Reporting Services アドインをアンインストールする方法
新規 : 2006 年 12 月 12 日
SharePoint テクノロジ用 Reporting Services アドインは、セットアップをアンインストール モードで実行することによりアンインストールできます。アドインをアンインストールすると、レポート サーバーでのレポートとモデルの処理に使用されているサーバー統合機能が削除されます。
Reporting Services アドインをアンインストールするには、Windows SharePoint Services または Office SharePoint Server 2007 がインストールされ、動作していることが必要です。SharePoint 製品またはテクノロジを先にアンインストールした場合、これをもう一度インストールしなければ Reporting Services アドインをアンインストールできません。
アドインをアンインストールする手順は、スタンドアロンのサーバーの場合もサーバー ファームの場合も同じです。セットアップにより、インストール時に追加されたプログラム ファイルと構成設定が削除されます。
次のものはセットアップによって削除されません。
- SharePoint の構成データベースとコンテンツ データベースのアクセスに使用されていた、レポート サーバー Web サービス アカウントおよび Windows サービス アカウント用に作成されたログイン。これらのログインは、SharePoint データベースのホストに使用されている SQL Server データベース エンジン インスタンスから削除する必要があります。
- レポート ユーザー用に作成した権限またはグループ。レポート サーバーの機能へのアクセスを許可するためカスタム権限レベルまたは SharePoint グループを作成した場合は、不要になった権限を取り消す必要があります。
- SharePoint ライブラリにアップロードしたデータ ファイル。レポート定義 (.rdl)、レポート モデル (.smdl)、共有データ ソース (.rsds) などのファイルは削除されませんが、実行されなくなります。これらのファイルは手動で削除する必要があります。
セットアップによって、レポート サーバー データベースが削除されたり、統合操作に使用されていたレポート サーバー インスタンスが変更されることはありません。アドインをアンインストールした後、レポート サーバー インスタンスをスタンドアロンのレポート アプリケーションとして使用する場合は、レポート サーバーをネイティブ モードで実行するように切り替えることを検討してください。
Reporting Services アドインをアンインストールするには
今後使用しないレポートとその他のレポート サーバー アイテムを削除します。これらは、Reporting Services アドインを削除すると実行されなくなります。
コントロール パネルの [プログラムの追加と削除] で、[Microsoft SharePoint テクノロジ用 Microsoft SQL Server 2005 Reporting Services アドイン] を選択します。
[削除] をクリックします。
参照
概念
Reporting Services アドインのインストール
その他の技術情報
サーバー モードを切り替える方法 (Reporting Services 構成)
SharePoint データベースへのレポート サーバー コンテンツの格納と同期
SharePoint サイトからのレポート サーバー アイテムの表示と管理