スナップショット フォルダの共有とセキュリティ設定
スナップショット フォルダを Microsoft SQL Server Compact 3.5 サブスクライバーで使用できるようにするための手順は 2 つあります。フォルダを共有にして UNC パスからアクセスできるようにすることと、適切な NTFS ファイル システムのアクセス許可を割り当てることです。Web 同期の構成ウィザードを使用すると、両方の手順が自動的に行われます。
Web 同期の構成ウィザードの詳細については、「Web 同期の構成ウィザードの使用」を参照してください。
スナップショット フォルダへの共有のアクセス許可の割り当て
スナップショット フォルダは、SQL Server Compact 3.5 レプリケーション プロバイダが UNC パス経由でアクセスできるように、共有フォルダにする必要があります。フォルダを共有する場合、適切なユーザー アカウントを追加し、このアカウントに読み取りの共有アクセス許可を与えます。SQL Server Compact 3.5 レプリケーション プロバイダの実行に使用する ID は、Microsoft インターネット インフォメーション サービス (IIS) 認証の構成方法によって異なります。詳細については、「スナップショット フォルダにアクセス許可を割り当てる方法」を参照してください。
重要
基本認証を使用する場合、ログオンとパスワードがネットワーク経由で送信されます。これらの値は、統合 Windows 認証を使用する場合には送信されません。
スナップショット フォルダへの NTFS アクセス許可の割り当て
スナップショット フォルダに共有のアクセス許可を割り当てるほか、NTFS アクセス許可も設定して、アクセスをセキュリティで保護する必要があります。スナップショット フォルダは、FAT または NTFS のいずれのファイル システムでフォーマットされたドライブにも置くことができますが、NTFS ファイル システムの方がセキュリティ面で優れているので、こちらのシステムを使用することをお勧めします。
スナップショット フォルダをセキュリティで保護するには、「スナップショット フォルダにアクセス許可を割り当てる方法」を参照してください。