スクリプト コンポーネントでのイベントの発生
イベントは、エラーや警告、およびタスクの進行状況や状態などのその他の情報を、親パッケージにレポートする方法を提供するものです。パッケージには、イベントの通知機能を管理するためのイベント ハンドラがあります。スクリプト コンポーネントは、ScriptMain クラスの ComponentMetaData プロパティに対してメソッドを呼び出して、イベントを発生させることができます。Integration Services パッケージがイベントを処理する方法の詳細については、「Integration Services のイベント ハンドラ」を参照してください。
イベントは、パッケージ内で有効な任意のログ プロバイダに記録できます。ログ プロバイダは、イベントに関する情報をデータ ストアに保存します。スクリプト コンポーネントは、イベントを発生させずに Log メソッドを使用して、情報をログ プロバイダに記録することもできます。Log メソッドの使用方法の詳細については、次のセクションを参照してください。
イベントを発生させるには、スクリプト コンポーネントは ComponentMetaData プロパティによって公開される、IDTSComponentMetaData90 インターフェイスの次のメソッドのいずれかを呼び出します。
イベント | 説明 |
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パッケージ内でユーザー定義のカスタム イベントを発生させます。 |
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パッケージにエラー条件を通知します。 |
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ユーザーに情報を提供します。 |
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コンポーネントの進行状況をパッケージに通知します。 |
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エラー条件ではないが、コンポーネントがユーザーに通知する必要がある状態であることをパッケージに通知します。 |
エラー イベントを発生させる簡単な例を次に示します。
Dim myMetadata as IDTSComponentMetaData90
myMetaData = Me.ComponentMetaData
myMetaData.FireError(...)
参照
その他の技術情報
Integration Services のイベント ハンドラ
パッケージのイベント ハンドラの作成