Create, Modify, and Delete Schedules
このトピックでは、スケジュールを作成、変更、および削除する方法について説明します。
このトピックの内容:
共有スケジュールの管理の概要
ネイティブ モードの共有スケジュールを管理するには、レポート マネージャーの [スケジュール] ページまたは Management Studio の [共有スケジュール] フォルダーを使用します。 SharePoint モードの場合は、Reporting Services サービス アプリケーションの管理ページを使用します。
レポート サーバーに定義されたすべての共有スケジュールの表示、スケジュールの一時停止と再開 (レポート マネージャーのみで可能)、変更または削除するスケジュールの選択を行うことができます。 [共有スケジュール] ページには、頻度、所有者、有効期限、およびステータスなど、各スケジュールの状態に関する情報がまとめられています。
共有スケジュールがアクティブで使用されているかどうかは、次の方法で判別できます。
[共有スケジュール] ページで、[最終実行] の日付、[次の実行] の日付、[状態] フィールドの値を調べる。 有効期限が切れてスケジュールが実行されなくなった場合、[状態] フィールドに有効期限の日付が表示されます。
特定の共有スケジュールの [レポート] ページを表示する。 このページには、共有スケジュールを使用するすべてのレポートと共有データセットが一覧表示されます。
レポート実行ログ ファイルまたはトレース ログを表示して、レポートがスケジュールによって指定された時間に実行されたかどうかを確認する。 詳細については、「 Reporting Services のログ ファイルとソース」を参照してください。
共有スケジュールの作成および管理 (SharePoint モード)
共有スケジュールは、定義済みのスケジュール情報を任意の数のレポートまたはサブスクリプションに提供する、多目的のスケジュールです。 共有スケジュールを作成した後は、スケジュール情報が必要なときにサブスクリプションまたはプロパティ ページでその共有スケジュールを参照できます。 共有スケジュールは、管理、一時停止、および再開を一元的に行うことができます。 これとは対照的に、カスタム スケジュールでレポートやサブスクリプションの実行を回避する場合は、手動でスケジュールを編集する必要があります。
SharePoint サイトでの共有スケジュールの作成、変更、または削除は、サイト管理者のみが実行できます。
スケジュールは、わかりやすい名前を付けて識別できます。 名前が指定されなかった場合は、反復パターンや実行日時などの情報を基に既定の名前が作成されます。
注意
共有スケジュールを作成するには、SQL Server エージェント サービスが必要です。
共有スケジュールの作成および管理 (SharePoint)
共有スケジュールを作成するには
[サイトの操作] をクリックします。
[サイトの設定] をクリックします。
[Reporting Services] セクションで、 [共有スケジュールの管理] をクリックします。
[スケジュールの追加] をクリックして、[スケジュールのプロパティ] ページを開きます。
スケジュールにわかりやすい名前を付けます。 この名前は、Reporting Services レポートで使用するアプリケーション ページの、サイト全体のスケジュール定義ページのドロップダウン リストに表示されます。 読みづらい長い名前は避け、 名前の先頭に最もわかりやすい情報を置くという名前付け規則に従ってください。
頻度を選択します。 選択した頻度に応じて、その頻度をサポートするスケジュール オプションがページに表示されます (たとえば、 [月] を選択した場合、ページには各月が表示されます)。
スケジュールを定義します。 1 つのスケジュールの中での使用がサポートされない組み合わせもあります。
開始日と終了日を設定します。
[OK] をクリックします。
共有スケジュールの削除 (SharePoint)
共有スケジュールかレポート固有スケジュールかにかかわらず、すべてのスケジュールは手動で削除する必要があります。 使用中の共有スケジュールを削除すると、そのスケジュールへのすべての参照が、未指定のカスタム スケジュール (日時の情報がないカスタム スケジュール) に置き換わります。
スケジュールを削除することとスケジュールの有効期限が切れることは違います。 有効期限はスケジュールを停止するために使用されますが、スケジュールは削除されません。 スケジュールはレポート サーバーの操作を自動化することが目的であり、自動的には削除されません。 有効期限切れのスケジュールが残っていることで、レポート サーバー管理者は自動化された処理が突然停止した理由を知ることができます。 この有効期限が切れたスケジュールがなければ、レポート サーバー管理者は問題の診断を誤るか、正常に機能する処理のトラブルシューティングを行おうとして不要な時間を費やしてしまう可能性があります。
有効期限の切れたカスタム スケジュールは、レポートに関連付けられたままになります。 スケジュールの有効期限が切れたかどうかは、終了日を確認することで判断できます。 有効期限が切れた共有スケジュールは、[共有スケジュール] ボックスの一覧に残ります。 スケジュールの有効期限が切れたかどうかは [状態] フィールドに表示されます。 終了日を延長してスケジュールを再設定するか、不要になった場合はそのスケジュールの参照を削除することができます。
