クエリ軸とスライサー軸によるクエリの制限 (MDX)
多次元式 (MDX) の SELECT ステートメントを作成する場合、アプリケーションでは通常、キューブを調べ、階層のセットを以下の 2 つのサブセットに分けます。
クエリ軸 - 複数のメンバーに対してデータを取得する階層のセット。 クエリ軸の詳細については、「クエリ軸 の内容の指定 (MDX)」を参照してください。
スライサー軸 - 1 つのメンバーに対してデータを取得する階層のセット。 スライサー軸の詳細については、「スライサー軸 のコンテンツの指定 (MDX)」を参照してください。
クエリ軸とスライサー軸は、クエリの実行対象であるキューブの複数の階層で構成できるため、これらの用語によって、クエリの実行対象であるキューブで使用される階層と、MDX クエリで返されたキューブで作成される階層とを区別しています。
クエリ軸とスライサー軸を使用した簡単な例については、「 単純な例 (MDX) でのクエリ軸とスライサー軸の使用」を参照してください。