MSSQL_ENG014161
新規 : 2006 年 7 月 17 日
メッセージの詳細
製品名 |
SQL Server |
製品バージョン |
9.0 |
製品ビルド番号 |
9.00.1399.60 |
イベント ID |
14161 |
イベント ソース |
MSSQLSERVER |
コンポーネント |
SQL Server データベース エンジン |
シンボル名 |
|
メッセージ テキスト |
パブリケーション [%s] のしきい値 [%s:%s] が設定されています。ログ リーダーとディストリビューション エージェントが実行されており、待機時間の要件に適合することを確認してください。 |
説明
レプリケーションでは、いくつかの条件に対して警告を有効にできます。これには、トランザクション サブスクリプションに指定した待機時間の超過も含まれます。待機時間とは、パブリッシャでデータ変更がコミットされてから、サブスクライバで対応する変更がコミットされるまでの経過時間です。
レプリケーション モニタまたは sp_replmonitorchangepublicationthreshold を使用して警告を有効にするときは、警告を表示するタイミングを決定するしきい値を指定します。指定したしきい値に達するか、そのしきい値を超えた場合、警告がレプリケーション モニタに表示され、イベントが Windows イベント ログに書き込まれます。しきい値に達した時点で、SQL Server エージェントの警告を表示させることもできます。詳細については、「レプリケーション モニタのしきい値と警告の設定」および「レプリケーションをプログラムから監視する方法 (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)」を参照してください。
ユーザーの操作
サブスクリプションが待機時間のしきい値を超えた場合は、システムでパフォーマンスの問題が発生しているかどうか、またはしきい値を調整する必要があるかどうかを確認する必要があります。レプリケーションを構成したら、パフォーマンス基準を策定します。これにより、アプリケーションおよびトポロジにおける通常のワークロードに対するレプリケーションの動作方法について判断できるようになります。このパフォーマンス基準には待機時間を組み入れ、適切なしきい値を設定できるようにします。
しきい値が適切でも、その値を超えた場合は、システム内のパフォーマンスのボトルネックになる部分を特定する必要があります。レプリケーション パフォーマンスの監視とトラブルシューティングを行う方法の詳細については、次のトピックを参照してください。