列の既定値の指定
SQL Server Management Studioまたは Transact-SQL を使用して、SQL Server 2014 の列に入力される既定値を指定できます。 既定値を割り当てなかった場合、ユーザーが列に何も入力しないと、次のようになります。
NULL 値を許可するオプションを設定している場合は、列に NULL が挿入されます。
NULL 値を許可するオプションを設定していない場合は、列が空白のままになります。ただし、列に値を指定しないと、行を保存できません。
このトピックの内容
作業を開始する準備:
既定値を指定する方法:
はじめに
制限事項と制約事項
バインドされた既定値 (かっこなしで表示されている値) を [既定値] フィールドに入力した値で置き換える場合は、既定値のバインドを解除し、新しい既定値で置き換えるかどうかを確認するメッセージが表示されます。
文字列を入力するには、値を単一引用符 (') で囲みます。二重引用符 (") では囲まないでください。二重引用符は、二重引用符で囲む必要がある識別子のために予約されています。
数値の既定値を入力するには、引用符で囲まずに番号を入力します。
オブジェクトまたは関数を入力するには、引用符で囲まずにオブジェクト名または関数名を入力します。
セキュリティ
アクセス許可
テーブルに対する ALTER 権限が必要です。
SQL Server Management Studio を使用する
列の既定値を指定するには
オブジェクト エクスプローラーで、有効桁数を変更する列が含まれているテーブルを右クリックし、 [デザイン]をクリックします。
既定値を指定する列を選択します。
[列のプロパティ] タブで、 [既定値またはバインド] プロパティに新たな既定値を入力します。
Note
数値の既定値を入力するには、数値を入力します。 オブジェクトまたは関数の場合は、その名前を入力します。 英数字の場合は、その値を単一引用符で囲んで入力します。
[ファイル] メニューの [<テーブル名> を保存] をクリックします。
Transact-SQL の使用
列の既定値を指定するには
オブジェクト エクスプローラーで、 データベース エンジンのインスタンスに接続します。
[標準] ツール バーの [新しいクエリ] をクリックします。
次の例をコピーしてクエリ ウィンドウに貼り付け、 [実行] をクリックします。
CREATE TABLE dbo.doc_exz ( column_a INT, column_b INT) ; GO INSERT INTO dbo.doc_exz (column_a)VALUES ( 7 ) ; GO ALTER TABLE dbo.doc_exz ADD CONSTRAINT col_b_def DEFAULT 50 FOR column_b ; GO
詳細については、「ALTER TABLE (Transact-SQL)」を参照してください。