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ユーザー インスタンスに接続する方法

開発者は SQL Server Management Studio または SQL Server Management Studio Express を使用して、SQL Server Express ユーザー インスタンスを管理できます。SQL Server Express ユーザー インスタンスに SQL Server Management Studio またはSQL Server Management Studio Express を使用する場合の前提条件は、このユーザー インスタンスが実行されており、アクティブであることです。ユーザー インスタンスが実行されている場合、SQL Server Management Studio は名前付きパイプ プロトコルを使用してユーザー インスタンスに接続されます。

SQL Server Express の親インスタンスへの接続に使用する名前付きパイプを決定するには

  1. SQL Server Management Studio を開くには、[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をポイントします。次に、[Microsoft SQL Server 2005] をポイントし、[SQL Server Management Studio] をクリックします。

    Aa337276.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
    SQL Server Management Studio Express は無償でダウンロードできます。このツールは、SQL Server Management Studio Express ダウンロード センターからインストールできます。
  2. SQL Server Management Studio で新しいクエリ エディタ ウィンドウを開くには、[新しいクエリ] をクリックします。

  3. 新しいクエリ ウィンドウで、次のコマンドを入力します。

    Use Master;
    GO
    Select owning_principal_name, instance_pipe_name from sys.dm_os_child_instances;
    GO
    
  4. 結果が表示されたら、owning_principal_name 列で、そのユーザー インスタンスがどのユーザーを対象としているか (ユーザー名) を確認します。instance_pipe_name 列から、名前付きパイプ値をコピーします。

  5. 新しいデータベース接続を作成します。オブジェクト エクスプローラで [接続] をクリックし、[データベース エンジン] をクリックします。[サーバーへの接続] ダイアログ ボックスで、次に示すように、「np:」を前に付けて名前付きパイプ値を貼り付けます。

    np:\\.\pipe\3C3DF6B1-2262-47\tsql\query

これにより、SQL Server Management Studio を使用して、ユーザー インスタンスに関連するオブジェクトを管理できるようになります。

参照

概念

sys.dm_os_child_instances
管理者以外のユーザーのためのユーザー インスタンス

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手