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Analysis Services のアップグレード

SQL Serverセットアップを使用してSQL Serverをアップグレードします。 SharePoint モードでのSQL Serverのアップグレードの詳細については、「PowerPivot for SharePoint のアップグレード」を参照してください。 既存のSQL Server インスタンスのアップグレードの詳細については、「インストール ウィザードを使用した SQL Server 2014 へのアップグレード (セットアップ)」を参照してください。

アップグレードに関する既知の問題

SQL Server 2014 Analysis Services にアップグレードする前に、次の内容を確認してください。

アップグレード前のチェック リスト

アップグレードの前に、次の情報を確認してください。

Analysis Services のアップグレード

サーバーおよびデータをアップグレードするには、複数の方法から選択できます。

  • インプレース アップグレードでは、既存のプログラム ファイルが SQL Server 2014 プログラム ファイルに置き換えられます。 データベースは、同じ場所に残ります。 プログラム フォルダーは、新しい名前を反映して更新されます。

  • サイド バイ サイド アップグレードは、既存の Analysis Services インスタンスを持つ同じコンピューターに、SQL Server 2014 の新しいインストールです。 以前のバージョンを今後使用しない場合は、データベースを同じコンピューター上の新しいインスタンスへ移動し、以前のバージョンをアンインストールできます。

  • Analysis Services を新しいハードウェア上にインストールし、既存のデータベースをそのサーバーへ移行することもできます。

インプレース アップグレード

Analysis Services の既存のインスタンスを SQL Server 2014 Analysis Services にアップグレードし、アップグレード プロセスの一環として、既存のデータベースを古いインスタンスから新しいインスタンスに自動的に移行できます。 メタデータおよびバイナリ データは 2 つのバージョン間で互換性があるため、アップグレード後もそのまま使用できます。手動でデータを移行する必要はありません。

既存のインスタンスをアップグレードするには、セットアップを実行し、新しいインスタンスの名前として既存のインスタンス名を指定します。

データベースのアップグレード

以前のバージョンの Analysis Services で作成されたデータベースは、古いデータベース互換性レベル設定でアップグレードされたサーバー上で実行されます。 次のバージョンで作成されたデータベースのデータベース互換性レベルは 105 になります。 新しいデータベースの互換性レベルを必要とする機能を使用する場合は、互換性レベルを変更できます。 それ以外の場合は、元の設定を使用して、アップグレード後のサーバー上でデータベースを実行できます。 詳細については、「 多次元データベースの互換性レベルの設定 (Analysis Services)」を参照してください。

  • SQL Server 2012

  • SQL Server 2008

  • SQL Server 2008 R2

  • SQL Server 2005

参照

SQL Server 2014 の各エディションがサポートする機能
SQL Server のインストール計画
Microsoft OLAP アーキテクチャについて
PowerPivot for SharePoint のアップグレード
多次元モードおよびデータ マイニング モードでの Analysis Services のインストール
PowerPivot for SharePoint 2010 のインストール