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Analysis Services の構成 - アカウントの準備

このページを使用してサーバー モードを設定し、Analysis Services への無制限のアクセスを必要とするユーザーまたはサービスに管理アクセス許可を付与します。 セットアップでは、インストールするインスタンスの Analysis Services サーバー管理者ロールにローカル Windows グループ BUILTIN\Administrators が自動的に追加されることはありません。 サーバー管理者ロールにローカルの Administrators グループを追加する場合は、そのグループを明示的に指定する必要があります。

PowerPivot for SharePoint をインストールする場合は、SharePoint Server 2010 ファームでの PowerPivot サーバーの展開を担当する SharePoint ファーム管理者またはサービス管理者に管理アクセス許可を付与してください。 PowerPivot サービスのインストールとサービス アカウントの要件の詳細については、「SharePoint を使用した SQL Server BI 機能のインストール (PowerPivot とReporting Services)」を参照してください。

オプション

[サーバー モード] - サーバー モードでは、サーバーに配置できる Analysis Services データベースの種類を指定します。 セットアップ中に指定したサーバー モードを後で変更することはできません。 各モードは互いに排他的です。そのため、従来の OLAP ソリューションとテーブル モデル ソリューションの両方をサポートする場合は、それぞれ異なるモードで構成した 2 つの Analysis Services のインスタンスが必要になります。

管理者の指定 - SQL Serverのインスタンスに対して少なくとも 1 人のサーバー管理者を指定する必要があります。 指定したユーザーまたはグループは、インストールする Analysis Services インスタンスのサーバー管理者ロールのメンバーになります。 これらは、ソフトウェアをインストールするコンピューターと同じドメインの Windows ドメイン ユーザー アカウントである必要があります。

Note

ユーザー アカウント制御 (UAC) は Windows セキュリティ機能であり、管理操作または管理アプリケーションの承認を管理者が実行前に明示的に行う必要があります。 UAC は既定でオンになっているため、高度な特権を必要とする特定の操作について許可するよう求めるメッセージが表示されます。 UAC を構成して既定の動作を変更することも、特定のプログラム用に UAC をカスタマイズすることもできます。 UAC と UAC の構成の詳細については、「 ユーザー アカウント制御ステップ バイ ステップ ガイド 」および「 ユーザー アカウント制御 (Wikipedia)」を参照してください。

参照

サービス アカウントの構成 (Analysis Services)
Windows サービス アカウントと権限の構成