共有スケジュールを削除するには
[サイトの操作] をクリックします。
[サイトの設定] をクリックします。
[Reporting Services] セクションで、 [共有スケジュールの管理] をクリックします。
スケジュールを選択し、 [削除] をクリックします。
共有スケジュールの作成および管理 (ネイティブ モード)
共有スケジュールは、レポート マネージャーの [スケジュール] ページまたは Management Studio の [共有スケジュール] フォルダーを使用して手動で削除する必要があります。 使用中の共有スケジュールを削除する場合、その共有スケジュールへのすべての参照はレポート固有スケジュールに置き換えられます。
レポートおよびサブスクリプションに固有のスケジュールは、レポートまたはサブスクリプションを削除したとき、または別の方法でレポートまたはサブスクリプションを実行することを選択したときに削除されます。 たとえば、 [常に最新データを使用して、このレポートを実行する] を選択すると、レポート実行スナップショットとしてレポートを実行するために作成したレポート固有のスケジュールは削除されます。
スケジュールを削除することとスケジュールの有効期限が切れることは違います。 有効期限はスケジュールを停止するために使用されますが、スケジュールは削除されません。 スケジュールは多くの機能を自動化するために使用されるので、自動的に削除されることは決してありません。 有効期限切れのスケジュールが残っていることで、レポート サーバー管理者は自動化された処理が突然停止した理由を知ることができます。 有効期限が切れたスケジュールがないと、レポート サーバー管理者は問題の診断を誤るか、正常に機能していた処理のトラブルシューティングを行おうとして不要な時間を費やしてしまう可能性があります。
有効期限の切れたレポート固有スケジュールは、レポートに添付されたままになります。 スケジュールの有効期限が切れたかどうかは、終了日を確認することで判断できます。 有効期限が切れた共有スケジュールは、[共有スケジュール] の一覧に残ります。 スケジュールの有効期限が切れたかどうかは [状態] フィールドに表示されます。 終了日を延長してスケジュールを再設定するか、不要になった場合はそのスケジュールの参照を削除することができます。
共有スケジュールを作成、削除、または変更する (レポート マネージャー)
スケジュールの作成と変更は、スケジュールを実行する日時を指定する頻度オプションの設定で構成されます。
共有スケジュールは、個別のアイテムとして作成されます。 共有スケジュールは、作成後、サブスクリプションまたは他のスケジュール操作を定義するときに参照します。
レポート固有スケジュールは、サブスクリプションを定義するとき、またはレポート実行プロパティを設定するときに作成されます。スケジュール情報の入力は、サブスクリプションの定義またはプロパティの設定の一部です。 レポート固有スケジュールを定義するには、そのスケジュールを使用するレポートまたはサブスクリプションを開きます。
共有スケジュールには、 Reporting Services レポート サーバー上で実行され、パブリッシュされた任意の数のレポートおよびサブスクリプションが使用できるスケジュールや定期実行情報が含まれています。 同時に実行されるレポートおよびサブスクリプションが多数存在する場合は、それらのジョブに対する共有スケジュールを作成できます。 後で定期実行パターンや終了日を変更する必要性が生じた場合でも、それらを一度に変更できます。
共有スケジュールは管理が容易であり、スケジュールされている操作をより柔軟に管理できます。 たとえば、共有スケジュールを一時停止したり再開したりできます。 また、同時に実行される操作が多数スケジュールされていることに気付いた場合は、異なるタイミングで実行される複数の共有スケジュールを作成して、スケジュール情報を調整し、処理負荷をレポート サーバーに対して均等に配分することも可能です。
スケジュールは、いつでも作成または変更できます。 ただし、変更が完了する前にスケジュールが実行された場合、変更前のスケジュールが使用されます。 変更されたスケジュールは、保存されるまで有効になりません。
共有スケジュールを変更する場合は、変更操作を行う前に一時停止することができます。 変更内容は、スケジュールを再開すると有効になります。
共有スケジュールを作成または変更するには (レポート マネージャー)
レポート マネージャー (SSRS ネイティブ モード) を開始します。
レポート マネージャーのグローバル ツール バーで、 [サイトの設定]をクリックします。
[ スケジュール] をクリックします。
[新しいスケジュール]をクリックします。 既存のスケジュールを変更するには、スケジュールの名前をクリックします。
わかりやすいスケジュール名を入力します。
[時間] 、 [日] 、 [週] 、または [月] をクリックします。 一度だけ実行するスケジュールを作成するには、 [一度だけ] をクリックします。 スケジュールの基準を指定すると、新たなオプションが表示されます。
必要に応じて、スケジュールの開始日を選択します。 既定値は、現在の日付です。 明日以降の日付を入力して、スケジュールの開始日を延期できます。
