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Analysis Services 配置スクリプトについて

Analysis Services 配置ウィザードによって生成される XMLA 配置スクリプトは、次の 2 つのセクションで構成されます。

  • 配置スクリプトの最初の部分には、対象データベース内の適切な Microsoft SQL Server オブジェクトを作成、変更、または削除するために必要なコマンドが含まれています。 既定では、Analysis Services プロジェクトによって生成される入力ファイルは、増分配置に基づいています。 そのため、XMLA 配置スクリプトは、変更または削除されたオブジェクトにしか影響しません。

  • 配置スクリプトの 2 番目の部分には、配置先サーバー上で作成または変更されたオブジェクトのみを処理するために必要なコマンド (既定の処理のオプション)、または配置先データベースを完全に処理するために必要なコマンドが含まれています。 また、配置スクリプトに処理コマンドを含めないこともできます。

配置スクリプト全体は、単一のトランザクションまたは複数のトランザクションで実行できます。 スクリプトを複数のトランザクションで実行する場合は、スクリプトの最初の部分が単一のトランザクションとして実行され、各オブジェクトはそれぞれのトランザクションで処理されます。

重要

Analysis Services 配置ウィザードは、オブジェクトを 1 つの Analysis Services データベースにのみ展開します。 サーバー レベルのオブジェクトまたはデータは配置しません。

参照

Analysis Services 配置ウィザードの実行
配置スクリプトを作成するための入力ファイルについて