次の方法で共有


レポートの実行 (レポート ビルダ)

レポートをデザインするときは、データのサンプル表示を使用して作業します。サンプル表示では、テキストは "X" として、数字は "0" として表示されます。実際のデータは、レポートを表示するまで確認できません。

データを表示するには、レポートを実行 (表示) する必要があります。レポートを実行するには、レポート ビルダのツール バーの [レポートの実行] ボタンをクリックします。結果は、レポート ビルダの実行モード ウィンドウに表示されます。レポートを実行した後、続けてレポートの調整、保存、印刷を行うことも、別の種類のファイルとして保存することもできます。また、レポートに表示されるデータを確認することもできます。組織内で SQL Server Enterprise Edition を実行している場合は、クリックスルー レポートを使用してデータをドリルスルーすることもできます。

続行する前に、レポート レイアウトとデータがどのように組み合わされるかを理解しておくと便利です。

レポートの実行の概要

レポート ビルダのレポートのレイアウトは、レポート定義言語 (RDL) という XML スキーマに基づいています。このスキーマでは、レポート実行時のレポートの表示方法に関するすべての情報が提供されます。たとえば、RDL では、各フィールドのデータをレポート内のどこに表示するか、レポート全体でどの色を使用するか、改ページをどこに配置するかが指示されます。

レポートのデザイン時に、データ ソースからデータを取得するために使用するメタデータも作成できます。このメタデータでは、レポートに追加したフィールドおよびエンティティについての情報や、データに適用する並べ替え、グループ化、フィルタ、または関数についての情報が提供されます。

レポート ビルダのツール バーの [レポートの実行] ボタンをクリックすると、すべてのレポート情報がレポート サーバーに送信されます。レポート サーバーでは、RDL からクエリ メタデータが抽出されます。そのメタデータを使用して目的のデータが取得され、指定したフィルタ、関数、並べ替え、またはグループ化などが適用されます。次に、データと RDL が組み合わされ、レポート ビルダの実行モード ウィンドウにレポートが表示されます。

このセクションの内容

トピック 内容

実行モードでのレポートの操作 (レポート ビルダ)

レポートの実行後に、レポートの変更やレポートのコンテンツの表示を行う方法について説明します。

レポートからのクリックスルー レポートの表示 (レポート ビルダ)

レポートに表示されているデータに関連するデータを調べる方法について説明します。

参照

処理手順

レポートを実行する方法 (レポート ビルダ)

概念

レポートのデザイン (レポート ビルダ)
レポートの書式設定 (レポート ビルダ)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手