次の方法で共有


ロックに関する情報の表示

sys.lock_information ビューを使用して、ロック要求とロック通知要求に関する情報を監視できます。Sys.lock_information は、ロックに関する情報のコレクションが含まれた仮想テーブルです。

次の表に、結果セットとして返される情報を示します。

列名 データ型 説明

request_spid

int

ロックが要求されたセッション。

resource_type

nvarchar(10)

ロックされている以下のリソース。

DB: データベース。

TAB: すべてのデータとインデックスを含むテーブル全体。

PAG (data): データ ページ。

PAG (idx): インデックス ページ。

PAG (lv): 長い値 (ntext、image) を含むデータ ページ。

PAG: SQL Server Compact 3.5 により内部的に使用されるページ。

MD: メタデータ (SQL Server Compact 3.5 では、MD は Sch-X ロックと Sch-S ロックにのみ関連付けられます)。

resource_description

nvarchar(32)

リソースに関する詳細な識別情報。内容は、ロック リソースの種類によって異なります。

PAG: ページ番号 (PageId)。

RID: テーブル内のロックされた行の行 ID。行は PagId:RowId の組み合わせにより識別されます。RowId は、そのページの行 ID です。

request_mode

nvarchar(5)

要求されているロック モードまたは許可されたロック モード。

S、X、U (および IS、IX、IU) は、オブジェクトに適用される最も一般的なロックです。

SCH-S と SCH-X は、スキーマの変更に関連します。

resource_table

nvarchar(128)

ロックにより参照されるテーブルの名前 (使用可能な場合)。この値は、以下の状況では NULL になります。

  • tableid が NULL の場合。
  • テーブルの名前が使用できない場合。たとえば、テーブルをトランザクションから参照できない場合や、テーブルが内部テーブルの場合などです。

resource_table_id

int

テーブルの内部 ID。resource_type の値が DB または PAG (lv) の場合、この値は NULL になります。

request_status

nvarchar(5)

ロックの状態。値は GRANT または WAIT です。

参照

概念

ロック (SQL Server Compact)
ロックについて
ロックのカスタマイズ

ヘルプおよび情報

サポートについて (SQL Server Compact 3.5 Service Pack 1)