必要に応じて、スケジュールの終了日を選択します。 スケジュールの実行は設定日に停止されますが、スケジュールは削除されません。
[OK] をクリックします。
共有スケジュールを削除するには (レポート マネージャー)
レポート マネージャーのグローバル ツール バーで、 [サイトの設定]をクリックします。
注意
[サイトの設定] が利用できない場合は、サイト設定にアクセスする権限がありません。
ページの [その他] セクションで、 [共有スケジュールの管理]をクリックします。
削除するスケジュールの隣のチェック ボックスをオンにして、 [削除]をクリックします。
複数のレポートおよびサブスクリプションによって使用される共有スケジュールを削除した場合、以前にその共有スケジュールを使用していたレポートおよびサブスクリプションごとに別個のスケジュールが作成されます。 新たに作成される各スケジュールには、共有スケジュールで指定されていた日付、時刻、および定期的なパターンが保持されます。 Reporting Services には、個々のスケジュールを一元管理する手段は存在しません。 共有スケジュールを削除した場合、それ以降は、各アイテムのスケジュール情報を個別に管理する必要があります。
共有スケジュールが使用されているかどうかがわからない場合は、代わりに Management Studio で削除することを検討してください。 Management Studio には、レポート マネージャーと同じ共有スケジュール管理機能が用意されていますが、共有スケジュールが使用されている各レポート名を表示する [レポート] ページが別途用意されています。
共有スケジュールを作成、削除、または変更する (Management Studio)
共有スケジュールには、 Reporting Services レポート サーバー上で実行され、パブリッシュされた任意の数のレポートおよびサブスクリプションが使用できるスケジュールや定期実行情報が含まれています。 同時に実行されるレポートおよびサブスクリプションが多数存在する場合は、それらのジョブに対する共有スケジュールを作成できます。 後で定期実行パターンや終了日を変更する必要性が生じた場合でも、それらを一度に変更できます。
共有スケジュールは管理が容易であり、スケジュールされている操作をより柔軟に管理できます。 たとえば、共有スケジュールを一時停止したり再開したりできます。 また、同時に実行される操作が多数スケジュールされていることに気付いた場合は、異なるタイミングで実行される複数の共有スケジュールを作成して、スケジュール情報を調整し、処理負荷をレポート サーバーに対して均等に配分することも可能です。
共有スケジュールを作成または変更するには (Management Studio)
SQL Server Management Studio を起動し、レポート サーバー インスタンスに接続します。
オブジェクト エクスプローラーで、レポート サーバーのノードを展開します。
[共有スケジュール] フォルダーを右クリックし、 [新しいスケジュール] をクリックします。 [新しい共有スケジュール] ダイアログ ボックスの [全般] ページが表示されます。
既存の共有スケジュールを変更するには、[共有スケジュール] フォルダーを展開し、変更するスケジュールを右クリックして、 [プロパティ] をクリックします。
わかりやすいスケジュール名を入力します。
必要に応じて、スケジュールの開始日を選択します。 既定値は、現在の日付です。
必要に応じて、スケジュールの終了日を選択します。 スケジュールの実行は設定日に停止されますが、スケジュールは削除されません。
定期的なスケジュールを構成するには、 [時間] 、 [日] 、 [週] 、または [月] を選択します。 追加のオプションが表示されます。 これらの追加のオプションを使用して、必要に応じた時間、日、週、または月に基づいて、スケジュールの頻度を構成します。
また、1 回のみの (定期的ではない) スケジュールを指定するには、 [一度だけ] を選択し、 [開始時刻] を指定します。
[OK] をクリックします。
共有スケジュールを削除するには (Management Studio)
オブジェクト エクスプローラーで、レポート サーバーのノードを展開します。
[共有スケジュール] フォルダーを展開し、削除するスケジュールを右クリックして、 [削除] をクリックします。 [カタログ アイテムの削除] ダイアログ ボックスが表示されます。
[OK] をクリックします。
複数のレポートおよびサブスクリプションによって使用される共有スケジュールを削除した場合、以前にその共有スケジュールを使用していたレポートおよびサブスクリプションごとに別個のスケジュールが作成されます。 新たに作成される各スケジュールには、共有スケジュールで指定されていた日付、時刻、および定期的なパターンが保持されます。 Reporting Services には、個々のスケジュールを一元管理する手段は存在しません。 共有スケジュールを削除した場合、それ以降は、各アイテムのスケジュール情報を個別に管理する必要があります。 共有スケジュールを削除する前に、[ レポート] ページ を使用して、現在共有スケジュールを使用しているレポートを確認します。
参照
スケジュール
共有スケジュールを一時停止および再開する
レポートのキャッシュ (レポート マネージャー)
レポート履歴へのスナップショットの追加 (レポート マネージャー)