ON_MESSAGE	ユーザー定義メッセージをどの関数で処理するかを示します。
ON_OLECMD	どの関数で DocObject またはコンテナーのメニュー コマンドを処理するかを示します。
ON_REGISTERED_MESSAGE	どの関数で登録されたユーザー定義メッセージを処理するかを示します。
ON_REGISTERED_THREAD_MESSAGE	CWinThread クラスがある場合、関数が登録されているユーザー定義メッセージを処理するかを示します。
ON_THREAD_MESSAGE	CWinThread クラスがある場合、関数がユーザー定義メッセージを処理するかを示します。
ON_UPDATE_COMMAND_UI	どの関数で指定したユーザー インターフェイス更新コマンド メッセージを処理するかを示します。

メッセージマップの範囲のマクロ

ON_COMMAND_RANGE	どの関数がマクロの最初の 2 個のパラメーターで指定されたコマンド ID の範囲を処理するかを示します。
ON_UPDATE_COMMAND_UI_RANGE	いずれかの更新ハンドラーがマクロの最初の 2 個のパラメーターで指定されたコマンド ID の範囲を処理するかを示します。
ON_CONTROL_RANGE	どの関数がマクロの 2 番目と 3 番目のパラメーターで指定したコントロール ID の範囲からの通知を処理するかを示します。 最初のパラメーターは BN_CLICKEDなど、コントロール通知メッセージです。

メッセージ マップ、メッセージ マップの宣言と区切りマクロの詳細については、メッセージ マップ マクロ、メッセージ マップ と メッセージの処理とマップ"を参照します。 メッセージマップの範囲についての詳細については、「メッセージ マップの範囲のハンドラー」を参照してください。

参照

関連項目

メッセージ マップ (MFC)